【 今週の動向 】




今日お伝えする大きなポイントは2つあります。

  1. 日経平均_週足で、先週出現の逆張り「売ゑ」に続き「売そ」も出現したこと
  2. 金曜NYダウの上昇(243ドル高)に対し、日経先物に殆ど反応が見られなかったこと

まず1つ目の点から見て行きます。


日経平均


先週金曜の日経平均は高く始まってから一旦下落し、再び戻るような動きを見せました。
しかし変に戻ってしまったことにより、日経平均_週足で逆張り「売そ」が新たに出現。先週の「売ゑ」に続き、2週連続で売り法示が出現しました。
この他に日経先物_週足では最近逆張り売り法示が3週連続出現しており、NYダウ_週足でも強力な逆張り「売や」を観測しています。


通常逆張り法示が出現すれば、法示が出現した次のローソクが「仕込みローソク」になり、その次のローソクが「利食い目安1本目ローソク」そして「利食い目安2本目ローソク」と続きます。


しかし今回のように同時多発的に同じ方向の売り法示が現れる場合、目先の動きと言うよりもこれまでの動きに対しての大きな変化、今回で言えば下げ方向へ大きく傾くのではないかと考えることになります。


実は私自身でさえ「そんなに都合よく動くのだろうか」とこれまでも何度も思っていました。しかし大体の場合において(多少の時期はずれても)法則・法示が示していたことに間違いは無かったことの方が圧倒的に多いのです。そこまでの規模はしょっちゅう起こることではないものの、これまでの分析記事で会員様も何度か経験されている方も居られると思います。


日経平均_週足で更に逆張り「売そ」が出たことで、引き続き売りスタンス継続とします。



次に2つ目について、これはここ最近の中では露骨の思えるほどだったと言えることです。



例えば日経先物イブニングセッションが16:30から始まり、NY市場が始まるまでは静かな動きでも、NY市場が始まれば動きも活発になるのは日常的に見られることです。そしてNYダウが上がれば日経先物も一緒に上がり、その逆も起こります。


しかし今回、NYダウが寄りからあれだけ上げていたにも関わらず、日経先物はほぼ無反応。そして、最後はむしろ小幅下げで終わる事態。
もしかすると海外投資家勢が休みだったとか?本当にそうならチャートしか見ていない私にとって恥ずかしいことながら、そのくらい金曜の夜は異様な雰囲気だったと思っています。


それが直接どのような影響があるのか(若しくは無いのか)分かりませんが、何となく不穏な印象でした。


日経先物_週足も気になるので見ておきます。


日経先物 週足


一番直近のローソクは金曜のイブニングセッションから立つローソクです。そのローソクが確定するのは今週金曜ですからまだ結果は分かりません。
ですが、先週に引き続き今週も「C」及び、52週線を越えないとなってくると、売り転換へ向かうことも現実味を帯びてくることになりそうです。



日本市場が休場の明日の月曜は何か波乱があるのか?明日は225CFDは朝から、JPN225は16:30から動いていますのでそのチャートをチェックし、何かあればお知らせいたします。




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