名古屋地裁で19日、指定暴力団・六代目
山口組傘下組織からみかじめ料を支払わされたとして、愛知県の男性が損害賠償を求めた裁判の第一回口頭弁論が行われ、被告側は請求棄却を求めた。
名古屋地方裁判所
愛知県内に住む男性は2005年から2016年までの間に、
山口組系三代目
弘道会傘下「三代目
髙山組」の
酒井伸久幹部からみかじめ料として約770万円を支払わされたという。
男性は
山口組の
篠田建市組長と酒井幹部を相手取り、1073万円の損害賠償を求めていて、この日の第一回口頭弁論で篠田組長側は答弁書を提出し、請求棄却を求めた。