2018年10月22日月曜日

IQテストはちゃんとしたところで受けたい

なんかよくわからんけどネットで試せるメンサのテストでIQ130って結果が出たので記念に貼っておくわ……


こっちはIQテストって検索したら上位にヒットしたやつ


まぁでもこういうのって本当に合ってるのか疑ってしまいますけどね……
良い結果が出たときだけ信じて良い気分になる、という占いのような扱い。

2018年10月13日土曜日

新曲upしました - 幻想


正直……音質が全然納得いってないのですがもう私の無知な技術では限界。
昔の曲と聴き比べたら昔のほうが断然いい……
ああリボンの旅なんていい歌なんでしょう笑

今回の「幻想」は、リバーブでごまかすような曲ではなかったのと
まず録音の時点で音質が悪いんだな、多分。

あと、完成間近のときに、
「AIが勝手にやってくれる!」「ボタンひとつで簡単に音が良くなる!」
みたいなプラグインがどんどん新作出たりセールになったりで
これらを使えばもっとよくなるのでは……と迷走してしまい、
試用してみて調整にかなりの日数を費やして、
結局新しいプラグイン使う前のほうが良かった……というオチに……
時間もったいなかった!!
AI搭載のプラグインでも、信用しちゃだめだなー

そして、AメロBメロが童謡のような子どもっぽい曲になっているので
カッコイイ曲を求めている人にとっては拍子抜けな歌であろうと思いますが
自分としてはサビメロが気に入ってます。

この曲は、私の歌詞ノートによると17歳くらいのとき作ったもので、
国語の授業で中原中也を習って、
あぁこういう幻想的な歌詞を書きたい~と思って作ったっぽい。

中原中也というと「汚れつちまつた悲しみに……」の印象が強くて
そんな幻想的なポエムあったっけ?
「一つのメルヘン」だったのかなぁ……?
インスピレーションを受けた肝心の元の詩を覚えていないという……;

希望を抱いて終わるような歌詞になっているのですが
実は結局その希望すら幻想かもしれないというダークな可能性もあって
だから動画もイメージ画像もちょっとすっきりしない雰囲気にしてみました。


17歳前後に作ったから子どもっぽい音楽なわけではなく、
意図的にこういう雰囲気にしたんですよね……ということだけ主張しておきたい。
幻想より前、高校1年のとき作った「喪失[vanish]」とか聴いていただけると嬉しい。


この歌には同じ歌詞で別の曲のバージョンもあるので
次回作になるかどうかはわかりませんが、近いうち(何ヶ月後になるのか……)upしたいと思っております。
次だ次。

2018年3月4日日曜日

「フィッシュストーリー」観た



モブキャラだったはずの人物が別の場面で主人公になってたりする、
伊坂さんの小説によくある仕掛けが、
この話では時代を越える。

導入あたりのレコード店の場面だけ、ちょっと間延び感があるけど
どうかそこで離脱しないでほしい。
その後いろんな物語が絡み合っていくから。

ほんのちょっとのキッカケで、未来が変わる……
とまで言ってしまっていいのかどうかわからないけど。

過去に何度失敗していても、上手くいかなくても、
今 頑張ればいいじゃないか、
今を頑張ればいいじゃないか、
という気持ちにさせられる。

風が吹けば桶屋が儲かる 的な、
繋がりが楽しめる映画。

前半「上手くいかない」と悩んだり悲しんだりしている登場人物たちが
クライマックスでヒーローとなっていく様が、
上手いこと繋がって、まとまって、スッキリする。
楽しめました。

2018年2月28日水曜日

「マッチスティック・メン」観た



「騙されるのは、あなた。」と書いてあったので、
 もうそういう映画はパターンが決まってるからなぁ……と思いつつも
性懲りもなく観てしまった私です。

結果どうだったかというと、
やっぱり「あなたは必ず騙される」的な映画によくある展開ではありましたが、
女の子も可愛いし、
パパとして慣れてなくて別居してた娘をどう扱えばいいかわからず困惑するも
徐々に打ち解けていくニコラス・ケイジも見てて面白いし、
親子の物語として過程を楽しめたのでよかったです。
「騙されるのは、あなた。」みたいな謳い文句がなければ
もしかしたら騙されたかも。


出演者のことをよく知らない場合、
映画を見終わるまでは調べないほうがいいんじゃないかな。騙されたいならね。


オチのネタバレなしの粗筋としては……

ニコラス・ケイジ演じるロイと、サム・ロックウェル演じるフランクが
詐欺師として一緒に仕事をしている。
ロイは強迫性障害で、過度の潔癖症、チック症、外が苦手なことに悩んでいる。
生活にも仕事にも支障が出るため、
もっと儲けたいフランクに勧められて精神分析医のもとへ。
分析医は、
ロイがだいぶ前に離婚したことを聞き出し、
ロイの障害は、元妻が離婚当時に妊娠していたことに関係があるのではと にらむ。

娘がいると判明し、ロイは14歳になった娘アンジェラと会ってみることに。
週末など学校が休みの日に一緒に過ごすようになるが
お互いに仲良くなりたい気持ちはあるものの、距離感が難しい。

詐欺の仕事は騙す相手に合わせて動くものだから
父親と詐欺師を両方こなすのがなかなか大変。
突然家にやってきた娘に、
詐欺師の仕事に支障があるとは言えず、ロイが説明なしに追い返そうとすると
アンジェラに泣き喚かれたり機嫌を損ねられて困惑……

そんなことが何度かあり、結局、詐欺をやっていることを話すと
アンジェラは自分も手伝うと言い出す。
初めのウチこそロイは反対していたが、
そのうち ちょっとした詐欺の方法を教えてみせ、
親子だからかアンジェラも勘がよく、なかなか上手いことやってのける。

同じ時期、ロイとフランクは大きな詐欺の計画を進めていた。
その決行日が急に早まり、ロイは一緒にいたアンジェラを連れて行くしかなかった。
 
しかしそこで問題が…………

みたいな感じ。

終わり方にモヤモヤする方もいるみたいですが、
私としては、ロイにとっては良かったんじゃないかなって思います。

詐欺×親子愛で楽しめました。
うちのダーリンは「何これ~つまんない~」って言って途中で観るのやめちゃって
オチを教えたら「え? そんなことになってたの? マジか~」って言ってました笑


2018年1月14日日曜日

「ゆれる」観た



吊橋から転落死した幼馴染(真木よう子)、
そのとき一緒にいた兄(香川照之)、
その状況を離れた場所から目撃していた弟(オダギリジョー)。

主張を変える兄。
そんな兄を見ているうち、弟の心や判断も変わっていく……。


弟は母親の一周忌で帰省。
兄は実家のガソリンスタンドで働いている。

兄のほうは実家を出たことがなさそうで、独身で、
車に傷が付いたとかで騒ぐクレーマーに頭を下げたりして、
無意識下に鬱積した不満を抱えて暮らしているのかなという印象。

故郷を離れてカメラマンをやっている弟のほうが
状況だけ見ると自由に見えるけど、
なんだか観ていて息苦しさを覚える。
見えない何かに縛られている感じ。


私は一人っ子なので、兄弟の関係、兄弟がいる状態がどんなものか知らない。
家庭によって、仲良しだったり、絶縁するほど険悪な関係だったり
するんだろうけど、
親子の関係同様、切ろうと思って簡単に縁が切れるわけでもないだろうし、
嫌い合っているようで、どこかで繋がっていて
いざという時は助け合う、という兄弟姉妹を身近で見てきたので
この映画の兄弟もそんな感じなんだろうか、と観ていたのだけど。

弟が、吊橋の上で呆然とする兄を守ろうとするような素振りをしたのは
はたして、兄に対する愛情や優しさだったのか?


いろんな人の、いろいろなエゴが絡み合っているような気がした。


くすりと笑うところもないようなシリアスな映画だった


2006
監督:西川美和