6月上旬から、頻尿に苛まされていた。
言うまでもなく、石が微妙に詰まっていたからである。
大きな石か、引っかかり方が悪いと激痛が走る。
尿管で詰まると、腎臓が張れ上がり、その痛みを感じるということ。
なので、尿管を越えると激痛ではなくなる。
膀胱あたりから、痒さに変わってくる。
そして、すぐに尿意が。しかし、出ない。
この繰り返しでトイレを行ったり来たり。
これは、激痛とは違った意味でつらい症状である。
結構な時間、こういう状態が続くからである。
小便によって、石の角度が変わり、痒みが治まる時はある。
しかし、出てくれないことには、また再発する。
他の人からは想像しにくいのだが、こうなると講義をするのは無理。
しょっちゅう出たり入ったりでは、授業にならないので。
この痒さには痛み止めは全く効かない。ただただ耐えるのみ。
この状態が、6月7日に急展開を迎える。
いよいよ尿道に移った。ここが一番痒みが増すところ。
ただ、小便の勢いさえあれば、一気に流し出せる。
結果、1.5Lの水を飲んで、立て続けに流すことができた。筑波大への移動中、流山おおたかの森ででかいのが1つ、小さいのが4つ、そして、守谷で2つ。計7つの石が。
痒みは治まった。これですっきり。
ただ、出てきた石をかわいい7つの子だとは思えなかった。