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「キャッスルエクセレント」 レビュー (ファミコン)

2018-05-18 21:00:47 | ファミコンレビュー
PC版の「ザ・キャッスル」の続編
サイドビューアクションパズルゲーム
1986年11月28日発売
発売はアスキー


あらすじ

類まれなる美貌と美しい歌声で人々から愛されていたフローリン王国の『マルガリータ姫』は
彼女の噂を聞いた魔王『メフィスト』が彼女を誘拐し歌人形にすべく
『グロッケン城』に監禁してしまった。
それを聞きつけた隣国の王子『ラファエル』は姫を助けるべく
グロッケン城に乗り込んだのだった。


特徴

縦横10×10の広大なステージがつながっており

6種の色違いの扉があり、それに対応した鍵で開く。
鍵はステージの至る所にあるが扉の開ける順番を間違えると
詰むような事があるので迂闊に開いてばかりではいけない。


コントローラ2のAかBボタンで
「サブコマンド」を使用可能。5つのコマンドが表示される。

・RESET:残機を1つ使い、その面の最初からやり直す

・BACK:残機を1つ使い、今の部屋の前の部屋に入った時の最初に戻れる

・LOAD:カセットテープで記録したところから遊べる。
 ※カセットテープがないと動かなくなる。注意。

・SAVE:残機を1つ使い、現在の状態をセーブ。
 その際、「データレコーダ―」や「ターボファイル」という周辺機器が必要

・GAME:今のゲームを再開する。

ブロックを間違えた破壊した時に「RESET」
別の部屋に入ってしまった時には「BACK」

と、使い分けよう。

操作方法

十字キー:移動
Aボタン:ジャンプ
Bボタン:ナイフ
スタートボタン:ポーズ
セレクトボタン:マップ入手時、現在地の表示

ⅡコンのAorBボタン:サブコマンド呼び出し



点数は30点

良い点


悪い点
・自キャラの当たり判定
・短剣の当たり判定


悪い点の解説
・自キャラの当たり判定
ジャンプがゆっくりで比較的長い時間ジャンプ出来るが
初動もゆっくりなので速い敵にだとジャンプしても間に合わず
足が当たって死ぬ。
早めのジャンプを心がけたい所である。

・短剣の当たり判定
短い。
その上判定もやや曖昧でこちらがやられることも多々発生。
慣れの問題か?
もう怖くて剣を出せん!

・セーブに周辺機器が必要
パスワードが欲しかった所だがなぁ~。
「テープレコーダー」やら「ターボファイル」
っつ~周辺機器なんて俺は見た事ねぇぜ。



ゲームとしては
剣は射程が短すぎて使いづらい。
それなら弾数制限でもいいから投擲にしてほしかった…

後、マップは広大で複雑。
どこをどのように進んでどの色の扉を開けるのかはかなり重要。
下手な動きをすると詰む。

だからこそというのか悪い点でも述べているけど
パスワード制にしてほしかったわ。
同じような広大なマップの「ドラゴンスレイヤーIV」みたいにね。


周辺機器を買わせる為に敢えてそうしたのかもね。
後に出た「アルマジロ」のように…
と言っても全然普及しなかったけどね。





そーそー。
このゲーム。
死んだ時の復帰がその部屋に入った最初の状態から再開になるので
ボンベを取り、水中から扉に入り、ボンベの効果が切れた後、死んだ場合は
ボンベを取った状態から再開となるので問題はないが…

エレベータを使ってその出た先が水中だった場合
(上から水が漏れるだろってツッコミはなしで…)
ボンベを取ってない状態だと残機が無くなるまで溺死し続けるのである…

アトランチスの謎」のブラックホール面と同じである。




ここからがネタバレ






















姫を救う(触れる)事でクリアんだけどさ。
「魔王メフィスト」は放置なんだよな。
というかその「メフィスト」自体が出てこないし…
外出中?
ただ、没データみたいなもので「メフィスト」らしきものはあるようだ。
(そんなデータを解析するとは好きな人がいるんだなぁ~)
でも、彫刻刀かって思えるほどの射程の短剣で魔王を倒せるのかって話だけどね(苦笑)



「キャッスルエクセレント」…

英語は「excellent」。

「優秀な・優れた・最高に素晴らしい」

う~ん…
個人的には「優れた」っていうより単に「地獄」って感じだったぜ。


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