「ほらと横山とたかし」 | 福盛貴弘の脳炎日記

福盛貴弘の脳炎日記

日常生活で起きたことを素朴に書き記しています。
まずは、予告編2編をご覧ください。

横山たかしさん死去、相方横山ひろし「ありがとう」

 

1日午前3時51分、多臓器不全のため、大阪市内の病院でお亡くなりに。

享年70歳。まだ早いと言うべきか。

 

松竹の芸人なので、松竹系の番組でしか見れず。

だから、テレビで見た回数は吉本系よりは少ない。

 

それでも、記憶に残っているほら漫才。

私の中での、金持ちのお坊ちゃまネタの代表格。

 

すまんの~って誰に何をと言いたくなるツカミ。

お前が金持ちやないやんけと分かっているのに客もお約束につきあう。

 

「医者やのうて石屋じゃ」が一番記憶に残る。

結局わかりやすいダジャレだからか。

 

ただただダジャレだけを繰り返すのは、好みではない。自己満足感が強く、なんで笑えへんのんかいう傲慢さが見えるので、好みではない。

 

ただ、いろんな小オチの中にまじえてくるのならいい。

ある程度の話の流れがあって、たまにぶちこむのは嫌いではない。

 

車いすになってからのネタはテレビで1,2回見た。

たぶん、BS朝日の『お笑い演芸館』だろう。

 

決して『ENGEIグランドスラム』で見ることができるコンビではない。

でも、やはりこれがなければという余人に代えがたき漫才であった。

 

94年、学生の頃、何かにとりつかれたように、すまんのお、つらいのおをネタとしてよく言っていた。そしたら、その年に上方漫才大賞。

 

当時の私は大阪情報から離れていたのに。ようやく花咲いたというかなんというか。なにはともあれ、あの世でもやすしに、しばかれないことを祈るだけである。

 

 

文中敬称略

 

 

 

 

追記

 

道頓堀角座に行ったのが、2014年。

酒井くにお・とおるが大トリであった。

 

その頃、たかしが腰部脊柱管狭窄症を発症して、休養に。

丁度いいタイミングというのは難しいものである。

 

 

→ 「脳とお笑いと角座」

 

→ 「寄席となかなかと角座」