札幌地検は29日、
覚醒剤を営利目的で所持したとして今年2月下旬に逮捕された、元暴力団幹部・酒井偉被告(61)=旭川市=を
覚醒剤取締法違反の容疑で起訴した。調べに対し、酒井被告は「(
覚醒剤を)持っていないし、売っていない」と容疑を全面的に否認している。
札幌地方検察庁
酒井被告は、
覚醒剤を営利目的で所持したとして今年2月下旬に逮捕され、北海道厚生局麻薬取締部や北海道警の捜査では、100袋以上に小分けされた
覚醒剤計344.745グラム(末端価格およそ2,139万円)などが発見された。逮捕時の状況などから酒井被告が営利目的で
覚醒剤を所持したとみられている。