【 今のところ大きな動きにはならず 】




日経新聞辺りでも目先の相場環境は「米国の対中制裁関税「第4弾」の全面発動の期限を15日に控え、積極的な売買は手控えられた(日経新聞 12/11)と報じられています。


このブログでは株価動向を追うのに柴田罫線を用いたローソクチャート分析のみを用いるスタンスであることは以前からの会員様は周知の事実とです。ただ、株価そのものはファンダメンタルズを理由に上下動することが殆どであると考えています。


なのにファンダメンタルズ分析を取り入れない理由は、私たち一般投資家には圧倒的な情報格差があるから。手に入るファンダメンタルズ情報は既に知れ渡ったものであり、極端に言えば「リーマンブラザーズが破綻する」と言うような情報が事前に手に入ることはありません。仮にそう言う噂が流れてもあくまで憶測であり、肯定派・否定派の意見が入り乱れる。それが投資判断に使える訳はありません。


相場はファンダメンタルズで動いている、しかしどのことが理由で動いているかは分からない(好材料かも知れないし悪材料かも知れない)そして、それが世に知れ渡るより前に得ることは不可能。
なので、そう言った情報を知る者たちが事前に動く様をチャートから柴田罫線法則・法示の形で把握し、実際の取引に繋げようとするのがこのブログのスタンスです。


と言うことで今週は小動きに終始してしまうのかも知れません。しかし明後日は先物・オプションのメジャーSQが控えており、波乱が起こってもおかしくは無いでしょう。


昨夜は一時先物が下げ向かいましたが、さほど時間を掛けず上に戻してしまいました。
他のチャートでもこれまで出現している売り法則・法示を理由とした売り傾向にあることに変化はありませんが、その後新たな動きは出ていません。225CFDの各時間足でも同様です。


こういう時はデイトレでもして小銭稼ぎを狙おうと考える人は多いかも知れません。板の動きや分足チャートを見ているとそのような気配に見えます。しばらくは静観するしか無さそうです。


しかし、全体が様子見であるが故にあえて動きを出してくることも考えられます。引き続きチャートはよく監視しておくので、何かあれば追加コメントと言う形でお知らせいたします。



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