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「スーパーボンバーマン5」レビュー (スーパーファミコン)

2020-07-31 21:00:42 | SFCなどのレビュー
「ボンバーマン」シリーズ
アクションゲーム
開発も発売もハドソン
1997年2月28日発売


あらすじ

 平和な『ボンバー星』に突如として現れた
 自らを『異次元の帝王』と名乗る『テロリン』という男が現れ
 宇宙で一番のの警備の厳重さと言われる『ボンバー刑務所』から
 8人の『凶悪ボンバー』を脱獄させ自らの部下として侵略を開始した。
 『ボンバーマン』は『ボンバー星』の平和を取り戻すため
 『テロリン』が作り上げた異次元世界『テロリンワールド』に突入していくのであった…



特徴


1~5までのアイテムの有無

 [ボム関連アイテム]

 『ボムUP』:〇
 『火力UP』:〇
 『スピードUP』:〇
 『フルファイヤー』:〇
 『貫通ボム』:〇
 『リモコンボム』:〇
 『Pボム』:×
 『スライムボム』:×
 『地雷ボム』:〇
 『追跡ボム』:〇


 [行動関連アイテム]

 『キック』:〇
 『パンチ』:〇
 『パワーグローブ』:〇
 『プッシュ』:×

 
 [その他アイテム] 

 『ドクロ』:〇(バトルのみ)
 『ハート』:〇
 『乗り物』:〇


 [仕様]

 『不発弾』:×
 『キック』した爆弾での敵へのダメージ:×
 『パワーグローブ』で投げた爆弾でのダメージ:×
 『パワーグローブ』でのボンバーマン投げ:×
 『貫通ボム』と『リモコン』との併用:×
 『デンジャラスボム』:×
 『踏ん張り』:×


 [バトルモードでのシステム]

 サドンデスモード:〇
 マニアックボンバー:〇
 優勝時の特典:〇
  [ボーリングボンバー]
   優勝者がボーリングを行う。
   ピン残り方でアイテムをゲットする。





 ※『サドンデスモード』とは
  バトルモード時、制限時間が迫った時に降って来るハードブロックが
  中心部まで降って来るか否か選択可能というわけだ。
  通常時は中心付近で止まり、時間が0になった時に2人以上残っているとドローとなる。
  ただ、サドンデスモード時でも
  中心部に2人以上残っていると全員ハードブロックに潰され『ドロー』扱いとなるから
  本来のサドンデスという意味からはちと違う。


 ※『マニアックボンバー』とは
  

前作からの追加点

・「みそボン」に「スーパー」追加

 ※「みそボン」の「スーパー」とは
 今までの「みそボン」は邪魔するだけで中のキャラを倒しても何もなかったが
 「スーパー」にすることで中のキャラを倒すことで敗者復活できる。
 ただ、復活時の能力はやられた時点ではなく初期状態なので注意せねばならない。

・「地雷ボム」の追加

 連続で置く最初のボムを埋める。
 埋めた時点ではボムは爆発しない。
 自分含めて誰かがその埋めた地点を踏むことで爆発する。


・「追跡ボム」の追加

 追跡ボム付近に敵がいると
 自動的に追跡して向かい爆発する。
 敵がいない場合は動かず
 通常のボムと同じ時間で爆発する。



前作との変更点

・パスワード→セーブ式

 今までは4桁のパスワードだったが本作はセーブ
 但しパスワード自体は完全になくなったわけではなく
 バトルステージの状況を変えたりなどゲーム中の仕様変更などに用いる。


・乗り物『ルーイ』の復活

 『3』に出た『ルーイ』が復活。
 その時は能力の違いと共に色が異なっていたが本作では容姿も違う。

 『マルーイ(緑)』:一直線に壁があるまで高速に転がる。

 『ケルーイ(青)』:目の前にあるボムを蹴飛ばす。
        (ボムパンチと同様の効果)

 『ギャルーイ(黄色)』:目の前にあるソフトブロックを蹴ってスライドさせる。
           スライドしたブロックが当たるとそのブロックがスライドする。

 『マジカルーイ(紫)』:持っているボムのすべてを一直線に並べる。
         (ラインボムと同様の効果)

 『ハネルーイ(ピンク)』:1マス分ジャンプする。ジャンプ中は無敵

 『ナグルーイ(赤)』:目の前1マス分殴ることができる。
          当てることでボンバーマン系キャラは一時的に硬直する。
          通常の雑魚敵や巨大ボスには無効。


前作との削除店

・『プッシュ』の削除

・『パワーグローブ』による『ボンバースルー(ボンバーマンを投げる)』の削除

・『プッシュ』や『ボンバースルー』廃止に伴い、踏ん張りも削除

・『デンジャラスボム』の削除



得点は75点


良い点
・『みそボン』『スーパー』の追加


悪い点
・周回プレイに即した仕様ではない。
・敵キャラが無個性
・裏ステージが誤差
・200%時の特典


良い点の解説
・『みそボン』『スーパー』の追加

 バトルモードの『みそボン』で中の人を倒すと敗者復活が可能なのである。
 今までは中の人を『みそボン』で邪魔をすることで
 あくまで優勝しそうな人を倒して、その人の優勝をずらすことは可能であったが
 当然、別の人の勝利数を与える結果になってしまうだけなので
 中の人間が全員優勝リーチだとしたらドロー狙いぐらいしかできなかったが
 敗者復活が可能になった本作では、負けても最終的に勝つという
 緊張感が途切れないゲーム展開がある。


悪い点の解説
・周回プレイに即した仕様ではない。
 いくつもあるので細かく指摘していく。

 ①マップのステージのわかり辛さ。

  ノーマルモードを始めると大マップに出るが
  ステージが表示されるがエリアがあちこち散らばっていてわかり辛く
  そのステージがエリア何なのかはカーソルを合わせないと分からない仕様。
  そして、ステージ同士のつながりなどは全く表示されない。

  もはや、大きな地図の上に
  小さな紙をバラまいたかのような感じである。
  それを指差す事で数字が分かるような形で非常にわかり辛い。


 ②1度始めると容易にマップ画面に戻れない。

  1度プレイを開始するとゲームオーバーにならないとマップ画面には戻れない。
  何故クリア済みのステージ時にはスタートボタンで
  『続ける』『マップに戻る』の選択が出来ないのか

  そのため、マップに戻る為に、ボンバーマンを自害させる作業をする羽目になる。
  1人プレイだと1度死ぬと画面が切り替わってしまって
  時間がかかるので2人プレイで相互に自爆させる必要がある。
  (2人同時に自爆するとやっぱり画面が切り替わる)


 ③次ステージの行き先が表示されない。

  敵を全滅させると転送装置が1つ以上出て来るが
  行き先のステージ表示がされない。
  未プレイのステージは黄色く表示されるが
  ルートが複雑で1度入って、
  どのルートに通じているのか確かめなければならない。


 ④ルートの複雑さ

  ③を更に説明するが
  ステージは連続しているとは限らない。
  例えば『3-1』で出現する転送装置は『3-6』だけである。
  まぁ…2面最終ステージ付近が
  『3-2』~『3-5』とつながっているのだろうが

  後、マップの未プレイステージと物理的に近いからと言って
  近接したステージを選んだからと言って未プレイステージに行けるとは限らない。


 ⑤プレイを再開すると初期化

  途中でやめてプレイを再開するとボンバーマンの状態は初期化される。
  『ボム1個』『火力2ライン』『最遅』
  せめて、周回プレイ時は強化を維持せーや。


 ⑥スタッフロールを飛ばせない

  周回プレイをさせるゲームの癖に1度見たスタッフロールすら飛ばせない。
  まぁ…リセットを押してもオートセーブだから問題ないのかもしれんが…
  ただ、スタッフロール後にゲーム評価をされるので気になる方は確認しないといけない。

・敵キャラが無個性

 バトルモードでゲーム中登場する『ボンバーマン』が多数使えるが
 牢屋に入っていたのを脱獄した凶悪ボンバーマンという設定のためか
 悪そうな見た目なだけでどいつもこいつも個性がない。
 せいぜい犬っぽい容姿の『ボンバーワン』ぐらいか?
 コイツも悪そうな顔をしているからな…
 もはや消去法的な選び方しかできない。

 バトルでは「スーパーボンバーマン4」のようなキャラに特技がないので
 見た目の違いでしかない。
 「スーパーボンバーマン3」のように
 可愛らしいキャラとかカッコいいキャラとかネタに走れるようなキャラとか
 選択するのも迷ったのになぁ…

 ちなみにストーリーモードで登場する敵の『ボンバーマン』は
 普通に出てくるアイテムを1つだけ標準装備しているだけである。


・裏ステージが誤差

 周回ゲームを散々させられて100%にすると
 裏ステージが始まり更に100%、つまり200%にしろって事なのだが
 表と裏の違いが全然分からん。
 wikiを見る限り、出現アイテムが追加され序盤から強力なアイテムが出るのだという。
 とは言うがそのように言われて意識してからやっと気づくレベルであり
 もはや誤差の範囲である。



・200%時の特典

 これはネタバレ欄に記述するが
 2度も苦労させておいて

 「え?これで終わり?
  普通、これで終わりのワケねぇだろぉ…」

 が感想である。


5になってストーリーモードを今までのシリーズと違って別物にしてみたって感じであるが
周回プレイを前提となっているのに快適にされてない実に雑なものである。
ファミコン時代なら分かるけどこれってスーパーファミコン末期の作品だよね。

特に裏ステージはプレイ時間を水増しさせようとしているんじゃないかという意図すら感じる。
何やねん。強化アイテムちょっと入れたぐらいのステージをまた100%やれやってさ。
ファミコンの「ゼルダの伝説」はダンジョンや配置をガラッと変えていたんだぜ。
裏をやらせるからにはそれぐらいの苦労しろや。

配置を変えたりとかの手間をかけられないにしても
例えば、プレイ最初にアイテム状態を任意に選ばせるようにして
(爆弾〇個、火力〇個、スピード〇個、他のアイテムのオンオフなど…)
敵を硬くしたり、数を増やしたり、動きを速くしたりぐらいは出来るだろ。

もうね。
不備が目立つゲームでまずは何度も周回プレイしてこの時点でウンザリ。
それでもいけないステージがあるから攻略サイトを見て未プレイステージの行き方をメモりつつ
何とか表ステージを100%していたらまた似たようなものをやれやって…

薄めたカルピスをようやく飲み干したと思ったら

「はい。おかわりをどーぞ。
 砂糖を1つまみ入れましたので味も変わっていますよ」

程度の違いでまた飲まされるとか…
ああ~しんどっ!!


バトルモードに「キャラ作成」があるけど
「名前」「既存のキャラ選択」「色」「アイテム」しか選べなくてつまらん。
『ボンバーマン』以外の既存キャラの敵は凶悪犯罪者設定って事で
目が愛らしいのがなく個性が弱く画一的で魅力が乏しいのが非常に残念。
女子風ボンバーマンもいない。
今まで『プリティボンバ―』やら『レディボンバー』なんて女子ボンバーキャラがいるのなら…
犯罪者って事なら『セクシーボンバー』なんて名前で男を惑わす悪い女なんてキャラはありだと思うのだがな。


これなら「スーパーボンバーマン5」全キャラが使えますって言われても
「2」や「3」で出てきた瞳がイケメンの『プラズマボンバー』1体だけ使えれば
別にいなくてもいい。

こんな事なら、
素のボンバーマンをあれこれ変化を付けた方が良かったのではないのか?

『頭部』で帽子や髪の毛や角なんか付けるのがありだし
『目』で可愛らしい目を付けたり、目を細めたりするのもいい。
『口』で髭を付けたり、唇をつけるのもいい。
『服』で日本とか海外の服を着るのもいい。

そんな感じで『イケメン』キャラやら『美少女』キャラを
ネタに走って『お笑い』キャラなんてのも自作したいのに
『ボンバーマン』と魅力皆無の凶悪ボンバーマンの色だけの変更って
遊び心ねーよなぁ…
製作意欲が全くわかない…

個人的に本作で追加された
『地雷ボム』と『追跡ボム』は嫌い。
『地雷』はまだ狙って仕掛ける事も可能だが。
勝手に動く『追跡ボム』はアカンだろ。
仕掛けた方も勝手に動かれて困るだろうし…
「2」や「3」のランダムの動きの『スライムボム』なら面白いんだけどねぇ…

後、1勝優勝固定の『マニアックボンバー』ももう少し長めにプレイさせろと思うわ。
あれこれ不満があるなぁ…髭人だけかもしれないが…




「スーパーボンバーマン」シリーズで本作ならここがポイント!!

・バトルモードの「みそボン」の「スーパー」があるのは本作だけ

 今までの「みそボン」は画面外から中に向けて爆弾を投げ込むという
 中のプレイ者の邪魔をするだけであったが
 本作は敗者復活が可能。

 「HURRY UP」の文字が出る最後の時まで爆弾を投げ込む事が可能で
 復活の可能性があるのだ。

 「スラムダンク」の『安西監督』の

 「最後まで希望を捨てちゃいかん。
  諦めたらそこで試合終了だよ」

 を実践する事ができるのだ。

 ちなみに、1つの戦法として
 「みそボン」がうまい人なら、最初にあえて速攻で自爆して
 ブロックの空間が狭い別の人を爆弾を仕掛けて倒して自分が復活するなんて手法もある。
 ただ、顰蹙を買いやすいプレイ戦法なのでリアルファイトには注意しよう!!(笑)



ここからがネタバレ






















本作は8人の『凶悪ボンバーマン』が出てくるが
今までのシリーズの敵ボンバーマン全てが乗っていたお馴染みの巨大メカが出てこない。
せいぜい『ルーイ』に乗って登場するだけにとどまる。
寂しいなぁ…
せいぜいラスボスぐらいである。



ラスボスは『テロリン』とかいう奴。
本作唯一の巨大メカで挑んでくる。

第1形態:目覚まし時計みたいな奴
 爆弾を放出する発射口を出した時のみ当たり判定がある。
 左右に揺れていて画面全体を動いて来ないので雑魚である。


第2形態:メカの骨みたいな奴
 空中に浮遊していてこちらを補足したら突進してくる。
 突進する際に床に設置している部分のみ当たり判定がある。
 足が遅いと突進にぶつかる可能性がある。


第3形態:『テロリン』
 本人である。
 爆弾を設置したり、爆弾を投げてきたりもしてから
 バリアを張る。
 四角形のバリアには攻撃判定があり触れると死ぬ。
 バリア張っている時に『タイム』のアイテムを発生させる。
 それを取ると『テロリン』は動けなくなるのでその隙に攻撃するのが吉。
 但し、その自身で出した『タイム』を『テロリン』も取って
 こちらの動きを止めて来るので注意。
 後、バリアが残っている時に『タイム』を取ると
 バリアが残り続けて攻撃不可になるので
 バリアが消えるタイミングを見計らう必要がある。
 

ちなみに第2形態でエンディングを迎えてしまうルートだと
クリアしても『バッドエンディング』である。

第3形態を倒すルートだと『グッドエンディング』となる。



バッドエンディング:倒した敵が復活した感じで終わる。
 スタッフロールが高速で流れ脇にいるボンバーマンが目を回す。
 「END」文字が左右反転されている。

 その後、認定証が出る。


グッドエンディング:ボンバーマンが宇宙船で牢屋を運び出す。
 スタッフロール中には
 『ボンバーマン』と悪党の『ボンバーマン』との喧嘩みたいのが見られる。
 大抵、『ボンバーマン』が悪役を何かよくわからないままふっ飛ばして喜ぶという展開が続く。
 牢屋をつないでいた鎖を切り離し、『ボンバーマン』は惑星に降り立って
 喜ぶ『白ボンバーマン』と『黒ボンバーマン』で
 「END」

 その後、認定証が出る。


バッドエンディングは別にいいが
グッドエンディング何やねん。コレ。
もう少し面白くさせる事出来なかったん?
 
まず本編、『凶悪ボンバー』を収容しているであろう牢屋の鎖が切れるシーンは敵が逃げたのかと思ったんだけど
あれは、元々宇宙に浮遊していた牢屋をまたその場所に戻したって意味なんだな。
台詞などないから分かりにくい!
しかも、『ボンバーマン』本人が切り離したようには見えないし

スタッフロール中の『ボンバーマン』描写の意味不明さ。
殴り合いみたいのをしているが全く以って面白くない。
お前、何をぴょんぴょん跳ねて喜んでねん。


このゲームはさ。今までのシリーズの雑魚キャラが多数出るんだから
それを活かしたコントみたいな描写が出来たはずなのに。
SNKのゲームのスタッフロールみたいに
ゲーム中の描写を組み合わせて面白いコントが出来るだろうに…

そのようなコントを作るのが難しいのなら
せめてそのシリーズの敵キャラの紹介するのもいいんじゃないだろうか?
何たってスーパーファミコンの5作品の最後の作品だぜ。
今までの積み重ねがあるだろうが。
残念極まりない。

それで、100%にするとバトルで『ゴールデンボンバーマン』を使える。
ただ、金色なだけで

「だから何?」

って感じである。
ってか「スーパーボンバーマン2」でバトルモードで優勝しただけで金色にはなれたぜ。
そんなに称えるほどのことか?

それと裏ステージが始まる。
上記、悪い点の通り、誤差の範囲のゲームをまた100%にしなければならない。
で、200%になったらどうなるのか?
エンディングはまーーーったく変化なし。
ただ、認定証の表示が

『かみさまボンバー』

と、認定され、パスワードが表示される。

髭人「え?これで終わりなの?
 他にプレイヤーに対しての多大な感謝のメッセージとか
 プレイヤーに涙を流させるような真エンディングがあるんじゃないの?」

と、思うがそれ以上何もない。
拍子抜けにもほどがある。

周回プレイ中は何度も何度も何度も見飽きたスタッフロールを見て

髭人「コイツらがこんなゲームを作ったんか…」

と、呆れて果てつつ眺めていたなぁ…
だってしゃーないじゃん。飛ばせないんだからッッ!

「飽きても嫌でも見ろ!」

ってのが製作側の意思のようだからな。
飛ばせない以上こちらがどのような感情を抱いても仕方ないだろうに。


個人的には200%時には特殊エンディングとして
スタッフロール時には意味不明『ボンバーマン』コントはやらずに
今までの財産を使っていけばよかったんだよ。
せっかく、今までのシリーズを再現したステージをプレイさせたのだから
それらを背景に表示させつつ、アルバムのような形で
今までのシリーズ毎の敵との激戦の1枚絵で数枚出していくっていうのはどうだろうか?
台詞とかはなくていい。
後は、シリーズを楽しんできたプレイヤー自身の記憶に委ねると…
素人考えだけどそんなんでいいんじゃなかったのかねぇ…


それで出てきたのは『200%の認定証』とか…
いらねぇ…

というか、ステージプレイ率に応じて『達人』『天才』『仙人』とかいうけど
別に、「ボンバーマン」のプレイの腕前って訳じゃなくて
単に調べてステージに行ったかどうかって話だけじゃん。
『達人』とかっていうより『マメ』って形の方がしっくりくる。

スーパーファミコンで普通のボンバーマンは5作品出した。
5では新しいことを挑戦するっていう方式を取っていたけど…
どうやら有終の美は飾れなかったと評さざるを得ないねぇ…

ちなみにほかのスーパーボンバーマンシリーズが毎年4月末なのに対し本作のみ2月末発売。
ほぼ1年間あった他シリーズと比べて2か月ほど製作期間が短かったというわけか…(1の製作期間がわからんが)
製作期間がこの出来につながったのかは不明ではあるがね。


まぁ…
髭人の本作の『ストーリーモード』に対しての感想はさておき…
アクションの「スーパーボンバーマン」シリーズの5作品目となる。(パズルゲーが1作品ある)

どれをプレイするのか迷う方もいるかもしれないので軽く全作品の推せる部分を紹介しよう。


1:『貫通ボム』と『リモコン』の併用が可能なのはこの作品だけ
 圧倒的火力でエリアをマッハで焼き尽くして進みたい方にオススメ!!


2:1画面以上の広大なステージで遊べるのはこの作品だけ
 他のシリーズは1つのエリアは1画面のみだったが本作は広大である。
 但し、ストーリーモードでは1人プレイしかできないので
 じっくり腰を据えて1人で遊びたい人にはオススメ!!


3:『バトルモード』で個性豊かなキャラを使えるのはこの作品だけ
 他のシリーズだとキャラ選択は「1」&「2」は通常ボンバーマン色違いのみ
 「4」&「5」は悪役っぽい容姿でありキャラの幅が非常に狭いのに対し
 カッコいい奴やらネタとして面白い奴やらカワイイのやら…
 特に『プリティボンバ―』を使えるのは本作だけである。
 キャラの見た目にこだわる人にはオススメ!

4:バトルモードで敵の特技を使えるのはこの作品だけ
 アイテムを集め、爆弾を仕掛けるのだけが『ボンバーマン』であったが
 本作のキャラは特技により敵のアイテムをばらまかせる事が可能であったり
 炎を発射する事だって可能な奴もいる。
 それらを駆使して遊びたい人にはオススメ!!


5:『みそボン』の『スーパー』があるのはこの作品だけ
 バトルでの『みそボン』の『スーパー』で敗者復活するのだ。
 最後まで自身の優勝を諦めない人にオススメ!!


こんな所であろうか?
中にはストーリーを重視する人もいるかもしれないが
セリフがないのが本シリーズの特徴。
出てきた悪い奴を倒すってだけなので5作品に違いは殆どないと言っていい。

後はお好みとかプレイされる方があれこれ条件を出して取捨選択して決めればいい。
例えば

・ストーリーモードを2人でプレイしたい。
・『ルーイ』に乗りたい。
・敵の巨大メカと何体も戦いたい。


なんて形であれば「3」になる。

遊ぶ条件でかぶりがあるのであればかぶった作品をシャッフルして目をつぶって決めればいい。


ってなわけでド派手に爆弾を爆発させてゲームを楽しもうぜッッ!!





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