昨日8月22日、韓国政府がGSOMIA(軍事情報包括保護協定)を破棄すると発表した。
韓国内左派は一様に歓迎・支持しており、日本への敵対的姿勢を強めている。
右派政党はこの決定は国益に反すると表明しているので、
良識ある韓国人も少しはいるようだ。
協定破棄は韓国にとってより不利益になるにもかかわらず、
敢えて強行したのは、一見無謀・無定見にもみえるが、
その実、文大統領の一貫した深慮遠謀があると見て良いだろう。
北との統一が最終目的であるならば、
2019年8月22日という日が韓国・北朝鮮、そして極東アジアの安全保障にとって、
歴史のターニングポイントとして記録されることになる。
対北朝鮮軍事情報の連携を毀損するということは、
やがて韓国駐在米軍の撤退へと繋がり、
それは北朝鮮との融合への道筋となるだろう。
(北が元々提唱している高麗共和国建国)
だが、その前に軍部が反旗を翻し、悪あがきする可能性もある。
今後、極局所的な軍事挑発行為により、
北朝鮮軍か自衛隊との摩擦(戦闘)が発生することの覚悟も必要だ。
(ロシアと中国に手をだせば完膚無きまでにやられるので、しない))
韓国は8月14日に
「国防中期計画2020〜2024」を発表した。
・ F-35B搭載の軽空母開発研究開始
・3000t級潜水艦建造・配備
・電磁パルス弾開発
・ミサイル防衛網範囲拡大
を謳っており、日本に対抗する姿勢を鮮明にしている。
今秋、韓国が経済破綻すれば、上記はすべて画餅と化する。
(そして北朝鮮への擦り寄りが加速する))
隣国の破綻・自滅は自業自得とはいえ、高見の見物で良いだろう。
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