新型コロナ貸付金など詐取 山口組系組員ら4人を相次いで逮捕
愛知県警捜査4課は28日、暴力団員であることを隠して新型コロナ対策の貸付金を騙し取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下組員で、自称土木作業員・中野幸一容疑者(43)=大阪府東大阪市菱屋東=、自称解体作業員・柴田剛成容疑者(34)=神奈川相模原市南区東大沼=、無職・宇野公博容疑者(61)=茨城県常陸太田市塙町=、自称左官業・曽根義博容疑者(40)=愛知県一宮市赤見=ら4人を詐欺の疑いで逮捕した。
中野容疑者は去年5月から9月にかけて、暴力団組員であることを隠して、富山県の社会福祉協議会に新型コロナ関連の貸付金制度「緊急小口資金」や「総合支援資金」を申請し、あわせて80万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれている。
柴田容疑者も同様に去年5月、神奈川県の社会福祉協議会から「緊急小口資金」の20万円をだまし取った疑いが持たれている。
取り調べに対し、柴田容疑者は容疑を認め、ほかの3人はいずれも「私がヤクザというのは間違い」「自分は組員ではない」などと容疑を否認している。
被害額は、あわせて213万円余りに上る。4人はいずれも直接の面識はないが、暴力団組員による不正受給が全国で相次いでおり、指南役やマニュアルにより組織的に制度を悪用している可能性もあるとみて捜査している。
中野容疑者は去年5月から9月にかけて、暴力団組員であることを隠して、富山県の社会福祉協議会に新型コロナ関連の貸付金制度「緊急小口資金」や「総合支援資金」を申請し、あわせて80万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれている。
柴田容疑者も同様に去年5月、神奈川県の社会福祉協議会から「緊急小口資金」の20万円をだまし取った疑いが持たれている。
取り調べに対し、柴田容疑者は容疑を認め、ほかの3人はいずれも「私がヤクザというのは間違い」「自分は組員ではない」などと容疑を否認している。
被害額は、あわせて213万円余りに上る。4人はいずれも直接の面識はないが、暴力団組員による不正受給が全国で相次いでおり、指南役やマニュアルにより組織的に制度を悪用している可能性もあるとみて捜査している。