中山記念では、「1部上場企業を辞めて競馬学校に入った調教師の管理馬」に注目しております | 元JRA馬主・小栗範恭のブログ

中山記念では、「1部上場企業を辞めて競馬学校に入った調教師の管理馬」に注目しております

こんばんは。

元JRA馬主で、現在は「パーフェクトホースマンズ」の「馬主情報部」に所属している、小栗範恭(のりやす)でございます。

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さて、話は変わりますが、7月21日(火)のマーキュリーC、9月29日(火)の白山大賞典、12月10日(水)の名古屋グランプリと、地方交流重賞を3連勝している、吉澤克己オーナー(馬主名義は株式会社吉澤ホールディングス)の所有馬マスターフェンサーは、次走の予定が、3月17日(水)の地方交流重賞・ダイオライト記念となっております。

過去にこのブログで何度かご紹介しておりますが、念のために改めてご紹介しておきますと、吉澤オーナーは、浦河にある育成牧場、「吉澤ステーブル」の代表者です。

1996年に設立された「吉澤ステーブル」は、主にBTC(軽種馬育成調教センター)の施設を育成に使用しており、2年目に手掛けたウメノファイバーが1999年のオークスを制しておりました。

それ以降も、2002年のダービーなど重賞を4勝したタニノギムレットや、2012年の有馬記念など重賞を11勝したゴールドシップや、2013年の天皇賞・秋や2014年のドバイデューティーフリーなど、国内外の重賞を5勝したジャスタウェイといった、多くの育成馬が大レースで活躍しております。

更に、吉澤オーナーは、2012年10月、滋賀県甲賀市に、200頭ほどを預託できる育成牧場、「吉澤ステーブルWEST」を設立し、2013年9月には、茨城県稲敷郡阿見町に、やはり200頭ほどを預託できる育成牧場、「吉澤ステーブルEAST」を設立しており、このように、トレセンの近くに育成牧場を設けた理由について、オーナーは、「馬がトレセンにいる時間を短くできるため、馬主さんが厩舎に払う預託料を抑えられるから」と語っておりました。

その上、2017年の4月には、滋賀県の甲賀市に、育成調教技術者を育てるための施設・「湖南馬事研修センター」を設立し、競走馬の育成だけではなく、人材の育成にも力を入れておりますので、吉澤オーナーは、「大いに尊敬すべき人物」と言えるでしょう。

馬主としての吉澤オーナーは、JRAで馬を走らせ始めた2004年からこれまでに100頭以上を所有しており、2018年は、16勝を上げ、「3億2467万円」の賞金を獲得しておりました。

その後も、一昨年は「17勝・獲得賞金3億1103万円」、昨年は「17勝・獲得賞金3億0268万円」と、2018年と同水準の数字を残していた上、昨年は、地方交流で3勝を上げ、「7600万円」の賞金を獲得しており、「合計3億7868万円」の賞金を獲得しております。

更に、今年に入ってからも勢いは続いており、先週までの成績が「3勝・獲得賞金5121万円」と、昨年の同時期(2月23日【日】まで)の「3勝・獲得賞金4703万円」を上回っておりますので、現在の吉澤オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。

そこで、1着賞金3200万円(馬主の取り分は8割の2560万円)のダイオライト記念に向けて、マスターフェンサーを預けている角田先生に対し、最終的にどのような指示を出すのか、注目したいと私は考えております。

そしてここからは、阿部雅英オーナーが中山記念に出走させる、堀宣行(のりゆき)厩舎の管理馬ヒシイグアスについて、私の頼もしい仲間の一人である、「元調教師のNさん」が連絡してきた内容をご紹介しておきましょう。

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小栗さんもよくご存知の通り、千葉県市川市出身の堀宣行君は、日本大学の商学部に通っている時に、実家から近かった中山競馬場で、誘導馬の世話をするアルバイトをしていました。

大学を出た後は、電気設備工事などをやっている「関電工」(東証1部)で、経理の仕事をしていたんですが、1991年に、「関電工」を辞めて競馬学校の厩務員課程に入ったように、中山競馬場でアルバイトをしていた頃から、「馬に関わる仕事をしたい」という気持ちがあったのでしょう。

競馬学校を出てからの堀君は、諏訪富三厩舎で厩務員をやって、二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎で調教助手をやって、2003年に自分の厩舎を開業しました。

初めの年は、「6勝・獲得賞金1億2370万円」という成績でしたけど、次の年に、「16勝・獲得賞金2億2801万円」と大きく数字を伸ばすと、2005年からは、毎年欠かさず20勝以上していますし、ビーナスラインを使った2006年の函館スプリントSで初めての重賞勝ちを飾った堀君は、キンシャサノキセキを使った2010年の高松宮記念で初めてのGI勝ちを飾っていて、その後も、ドゥラメンテを使った2015年のダービーと皐月賞を勝つなど、今までに、「JRAの重賞を60勝」という実績を残しています。

それに、海外でも、モーリスやネオリアリズムなどでG1を6勝もしているのですから、本当に大したものです。

2015年は、ドゥラメンテやモーリスなどの活躍で、JRAで「重賞8勝を含む54勝・獲得賞金15億2485万円」という成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっていました。

でも、去年までの5年間は、

2016年→44勝・獲得賞金13億0934万円(リーディング5位)
2017年→48勝・獲得賞金11億3661万円(同4位)
2018年→49勝・獲得賞金7億4753万円(同5位)
2019年→54勝・獲得賞金9億7056万円(同2位)
2020年→48勝・獲得賞金12億0988万円(同3位)

と書けば分かる通り、「リーディング1位」を逃し続けているんですよ。

それに今年は、ヒシイグアスを使った中山金杯と、カフェファラオを使ったフェブラリーSを勝つなど、先週までに7勝を上げて、「2億4966万円」の賞金を稼いでいて、「2億5765万円」で1位の安田隆行厩舎との差が僅か「799万円」になっていますけど、「調教師リーディング」は、11勝を上げて1位の清水久詞厩舎に4勝差を付けられていますから、きっと今の堀君は、「上との差を詰めるために1つでも多く勝ちたい」と考えているのでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金が6700万円の中山記念にヒシイグアスを使いますので、私が彼でしたら、間違いなくこの馬をメイチに仕上げます。

実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、

「一昨日、南ウッドに入れられて、5Fが68秒4、終いの1Fが12秒5という時計を馬なりで出していました。エスコバル(3歳1勝クラス)をコンマ4秒追い掛けて、持ったままでグングン差を詰めると、最後はキッチリ同入に持ち込んでいましたね。素軽いフットワークで走れていましたし、追い切った後もどっしりと落ち着いていましたよ」

というものでしたから、いい競馬が期待できそうです。

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堀宣行厩舎が中山記念に出走させるヒシイグアスについて、「元調教師のNさん」から届いた報告は以上です。

なお、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページ、及びいくつかのブログに於いて、「非常に有益な情報」を包み隠さず公開しております。

そこで、「馬券で儲けたい」と真剣に考えている方には、「パーフェクトホースマンズ」のホームページはもちろんのこと、私のブログや、他のブログを毎日欠かさずご覧になることを推奨しておきましょう。

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本日は以上です。

小栗範恭でした。