【 怪しい兆しあり 】
今の日経平均週足チャートを何も考えないで見た時に受ける印象は「危ない」状態。上げてるとは言え一辺倒のような上昇であり、途中に見える陰線のインパクトが強いからです。
チャートのことを殆ど判らない人にとっては「強い」と感じるかも知れません。昨年末からずっと上げてきているからです。
ただ、その程度のイメージ的な見方ではチャートは読めません。
実際に日経平均週足の状態は強いと言えます。但し条件付きです。
今週ローソクは今日の段階では小幅な陽線でしかありません。しかし久しぶりに26週線上に出て来ました。
終値としてまともな形で26週線上にあったのは昨年10月始めの急落直前。実におよそ半年間26週線の下に潜っていたことになります。
終値としてまともな形で26週線上にあったのは昨年10月始めの急落直前。実におよそ半年間26週線の下に潜っていたことになります。
ローソクが26週線上にあれば13週線とのゴールデンクロスに期待が掛かります。これが強さの条件。13週線も上向いてきています。
日経平均_日足もチェックします。
上げ基道「NーN’」の下値斜線「N’」で跳ね返ったと言って良さそうです。よく見ると6日線と25日線がゴールデンクロスしていることも分かります。
短中期で最大「N」まであると見る必要が出て来そうです。
最近は時間足や日足レベルでの分析を中心に行なっていました。ここに来て週明けで26週線上に出てきたとなると、今後はまず週足の強さがどうであるかを確認した上で日足や時間足を見て行く必要があるでしょう。
そうなると作戦を立てるのも少し複雑になってしまうと感じるかも知れません。しかしチャート分析を行なう上で時間足、日足、週足などがそれぞれ連携を取ることは重要であり、その必要性が出て来たと言うことは動きが出てくるからかも知れないと推察します。
引き続き気を抜かぬよう、よく見ておくようにします。
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