みなさんこんにちは!

ずんだです。

 

XIA 2024 ENCORE CONCERT Chapter 1 : Recreation

公演詳細が決定しましたーーー!!

 

 

行きたいです(切実

 

日程的にみると、ちょうど日本のゴールデンウイークの入り口(?)のところですよね。

となると、飛行機代もホテル代も高そうだな・・・と予想しています。

 

でも、行きたい気持ちは止められない!

参戦する方向で動いてみようと思います。

 

*********

 

では本題!!

DRACULA」10周年記念公演☆鑑賞レポートの後編で、最終回をお伝えしてまいります。

 

 

まずはお知らせです♪

前編)の記事(リンクはこちら)の中で、私が「分からない」と書いたことについて、ずんだブログの読者様がコメント欄で教えてくれました。

有難うございます!

 

ずんだの謎:「DRACULA」韓国バージョンのCDがグッズ売り場に売っていなかった。どうやったら手に入るのか?

 

これについて、ぷーままさんから情報を頂きました。

インスタの方で、「海外ライセンス社の承認が一部遅延され、最終承認がなされ次第、早く発売できるよう最善を尽くし、正確な発売時期と、オンラインを含めた販売先の場合、追ってご案内させていただきます。」と告知があったそうです。

 

このCDは絶対に手に入れたいので、インスタの情報もチェックしておかなくては!

 

 

さて、前回の記事では、開演前の会場の様子やグッズ購入などについて詳しく語りました。

今回は、ミュージカルそのものの感想を書いていこうと思います。

 

※以下の文中の「DRACULA」は、ミュージカルのタイトルを示しています。

また「ドラキュラ」は、ミュージカルの主人公のドラキュラ伯爵のことを示しています。

 

  まずは全体的な感想を

 

ミュージカル「DRACULA」は、最高でした。

 

さ、い、こ、う、で、し、た。

 

と、ひらがなだとたった7文字で終わってしまう感想なんですが(笑

それを、ここから濃厚に書いていこうと思います。

 

 

さて、私が「DRACULA」を観るのは、2014年の初演、そして2016年の再演に続いて、3度目になります。

だから、今回鑑賞するにあたって、観る視点が「これまでに見てきた「DRACULA」との違い」という部分が大きくなるのかな?と思っていました。

 

ところが実際に見て見たら、そうではなかったんです。

 

何度も観ている作品というより、初めて見た作品のように、とても新鮮に感じられました。

 

 

今回は、私にとって8年ぶりの「DRACULA」でした。

だから「新鮮に感じた」のは、前回(2016年)鑑賞した時の記憶がほとんど無くなっていた(←)からかもしれません。

 

けれどそれ以上に、2024年の「DRACULA」が、2016年のそれよりも大きく進化していたからというのが最も大きな理由だと思います。

 

今回の「DRACULA」は、韓国公演10周年記念の公演ですが

10年の間に4回も再演して、全部で5種類の「DRACULA」が公演されてきたわけです。

 

勿論、これらは全て音楽や脚本が同じ「DRACULA」という一つのミュージカル作品です。

 

だとしても、それらは決して同じではありません。

一つひとつが独立した作品として公演され、その都度多くの観客たちに愛されてきました。

 

2024年の「DRACULA」は、過去に公演されてきた作品たちをさらに進化し、深化させた作品になっていたと思います。

 

 

  3つの顔を表現するジュンスの多彩な演技力

 

ミュージカル「DRACULA」の主役、ドラキュラ伯爵。

彼は、「3つの顔」を持っています。

 

一つ目の顔は、愛する妻を失い、神を呪いながら400年間生きてきたモンスターでヴァンパイアのドラキュラです。

 

彼は、枯れた老人の姿をしています。

腰を曲げゆっくりとした動作、しわがれた声・・・。

その全てが、まさに400年という長い年月を、絶対的な孤独の中で生きてきたヴァンパイアそのものでした。

 

二つ目の顔は、人間の血を吸って若い姿を取り戻したドラキュラです。

一見礼儀正しい好青年のように見えますが、実は何のためらいもなくミナの友人のルーシーを襲う、恐ろしいモンスターです。

その狂気をはらんだ表情はぞくぞくするほどセクシーで、問答無用の色気をまとっています。

 

三つ目の顔は、心からミナを愛する純粋なドラキュラです。

彼は、生き血を吸って数百年の時を生きてきたモンスターではなく、ただ一途に愛する人を想う一人の青年です。

ミナと二人きりの時に現れ、好きな人の前では上手に話すことができない純朴でピュアな青年です。

 

このように一人の人物でありながら「3つの顔」をもつドラキュラが、物語の展開によって違う顔を見せていくのです。

 

その難役を、ジュンスが完ぺきに演じていました。

 

ジュンスは、今でこそミュージカル俳優として10年以上のキャリアがあります。

けれど「DRACULA」初演の時は、まだ駆け出しの新進俳優でした。

そんなジュンスが、このドラキュラという難しい役を演じていたのかと思うと、その完成度の高さに驚くばかりです。

控えめに言って天才?

 

ジュンスは「DRACULA」が再演を重ねる度に、ドラキュラ役にキャスティングされています。

「DRACULA」が韓国で公演されてから10年の間、一つの同じ役を演じ続けたのはキムジュンスただ一人です。

 

同じ役を繰り返し演じることで、ジュンスは、ドラキュラというキャラクターに対する理解や思いも深めていったのだと思います。

 

ドラキュラ役10年の歴史の集大成が、5度目となる今回の公演です。

その演技が素晴らしくないわけがないのです。

素晴らしいに決まっているじゃあないですか♡

 

 

  「人間じゃない役」がハマるジュンス

 

ジュンスが出演してきた他のミュージカル作品に「エリザベート」があります。

「エリザベート」でジュンスが演じるトートは、「死」を擬人化したキャラクターで、人間ではありません。

 

このトート役がジュンスにぴたっとハマったのと同じように、ドラキュラもまたハマリ役だと感じました。

人間ではなく、ファンタジックな要素のある役がジュンスと相性がいいように思うのです。

 

ジュンスはミュージカル俳優として、良い意味で「王道」ではありません。

私たちCOCONUTが愛してやまないジュンスのあの個性あふれる歌声も、歌うときの歌唱法も、その全てが既存のミュージカル界では異質のものだと言えます。

 

だからこそ、同じ異質のものであるドラキュラの役がぴったりとハマるのだと思います。

 

 

  泣けた、心に残った場面は

 

ミュージカル「DRACULA」の中で一番好きな場面は、初演の時から変わっていません。

1幕の後半、「Loving You Keeps Me Alive」を歌う場面です。

 

↓日本語字幕を入れてくださってる動画です

 

「スペース共感」出演時のなんだか懐かしい動画↓

 

ここでのドラキュラは、上に書いた「三つ目の顔」を見せます。

純粋に一途にミナを愛し、「君こそが私の生きる理由」と強い想いを切なく歌い上げる姿に、もう、涙、涙でした・・・。

 

ミュージカル「DRACULA」を観るたびに必ずこの場面で泣くのですが、今回はまたちょっと、泣きの入りの「ツボ」が前回とは違っていました。

 

「Loving You~」を歌う前に、「She」~「At Last]という曲を歌います。

この曲は、ドラキュラがヴァンパイアになる前、まだ人間として生きていた頃のことを歌っています。

 

400年前、愛する妻と幸せに暮らしていたドラキュラですが、その妻が暴漢に襲われ殺されてしまいます。

妻の命をどうか助けて、と願うのですが、その望みは叶えられません。

神を呪い、深い絶望の淵におちたドラキュラを描いた曲です。

 

ドラキュラが妻を胸に抱いて神に助けを求める姿に、グイグイと泣きツボが押されて・・・

ただただ涙、また涙でした(泣

 

「Loving You~」はミナ役の女優さんとジュンスとの呼吸が大事な歌です。

私が観たミナ役は、IVY(アイビー)さんでしたが、ジュンスと息ぴったりでした。

 

この曲は、これから先何十回とこのミュージカルを見ても、泣けるだろうなと思います。

 

 

  英語版と韓国語版の違い

 

私は「DRACULA」OSTの英語版を持っているのですが、「Loving You~」の歌い方が韓国版のジュンスとは全然違うんです。

これは、この場面の「解釈」の違いなのでしょうか?

 

 

何が違っているのかというと、韓国版(ジュンス)の方が圧倒的に切ない、という点です。

 

ジュンスの歌声からは、愛する妻(=ミナ)に自分のもとに戻ってきてほしいという切実な思いが強く感じられるんですね。

ミュージカルの物語の流れの中で聴いているから、余計にそう感じるのかもしれません。

 

私は、ジュンスバージョンの歌が好きです。

ジュンスが歌うと、ドラキュラの心に寄り添って聴くことができる気がするんです。

ドラキュラというキャラクターに感情移入できるんですよね。

 

ドラキュラは、人の命を奪って生きる恐ろしいヴァンパイアです。

にもかかわらず、ドラキュラを応援してしまいます。

そして、ミナとハッピーエンドを迎えてほしいと願ってしまうのです。

 

ミュージカルに限らず、物語を見る上で、登場人物に共感できるかどうかはとても大事なことだと思います。

ジュンスは、観客達の心をドラキュラの想いに共感させることで、より深い感動を作り出していたと思います。

 

ジュンスすごい。

やっぱり天才。

 

 

  おわりに

 

私が最も愛しているミュージカル作品が「DRACULA」(韓国版)です。

ジュンスが主演だからという事とは関係なく、本当に素晴らしい作品だと思っています。

それを、10年間にわたって演じ続けててくれたジュンスには、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

ドラキュラ役は、韓国では30代のジュンスが、日本では女性の和央ようかさんが演じてきました。

しかし海外の公演では、40代~50代の俳優がやることが多い役だそうです。

だからこれから先、ジュンスがミュージカル俳優として経験を重ねていく中で、ドラキュラ役を演じ続けてくれたら嬉しいなと思っています。


50代のジュンスが演じるドラキュラも見てみたいです。

 

 

↑数年前に韓国人COCONUTさんから頂いた、XIAキュラぬいぐるみです♡お気に入り♥

 

というわけで、これで2024年「DRACULA」鑑賞レポを〆ます。

今日も長文にお付き合いいただき、有難うございました。

 

 

<おまけ>

 

ジュンスと関係なく、ずんだ個人のことを語ります。

 

3月に入ってから、なんだか胸のところが痛いなあと思っていたんです。

そこで内科で診察してもらったのですが、内科的には何も問題がなかったのです。

でも痛い。痛みはあるんです。

そこで、内科医の勧めで整形外科にも診察してもらったところ、痛みの原因が分かりました。

 

私、ろっ骨を骨折していました(爆

 

そう言えば、職場で派手に転んだことがあったんですよ。

でもまさかそれだけのことで、骨折だなんて・・・・。

思いもよらないことでした。

でも折れてました(笑)(笑)

 

ろっ骨骨折は、自然に治癒するのを待つしかなく、感知するまで2~3か月はかかるといわれました。

今、胸のところをコルセットでぐるぐる巻きにしています。

痛み止めの薬を飲んで、仕事も普通にしています。

 

今の職場に来てから7年目なんですが、既に2度目の骨折で、二度とも労災なんですよね(笑)(笑)

呪われている?!

 

というわけで、時間はかかりますが、ぼちぼち治していこうと思います。

 

****************

 

コメントや「いいね」をしていただけると、更新の励みになります♥️

 

頂いたコメントには、濃厚に返信させていただきます♡

宜しくお願いします。

 

X(旧Twitter)でブログの更新情報をお知らせしています。
ご挨拶は結構ですので、どうぞ気軽にフォローしてくださいませ!
アカウント 
@zunda1215