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>小型株が大きく戻す相場を期待しよう。
と前稿で書いたわけだが、29日の相場は、この期待にかなり応えたものになった。
日経平均は201円(0.73%)の大幅高だったが、これはソフトバンクGが4.1%の急騰したためで、値上がり銘柄1287に対し値下がり銘柄も821もあったのである。TOPIXは0.41%高にとどまった。
小型株安の元凶になってきたマザーズだが、マザーズ指数は1.58%高と3日ぶりに反発、つれてJQ指数も0.83%高。

道場銘柄も大半の銘柄が上げた。
シード平和(推)は809△15と反発。三栄建築、イーグランド(推)、AMG、フォーライフも上げた。

UTグループ3510△130、アウトソーシング2157△96、フルキャスト2237△12と、人材派遣はそろって上げた。コロナ禍でも比較的堅調な値動きをしており、ポートフォリオに加えておきたい業種である。

半導体関連も大半の銘柄が上げた。道場銘柄も、マルマエ、東京応化、岡本工作、内外テック、野村マイクロ(推)等が上げた。半導体も振れが大きいがやはり強い動きという評価でいいだろう。

東和ハイシス(推)は3375△55と3日ぶりに反発した。7.20日につけた3310円の安値を下回らず反発した動きを評価したい。

コロナの感染拡大で、影響を大きく受けそうな業種・銘柄は、高安まちまちで、他の銘柄に比べ、やや弱い動きだったと言えよう。
旅行ではアドベンチャーは上げたが、オープンドア、じげん(推)は下げ、道場銘柄以外ではHIS、KNT、エアトリは小動きだった。

レジャー等ではルネサンス、アミューズは下げたが、セントラルスポーツ、ラウンドワン、ウチヤマ(推)は上げた。

外食はやや下げるものが多かった。ブロンコビリー、オーエムツー、フライングガーデン、ゼンショーは下げ、わずかに串カツ田中が上げた。

なおアルテサロンは薄商いながら年初来高値更新が狙える位置で強ばっている。クリヤマ同様、どこかで噴き上げるかもしれない。

「四季報発売先取り銘柄」として6.16日付けでご紹介した銘柄の16日の終値と7.29日の終値は以下のとおり。

3294 イーグランド 1031±0→1023△4

3355 クリヤマHD 735▼2→781△29

3556 リネットJP 739▼8→781△13

4177 i-plug 6100△270→7800△500

4301 アミューズ 2413△20→2283▼35

4390 IPS 2746△17→2772△72

5191 住友理工 727△4→801▼14

6059 ウチヤマ 397△6→357△3

7812 クレステック 1210▼5→1221▼2

まあまあの成績だが、この間、日経平均が29291円→27782円と5.15%も下げていることを考慮すれば、かなりの好成績と言ってもよかろう。
引け後、クリヤマが2021年12月期の6月中間決算予想を発表した。経常利益は18.00億円→26.55億円に大幅上方修正。いろいろ並べ立てて通期予想は現時点ではとして据え置いたが、純利益はすでに通期予想をオーバー、想定為替レートは1ドル104円等であることも考慮すれば、大きく上方修正されるのは必至だろう。PTSでは840△59。

なお、これから決算発表が本格化する。
7.30日はイーグランド、アウトソーシング
8.05日はオプテックス、シスロケ、ユアサ商事、グローブライド、アバント
8.10日はシード平和、フォーライフ、クレステク、オーウイル、ルネサンス
8.11日は東和ハイシス、ACSL
8.12日はアドベンチャー、ソフィア、リネット、i-plug、アミューズ
注=ケアレスミス等あるやもしれないので、利用に際しては確認してください。

7月29日 22時28分記

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