安曇潤平著

「山の霊異記 黒い遭難碑」を読んでいる。

 

 

「山怪」は3シリーズ読んでいたものの、

このジャンルでは有名人の本書を私は全く知らなかった。

 

 内容は遭難者の怪談話のオンパレードで、一部、魑魅魍魎もあるか。

 

ある時、ある山を登山していて、脇道にそれると平地が広がっており、

遭難者を祀るケルン(石積み)が幾つもあった。

 

 休憩しようとして誤ってそのケルンの石を崩したら、山の上方から濃霧がやって来て視界が効かなくなった。

 

そしたらありえない恰好の人間もどきのような人が、首がない といいながら近づいて来て、、、

 

 自分の首を取られそうになる前に、

 

慌ててケルンの石を積み直したら、

霧が渦をまいて丸い空間に吸い込まれて行き、

元の天気に戻って事なきを得た。

 

というような話は、霊道の出現と消滅の体験談のようだ。

 

 著者御自身がかなり霊能あるようで、

登山中に一人でテント泊すると真夜中に必ず霊体験をする。

 

 これからは、平地でも同じような現象を体験する人が増えるかもしれない、、、。

 

 

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