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「チップとデールの大作戦」 レビュー (ファミコン)

2019-11-15 21:00:07 | ファミコンレビュー
サイドビューアクション
開発も発売もカプコン
1990年6月8日発売

あらすじ

レスキューレンジャーは少女にマンディーと名付けられた行方不明の猫を取り戻すという指令を実行する。
ガジェットがエリアを探し回り続け、モンテリージャックがジッパーと不思議な機械の犬の目撃調査に派遣されると、
チップとデールは町中や研究所の中の調査を進めたのであった。



特徴

・2人同時プレイが可能である。
 サイドビューアクションで2人同時プレイというと
 やや動きはもっさりしていることが多いが素早く動けるのは珍しい。

・Bボタンでステージに設置されている木箱などを持ち上げて投げる事が出来る。
 下ボタンを押す事でその木箱の中に隠れる事も出来る。

星のパネルを集めると20個ごとに1UP
 (最大99個、それ以上集めても無駄)
花のパネルを集めると100個ごとに画面端から星が流れて来る。それを取ると1UP
 (最大999個、それ以上集めても無駄)

※2人同時プレイにするとこの半分で1UP可能。
 星のパネルは10個、花のパネルは50個という事になる。
 2人同時プレイで始めて
 相方がやられて1人プレイをしてもその状態は維持するので
 残機を稼ぐのなら『チップ』か『デール』を近くのサボテンにぶっ刺しまくって
 早々に御退場願うのもいいのかもしれない(酷い!!)


操作方法

 左右キー:移動
 下キー:しゃがむ
  下キー+Aボタン:下の段に降りる

 Aボタン:ジャンプ
 Bボタン:物を持ち上げる。
  物持ち上げ中、Bボタン:向いている方向に物を投げる。
  物持ち上げ中、上+Bボタン:上方向に物を投げる。

  物持ち上げ中、下キー:箱とナット内に入る。
  物持ち上げ中、下キー+Aボタン:物と共に下の段に降りる


 スタートボタン:ポーズ
 セレクトボタン:現在の星、花、残機数の表示
 (ゲーム中、それらの表示はない)


2人プレイ時

 相手そのものを投げる事が可能。
 相方が投げた物に触れると短時間だが硬直する。


得点は70点


良い点
・操作性良好
・2人同時プレイ可能

悪い点
特になし



良い点の解説
・操作性良好

 動きは機敏であり、
 ジャンプしたり、段を降りたりと
 あれこれ動くがストレスなく動ける。

 当たり前の操作が当たり前に出来るのはいい!
 ファミコンだとそれが出来てないゲームがどれほどある事か…


・2人同時プレイ可能

 サイドビューで機敏なアクションで
 2人同時プレイが可能というのはなかなか珍しい。
 やられるた時に残機があると
 風船が登場して一時的に空中に浮かんで進めるので
 苦労する場面をやり過ごす事が可能である。
 (1人プレイだと、場面ごとに戻される))




ちょっと気になったのが縦スクロール部分。
足場があった場所が少しでもスクロールして空白になると
即座に穴扱いになる、
だから、パネルを取ろうとして

「この下には足場があったよな」

と、パネルを取って降りた時にアウトになるので注意。


やや簡単すぎる気がしないでもないが…
元が「チップとデールの大作戦」っていうディズニーのアニメだからな。
対象年齢から考えれば丁度いいのだろう。





それにしてもこのソフトはここ最近にプレイした髭人としての印象は低めではあるが
有名なのは世界の方である。
何と言ってもこのソフトは全世界で1.2億本も売り上げたのだから…
日本人としては意外中の意外だわな。
「チップとデールの大作戦」はアニメ化されているのものの
日本でのディズニーとしては『ミッキー』や『ドナルド』などにに比べて知名度は圧倒的に低い。

ファミコンで「ミッキーマウス」が「ハドソン」から発売されているが
(但し、北米で発売したのは版権を入手した「カプコン」)
wikiなどでも売り上げは出てないな…

何にせよ。
本作は日本国内よりも世界的には大々的に売れた良ゲーである事には違いない。



ここからがネタバレ























『ガジェット』は最初の面クリア後に
『ファットキャット』に捕まる。
子猫が行方不明というのはレスキューレンジャーズをおびき寄せる罠だったのだ。

と、『ガジェット』は捕まっているという話ではあるが
無線を使ってステージのポイントを教えてくれる。
敵側がガバガバなのか『ガジェット』が有能なのか…
アニメ版でもあれこれ発明するらしいからな。
賢いのだろう。多分…



しかし…
恐るべき程に『デール』の台詞が殆どねぇ!!

スタートしてのオープニングでは
『チップ』と『ガジェット』ばかりが話して『デール』は台詞なし!
『デール』はエンディングのみで

オープニング、全編、片仮名表記であるが平仮名と漢字を交える。

チップ「これより 我々 レスキューレンジャーズは
 迷子に なった 子猫を
 探しに 出かける!」

ガジェット「それじゃあ、私は 先に 行って
 何か 役に立つものを 道に 置いて来るわ。」

チップ「OK! 頼むよ ガジェット。
 モンタリー と ジッパーも 先に行って
 僕達を 助けてくれるかい?」

モンタリー「OK!」



ステージクリア時には主に『ガジェット』が通信を送って来る。



エンディング

チップ「これで ファットキャットも 少しは
 大人しく なるだろう。」

ガジェット「でも、彼の事だから また すぐに
 何か 悪だくみを するんじゃないかしら?」

モンタリー「なーに、そんときゃ また 我々が
 懲らしめれば いいのさ。」

デール「それも そうだ。」

チップ「そうさ 我ら!」

「レスキューレンジャーズ!!」


― おわり ―




スタッフロールはない。


『デール』…
お前、唯一の台詞が「それも そうだ。」って同意するだけかよ…

『ジッパー』に至っては完全に台詞ないじゃんって話だが
彼は元々マスコット的存在であり言葉を話さないのだとか…


それにしても
2人プレイだと別の印象を受けるのかもしれないゲームである。
協力プレイかと思いきや投げまくり、邪魔しまくりの対戦プレイになったりとか…
それを体験できないぼっちゲーマーは辛いなぁ~。


デール「それも そうだ。」




テメェ~…(怒)


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