持続化給付金詐取 共政会系沖本組組員を逮捕
広島南署と広島県警捜査4課は12日までに、暴力団組員の身分を隠して新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金を不正に詐取したとして、指定暴力団・六代目共政会系「三代目沖本組」組員・小島隆次容疑者(42)=広島市中区十日市町2丁目・覚醒剤取締法違反(使用)などの罪で起訴=を詐欺の疑いで再逮捕した。また同日、共謀したとして自営業・黒松順容疑者(42)=東区中山新町1丁目=も同容疑で逮捕した。県警は12日午後、沖本組事務所を捜査員15人態勢で家宅捜索し、関係品を押収した。
逮捕容疑は、共謀して2020年11月4日ごろから同12月11日までの間、小島容疑者が受給資格がある個人事業主を装い、暴力団に該当しないとする虚偽の宣誓をした上で中小企業庁のサイトから持続化給付金を申請し100万円を詐取した疑い。
2人は知人で、小島容疑者は「今は話ができない」、黒松容疑者は「だいたい間違いない」と供述している。持続化給付金を巡る暴力団組員の摘発は広島県内で初。
逮捕容疑は、共謀して2020年11月4日ごろから同12月11日までの間、小島容疑者が受給資格がある個人事業主を装い、暴力団に該当しないとする虚偽の宣誓をした上で中小企業庁のサイトから持続化給付金を申請し100万円を詐取した疑い。
2人は知人で、小島容疑者は「今は話ができない」、黒松容疑者は「だいたい間違いない」と供述している。持続化給付金を巡る暴力団組員の摘発は広島県内で初。