タワマン闇カジノ摘発 店長「カジノスクール」と供述
警視庁は14日夜、東京都港区六本木のタワーマンションの一室で賭博店を開いたとして、店長の山口隆士容疑者(52)=住所不詳=ら店の関係者40~50代の男6人を賭博開帳図利などの疑いで現行犯逮捕し、客の男女2人も賭博容疑で逮捕した。警視庁は家宅捜索でバカラ台やポーカー台を押収、店の関連先から賭博の利益とみられる現金約300万円も押収した。
山口容疑者らは共謀して、14日夜に東京都港区六本木6丁目の高級分譲マンションの一室で、複数の客に現金をかけるバカラ賭博をさせた疑い。
山口容疑者は調べに対し、「賭博目的ではなく、カジノスクールを開いていた」などと供述していて、「国際カジノプレイヤー学院」というウェブサイトも立ち上げていたが、逮捕された従業員の一部は容疑を認め、客の男女2人=賭博容疑で逮捕=も「金を賭けていた」と供述している。ウェブサイトでは「勝ち方・ノウハウを学び、ギャンブルではなく投資としてのカジノを目指す教室」「IR(統合型リゾート)施設に向けて、生徒の育成に力を入れている」などとうたっているが、学校としての実態はなかった。
摘発された部屋は約80平方メートルの2LDKで、売買価格は2億円前後とみられ、セキュリティーの高いタワーマンションで開業し、摘発逃れのために学校経営を偽装していたとみている。
警視庁組織犯罪対策4課は、売り上げが暴力団の資金源になっていた可能性があるとみて調べている。
山口容疑者らは共謀して、14日夜に東京都港区六本木6丁目の高級分譲マンションの一室で、複数の客に現金をかけるバカラ賭博をさせた疑い。
山口容疑者は調べに対し、「賭博目的ではなく、カジノスクールを開いていた」などと供述していて、「国際カジノプレイヤー学院」というウェブサイトも立ち上げていたが、逮捕された従業員の一部は容疑を認め、客の男女2人=賭博容疑で逮捕=も「金を賭けていた」と供述している。ウェブサイトでは「勝ち方・ノウハウを学び、ギャンブルではなく投資としてのカジノを目指す教室」「IR(統合型リゾート)施設に向けて、生徒の育成に力を入れている」などとうたっているが、学校としての実態はなかった。
摘発された部屋は約80平方メートルの2LDKで、売買価格は2億円前後とみられ、セキュリティーの高いタワーマンションで開業し、摘発逃れのために学校経営を偽装していたとみている。
警視庁組織犯罪対策4課は、売り上げが暴力団の資金源になっていた可能性があるとみて調べている。