新型コロナ対策「持続化給付金」詐取 工藤会にも流れた可能性
福岡県警は12日、新型コロナウイルス対策の「持続化給付金」を詐取したとして、自称会社役員・重松健太容疑者(35)=北九州市小倉北区霧ケ丘1丁目=と、自営業・浜川佳和容疑者(35)=同=を詐欺容疑で逮捕した。2人の認否は明らかにしていない。
重松容疑者ら2人は、同区弁天町の会社役員・高橋清正被告(39)=同容疑で逮捕、起訴=ら男5人と共謀し、2020年7月28日、うち1人の会社員の男を新型コロナで売り上げが減った個人事業主と偽って申請書類を提出。同年8月4日、男の口座に100万円を入金させ、だまし取った疑い。重松容疑者が発案し、7人で人集めや書類偽造の役割を分担して、100万円を山分けしたという。
県警は、このうち重松容疑者と高橋被告を中心とする5人が同様の不正受給を繰り返し、被害は200件、総額約2億円にのぼるとみて裏付けを進めている。
この5人のなかには、特定危険指定暴力団・工藤会の元組員らもおり、取り分の一部が工藤会に流れた可能性もあるとみて捜査している。
重松容疑者ら2人は、同区弁天町の会社役員・高橋清正被告(39)=同容疑で逮捕、起訴=ら男5人と共謀し、2020年7月28日、うち1人の会社員の男を新型コロナで売り上げが減った個人事業主と偽って申請書類を提出。同年8月4日、男の口座に100万円を入金させ、だまし取った疑い。重松容疑者が発案し、7人で人集めや書類偽造の役割を分担して、100万円を山分けしたという。
県警は、このうち重松容疑者と高橋被告を中心とする5人が同様の不正受給を繰り返し、被害は200件、総額約2億円にのぼるとみて裏付けを進めている。
この5人のなかには、特定危険指定暴力団・工藤会の元組員らもおり、取り分の一部が工藤会に流れた可能性もあるとみて捜査している。