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「スーパーリアル麻雀PIV」 レビュー (スーパーファミコン)

2019-08-25 21:00:02 | SFCなどのレビュー
2人打ち麻雀
セタから発売
1994年3月25日発売


あらすじ

アーケード版は
三姉妹の居る雀荘のスタッフ募集の張り紙を見て訪れたプレーヤーが、その腕を試す。
「愛菜」「悠」「香織」の3人。


特徴

同名アーケード版の3姉妹が登場するが
移植版って訳ではないので勝ったからと言って即座に脱衣ムービーが流れる訳ではない(重要)。

若干のアニメーションを行う。

「ポン」「チー」「ツモ」などの対戦時に音声がある。
但し、アニメーション時は殆どない。


ゲームモードは
「デートモード」と「パズルモード」の2種類。

・「デートモード」

 3姉妹の1人を選び
 麻雀を行い、勝った点数を貯め
 決められた点数を消費する事でデートに行く事が出来る。
 相手が勝つとその分、貯めた点数は没収される。
 1人付き5種類
 デートは1回選んだあとでもお金を使えば再度選択可能。
 (無料にはならない)
 パスワードやセーブなどで記録を取る事は出来ない。

 愛菜
 「公園」    :12000点
 「映画」    :16000点
 「遊園地」   :20000点
 「夏祭り」   :24000点
 「海水浴」   :32000点

 悠
 「夏祭り」   :16000点
 「カラオケ」  :20000点
 「ツーリング」 :24000点
 「海水浴」   :32000点
 「ビーチバレー」:42000点

 香織
 「避暑地」   :20000点
 「ゴルフ」   :24000点
 「ディスコ」  :28000点
 「温泉」    :36000点
 「ハワイ」   :48000点

 
・「パズルモード」

 麻雀を行い、決められた役で上がる事でピースが取れていく。
 役満で上がると決められた役でなくても2つほどピースが取れる。
 全てのピースを取る事で完成し、ステージクリアとなり、ご褒美のアニメーションが見られる。

 但し、麻雀でフリテン(点数がマイナス)になると取れたピースが復活してしまう。

 「愛菜」→「悠」→「香織」の順で行う。(選択不可)

  こちらのモードもパスワード、セーブなど記録は取れない。





点数は55点

良い点

・アニメーション


悪い点

・エンディングがない
・パスワードがない。

良い点の解説

・アニメーション

 まだまだスーパーファミコンの容量は限られるのに、
 大きい女子キャラクターがアニメーションするのは作り手の拘りを感じるね。
 ただ全てのデートというわけではない。

悪い点の解説

・エンディングがない

 「デートモード」で
 1度選んでも選択不可になる訳ではない。
 またお金を払えば何度でも行けるが変化はない。
 (無料じゃねーのかよ)
 そして全種類を見た所でそのキャラから特に何かある訳ではない。

 「パズルモード」も
 3人をクリアしたところでこれと言ってエンディングがない。    
    
 「デートモード」はさ~。
 全部連れて行ったんだから

 「色んな所に連れて行ってくれてありがとう」ぐらい言えや。
 何で何の変化もねぇんだよ!
 多少イチャイチャするようなメッセージが見たかったぞコラ!

 あ?
 当時の女子はお高かっただと?
 いや~。元は麻雀で相手が上がったら脱ぐことになる子達やで
 脱ぐのはイージーだけどでデートは厳しい…
 そんな事、あるかッ!!
  

・パスワードがない。

 何度も点数さえあれば選べる「デートモード」はともかく
 攻略キャラの順序が決まっている「パズルモード」では
 「香織」を任意で選べないのは難。



 
麻雀のバランスはいいかな?
イカサマアイテムなどはないが強すぎず弱すぎず…
ずっと繰り返していれば全キャラ攻略も可能だろう。
ちなみにアーケード版は『Ⅴ』ぐらいまで相手側が「天和」とかあった。
恐るべし…

ただ、髭人としては本作で「地和」であがったことはある。
逆に「四暗刻」で上がられた事もあるが(苦笑)

しかし3姉妹というが髪色が違い過ぎないか?
あれこれややこしい血筋をしているとか?
単純に隔世遺伝って事にしておこう…


裏ワザ
 
・「デートモード」「パズルモード」のアニメーションを見る。

 モードセレクト画面で
 「上、上、L、下、下、L、右、左、右、左、B」の順に押す。
 それから
 「おまけモード(オプション)」 に

 「絵を見る」

 が追加される。
 すると、アニメーションを見る事が出来る。
 但し、誰のどのアニメーションを見るのか選択するのは不可。

 「愛菜」のアニメーションを全部、順番に見て
 次に「悠」、そして「香織」となる。


この裏ワザを使ってみてしまうと2つのモードが意味をなさなくなる…
最初ぐらいは全部自力で見ろーい!!

ここからがネタバレ
(今回は元が脱衣麻雀だったのでエロ表現あり)
























元がアーケードの脱衣麻雀って事で本作にどれだけのサービスシーンがあるのかを
極度に重視する紳士の皆様は多かろうと思うので詳しい描写の有無を予め書いておこう。

乳首:×
ブラ:×
パンツ:△(チラッ程度)
水着:○

アーケード版はブラジャーを取りおっぱいの露出は当然のことながら
パンツも脱ぎかけていた。
(『脱いではいない』ここが気になる人はアーケード版をプレイだ!)

昨今のお色気入りのゲームだと
ダメージ受けると服が破れて肌や下着を露出させたり
極端で露骨な乳揺れをする事が多いのを踏まえると残念に思えてしまうかもしれない。

当時の任天堂基準だからね。
女性の乳首に関しては何時だってダメだが(裏ワザを行う事で見られる奴は決して0ではないが)…


それらを考えるとこのスーパーファミコン版は控えめというか
控えすぎと言えるのかもしれないが
スーパーファミコン版は
彼女たち3姉妹と健全なデートを楽しんでいるという位置づけをするのが適切なのではないだろうか?






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