読み始めたら面白くて引き込まれてしまった。
WAC刊 長浜 浩明著
「皇室と日本人のルーツ 日本の誕生」
目次
第一章 日本人のルーツを解き明かす
・なぜ、韓国語は日本語ににていないのか
・ミトコンドリアDNA分析の有効性と限界
・Y染色体が明かす真実
・核DNAのゲノム解析・中韓とは明らかに違う日本人
第二章 韓国國立中央博物館”古代史年表”の衝撃
・旧石器時代、韓半島からヒトは来なかった
・韓半島人は絶滅、五千年間無人地帯だった
・韓半島の歴史は縄文時代から始まった
・その後、北方民族が侵入して来た
第三章 東アジア「正史」の記す日韓の建国史
・新羅王の祖先は日本からやって来た
・日本書紀の記す神武東征の物語
第四章 神武東征を裏付けた「大阪平野の発達史」
・大阪駅の地下断面が物語るもの
第五章 神武天皇はいつ即位されたか
・干支ではない、カギは「裴松之の注」にあり
・皇紀を実年=西暦に換算する
・実年を”百済の年紀”と照合する
第六章 邪馬台国はここにある
・その時代”倭国”とは今の日本にあらず
第七章 大和朝廷は如何にして統一されたか
第八章 邪馬台国東征論・邪馬台国畿内説を洗う
第九章 ”著名人”の古代史論を洗う
終章 なぜ、戦後の古代史論は正気を失ったか
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最近、暇のつれづれに日本書紀を読んでいたので丁度良い解説書となった。
しかも目から鱗の落ちる思いも。
古代史ファンには必読の書であると思う。
個人的には、
西暦500年代初頭に自然大変動が本当にあったかどうか?
京都・大阪の地質調査・分析があれば、科学的に証明できるのではないかと思っている。
この地層から、イリジウムが検出されたら
奈良・京都・大阪あたり一体が天体落下で壊滅したという仮説の裏付けになるだろう。
そこで「継体天皇」の謎も解けるかも知れないと思っている。
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