髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「スーパーボンバーマン」 レビュー (スーパーファミコン)

2020-07-03 21:00:00 | SFCなどのレビュー
「ボンバーマン」シリーズ
アクションゲーム
1993年4月28日発売
開発も発売もハドソン


あらすじ

 『ボンバーマン』達が住む『ピースタウン』から遥か北にある近代都市『ダイヤモンドシティ』に
 悪の権力者『カラット・ダイヤモンド』と科学者『Dr.ムック』が
 ロボットを改造し「ロボットトーナメント」という大会を開催。
 『ボンバーマン』の高い戦闘力に目を付けた『カラット・ダイヤモンド』は
 『メカボンバー(ニセボンバーマン)を製造し、『ボンバーマン』を捕まえるために
 『ピースタウン』に向かった。
 その計画を知った『黒ボンバーマン』は単身立ち向かうが
 『メカボンバーマン』に返り討ちに遭い『ブラックボンバーマン城』を奪われてしまった。
 『黒ボンバーマン』はどうにか『白ボンバーマン』のもとへ逃れた『黒ボンバーマン』は
 『白ボンバーマン』に『カラット・ダイヤモンド』に伝えた。
 そこへ『ピースタウン』に押し寄せてくる敵のロボット軍団。
 2人は『カラット・ダイヤモンド』の野望を阻止する事ができるか?




本作の特徴

多数の作品が出ているボンバーマンシリーズなので
本作独自の要素をピックアップして説明する。



 [ストーリー&バトル共通]

 ・『キック』追加
  『キック』アイテムを取得後、
  爆弾に離れてから触れると爆弾がスライドして進む。
  物や人に当たると止まる。
  蹴ったボムに敵が当たるとダメージ

 ・『パンチ』追加
  『パンチ』アイテムを取得後、
  爆弾に対してYボタンを押すとパンチして放物線を描いて跳ぶ。
  物や人は跳び越える。
  飛ばしたボムに敵が当たるとダメージ


 [ストーリーモード]

 ・『貫通ボム』追加 

 ・『貫通ボム』と『リモコンボム』が併用可能

 ・ボス戦は巨大メカ

 ・タイマーがゲージ表記
  (他のシリーズは数字表記)

 [バトルモード]

 ・マルチタップを用いる事で1~4人まで対戦可能

 ・時間は2分固定。
  任意に設定不可

 ・ステージ数12

 ・爆弾を仕掛けるとランダムで『不発弾』が出現する。
  『不発弾』とは
  (通常の時間では爆発せず、
   暫く放置していると息を吹き返し爆発する。
   動かない状態で他の爆発に巻き込まれると誘爆する)

 [ドクロの仕様]

 ・ドクロはかかってから一定時間後に解除される。

 ・ドクロに別のプレイヤーが触れるとそのプレイヤーも伝染する。
  伝染させても元のプレイヤーは治らない。

 ・火を当てると消滅(弾いたりせず消える)

本作のみの仕様

 ・『貫通ボム』と『リモコンボム』が併用可能

 ・バトルモード時に不発弾あり

 ・ドクロは一定時間

 ・ドクロに別のプレイヤーが触れるとそのプレイヤーも伝染する。
  伝染させても元のプレイヤーは治らない。

 ・ドクロは火を当てると消滅(弾いたりせず消える)






操作方法

 十字キー:移動
 Aボタン:爆弾設置
 Bボタン:リモコン爆発
 Yボタン:ボムパンチ
 Xボタン:蹴ったボムの停止
 Rボタン:蹴ったボムの停止
 Lボタン:ボムパンチ

1~5までのアイテムの有無

 [ボム関連アイテム]

 『ボムUP』:〇
 『火力UP』:〇
 『スピードUP』:〇
 『フルファイヤー』:〇
 『貫通ボム』:〇(ストーリーのみ)
 『リモコンボム』:〇(ストーリーのみ)
 『Pボム』:×
 『スライムボム』:×
 『地雷ボム』:×
 『追跡ボム』:×


 [行動関連アイテム]

 『キック』:〇
 『パンチ』:〇
 『パワーグローブ』:×
 『プッシュ』:×

 
 [その他アイテム] 

 『ドクロ』:〇(バトルのみ)
 『ハート』:〇(ストーリーのみ)
 『乗り物』:×


 [仕様]

 『不発弾』:〇
 『キック』した爆弾での敵へのダメージ:〇(ストーリーのみ)
 『パンチ』した爆弾での敵へのダメージ:〇(ストーリーのみ)
 『パワーグローブ』でのボンバーマン投げ:×
 『貫通ボム』と『リモコン』との併用:〇
 『デンジャラスボム』:×

 [バトルモードでのシステム]

 時間設定:2分のみ(任意で設定不可)
 勝利数設定:1~5
 COMレベル設定:1~10

 サドンデスモード:×
 優勝時の特典:×



 操作方法

 十字キー:移動

 Yボタン:パンチ
 Bボタン:リモコンボム爆破
 Aボタン:爆弾設置
 Xボタン:キックした爆弾停止


得点は70点

良い点
・4人対戦

悪い点
・爆弾『キック』『パンチ』でダメージ


良い点の解説
・4人対戦

 スーパーファミコンにマルチタップにつないでの4人対戦はアツイわな。
 このボンバーマンのおかげかスーパーファミコンで
 マルチタップを使用して多人数プレイが可能なゲームは増えていた。

悪い点の解説
・爆弾『キック』『パンチ』でダメージ

 ちょっと使い勝手が良すぎるわ。
 雑魚にはまだいいがボスにも効いてしまうのはな。
 ちょっとやり過ぎ。
 パンチも同様。




「スーパーボンバーマン」シリーズで本作ならここがポイント!!


・『ノーマルモード』での『リモコン』と『貫通ボム』の併用。

 スピードアップできびきび動いて
 仕掛けた爆弾を即座に爆発。
 壁を貫通するのでステージ上が火の海と化す。

 圧倒的火力で壁や敵を倒して10秒程度の速攻クリアするのは快感でさえある。

 但しあまりにも強力過ぎて次回からは封印された仕様である(悲)
 ただまぁ…
 2人プレイでやると相方が即爆破の際の邪魔になる事が予想されるので
 1人プレイでやるのが望ましい。

 後『リモコン』も『貫通ボム』も1度死ぬと解除になるので
 どちらかを取った後で死なずに進める技量は必要となる。



ここからがネタバレ

























ラスボスは
サングラスをかけたモヒカン野郎とシルクハットかぶった奴。
第2形態は気球で浮かんでいてほぼ無抵抗。
『パンチ』アイテムを落としてくるので
それを取って、爆弾をパンチで当てる。
とっとと逃げればいいのに…

エンディングは
そんな2人組を倒して
他の色のボンバーマンが喜んでスタッフロール。


そこそこキャラが立っていたラスボスであるが
スーパーボンバーマンシリーズでは本作のみの出演となる。
「ロックマン」の『Dr.ワイリー』みたいに定番化するのも
良かったんじゃないかって思えるけども…
コンビのボスってのもいい気がするけど
「スーパーボンバーマン」シリーズってキャラに台詞ないよな。
(音声は「3」から出るけど)

後、ストーリー的に都市とかあるんだな。
次作からの舞台は大抵、宇宙に移っていくのだが…
まだ世界観が固まる前って感じかね。


本作唯一の仕様である不発弾があるってなると
やはり次回のレビューの予告をしたくなるな…


 最も危険な罠、それは不発弾。
 たくまずして仕掛けられた地表の上で眠る殺し屋。
 それは突然に目を覚まし、偽りの平穏を打ち破る。
 バトルモードは巨大な罠の街。
 そこかしこで、信管をくわえた不発弾が目を覚ます。
 次回「スーパーボンバーマン2」
 『ボンバーマン』も、巨大な不発弾。
 自爆、誘爆、御用心。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿