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猫とウサギと釣りのブログ

ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  城ケ島  サビキ  北条湾  チョイ投げ  

【城ヶ島・三崎港・北条湾】雨が強過ぎて釣りは断念しました(2020年1月26日)

こんにちは。

この週はしばらく愚図ついた天気になる予報も出ており、週末の天気もハッキリしませんでした。



去年の暮れから、巨大エイ巨大なウミヘビなど北条湾での厄介者ばかり釣れ、サビキ以外の釣りでのまともな釣果を皆様へお伝えしたく、この日も雨の予報ながら釣りに行く準備を整えていました。

いつもの、金曜日にその週末の海の状況や天候をお伝えしておりますツイート時点で、日曜日の天候は午前9時頃から雨の予報でした。

これなら、私は普段は未明から明け方に掛けて釣りをしているので、何とか天気は持つかな…と思っていました。

概ね午前1時起床で釣りの準備をし北条湾を目指しています。

午前1時起床なので、早いと前日の午後18時頃には床に就きます。

この日も同じパターンだったのですが、寝る前に最後の天気をチェックしました。

その時は上記ツイートと同じく、雨が降り出すのは午前9時以降。

前日の午後18時の時点で予報に変わりがないので安心して床に就きました。

予定より30分ほど早く目が覚め、ダラダラ釣りの準備を開始します。

一応、念のため天気予報もチェックしておくか…と、チェックしてみると…

2020年1月26日の天気予報


「はぁ??君は何を言っているのかな?」

前日の予報とは打って変わって午前3時には雨の予報。

いきなり6時間も前倒しで雨です。

これはさすがに予想しませんでした…というより、天気予報を完全に信じていました。

これだけ見ると使えない天気予報に見えますが、恐らくですが、今年の冬の異常な暖冬。

私が良く釣りに行く三浦半島。

今の時期は大根などの収穫の最盛期ですが、先日のニュースで暖冬のお蔭で大根が育ち過ぎて出荷する規格をオーバーしてしまい、大半が出荷出来ず廃棄するしかなく、農家の方も「豊作貧乏」だ…と頭を抱えていらっしゃいました。

この暖冬も、大陸からの偏西風の通るルートが過去にないようなルートを通り、日本付近が冬型の気圧配置にならないことが主な原因です。

そして、私も常々お話しさせて頂いております海水温の上昇など、地球規模で考えれば全ての変化が繋がっており、釣りで魚の動きが毎年変わってしまうレベルですので、天気予報の話に戻りますが、天気を予測するのも難しいのかな…と思ってしまいました。

去年の秋以降、現に天気予報が良く外れます。

その中でも特に風速が良く外れます。

この暖冬で、スキー場は壊滅的、豪雪地帯の除雪を担う会社も壊滅的など、かなり切迫した死活問題になっています。

災害や社会生活全般を含め、毎年同じことが同じように起こり、またそれらによって安定した生活が出来たりすることも、今後はどんどんなくなり、その時々で臨機応変に順応していくことが大切なのかもしれません。

そんなこんなで、かなり天気予報に振り回され、釣りに行く気満々で前日に前回の釣行同様にタコとボラを狙うつもりでエサも自作し、今日は釣っちゃうよ!釣れるよ!と鼻息荒く準備しましたが、この6時間前倒しの雨にハトが豆鉄砲を食らったような状態に。

更に撃沈されることが分かっていたので、あまり見たくなかったのですが、一応雨雲レーダーを見てみます。

2020年1月26日午前1時頃の雨雲レーダー


赤丸の場所が三浦半島ですが、見事に雨ど真ん中。

もしや…の期待に拡大画面に切り替え、どの辺で雨雲は切れるのかな?と確認しますが、ひたすら続く雨雲は四国を超え九州辺りで途切れていました。

これ、雨が降っていたら絶対すぐに止まないよね?という状況です。

しかし、雨雲レーダーでも自宅付近に雨雲が掛かっていないので、当たり前ですが自宅付近は雨が降っていません。

自宅も既に土砂降りなら、この段階で行く事を止めたと思いますが、そこは釣りキチ…前日にルンルン♪でこさえた仕掛けやエサ。

いや、ほら、天気予報も外れることがあるし…

状況証拠だけで100%どう考えても雨が降っていますが、諦め切れずに家内には現状を敢えて説明しないまま自宅を出発。

自宅を出て5分ほど、まだ雨は降ってきません。



横浜横須賀道路に入り、六ッ川料金所を過ぎた辺りでポツポツと雨粒が…

家内の顔色が変わり始めます。

そして、釜利谷JCT辺りに差し掛かるといよいよ本降りの雨に。



この辺から、雨を降らせている低気圧ではない「圧」を車内で感じ始めます。

そして、雨の強さに比例して「圧」も上がっていき、とうとう問い掛けへの返答もなくなります。

いよいよ現地北条湾へ到着の前に、様子見を兼ねて城ケ島のトイレへ行きますが、この時はもう土砂降り。



車からトイレへ行くだけでずぶ濡れになるような状況です。

城ヶ島内の主要な釣り場の様子を見て北条湾へ向かいます。

そして、到着直前家内が「私は車から降りん!」と突然怒りの宣言。

怒りの宣言をしなくても、この時点では私も釣りはさすがに止めておこうと思っていました。

この後、花暮岸壁などの様子も伺いましたが、一応天候はこんな状況でもこの日の潮回りは大潮です。

折角北条湾まで来たので、海の様子だけでも見ておこうと思っていました。

土砂降りの中、海水だけ汲み海水温を確認します。



著しい海水温の低下も見られません。

ちなみに到着時の北条湾の雨の降り方はこんな感じです。



夜間の動画撮影で雨粒がしっかり確認出来るレベルの降り方でした。

2018年の2月に釣り用のTwitterのアカウントを開設したのですが、その頃からブログやTwitterをご覧頂いております方は「このくらいの雨なら以前は釣りしてなかった?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、この日は唯一幸いなのは風は比較的穏やかで風速2mほど、寒いのは冬なのでいつも同じですから、やろうと思えば釣りは出来ましたし、実際に以前なら釣りをしていたと思います。

2019年1月の1年前の記事のアーカイブ(リンク先をご覧下さい)ですが、1年前は1月に数は乏しくとも、まだイワシ類を始めとした青魚が釣れていました。

そして、注目して頂きたいのが、青魚に混じって根魚のウミタナゴやメジナ、メバルの釣果が確認出来ると思います。

イワシ類を始め、青魚の今年の傾向は、去年の12月の半ばあたりの記事から、毎回私なりの考察をお話しさせて頂いておりますが、今シーズンの冬の根魚に関しましては、これも海水温の上昇の影響によるものと思われますが、ウニの大量発生と海水温が下がらないことでウニが通年を通して活発に活動し、北条湾内の海藻を食べ尽し磯焼けが酷いことになっています。

これは私一個人の見解ですが、これにより根魚のエサや隠れる場所、産卵に適した場所などが無くなり、数が大幅に減ってしまったんだと思われます。

例年ですと、完全にイワシ類を始め青魚の群れが北条湾から離れても、なんだかんだ根魚が釣れ、釣りに行ってボウズを懸念しなければならない状況はほぼありませんでした。

サビキで青魚狙いで釣りに行き、仮に青魚が釣れなくても、根魚が釣れることで、それなりにビギナーの方でも釣りが楽しめる状況であり、夜間でも街灯がある、堤防なので足場がしっかりしており安全、限りはありますが基本的に駐車場代が掛からない…こういうことからTwitterやブログで北条湾という釣り場をご紹介させて頂いておりましたが、今シーズンの冬からそれらが一変し、青魚や根魚のみならず、北条湾にかつて居た魚や今現在いる魚の動きも大きく変わっており、非常に釣果に結び付けにくく、魚達の動きが読めない状況が続いています。

北条湾に数十年通い続けている私でも状況は同じであり、昨今新型のウィルスによる肺炎なども騒がれており、気温が低い中雨に打たれ体調を崩したりすることも考えられることから、この日は釣りを断念致しました。

家内にも釣りをしないことを話し、小一時間ほど北条湾周辺の海を観察していましたが、これだけ偉そうに釣りをしなかった理由を申し上げておきながら、「やっぱ…少し釣りをしようかな…」と思う出来事がありました。

その出来事がある前に、家内に釣りはしない旨を伝えていたので、釣りをしないことで「圧」も下がり顔色が良くなった家内を目の前に、「やっぱ、少し釣りをするか…」とはさすがに言い出せなかったので完璧に釣りを断念しましたが、北条湾の最深部辺りを眺めていた時ですが、海面に巨大な波紋がいくつも出来ていました。

時刻は午前3時半過ぎです。

この時間では、まだ海鵜がいることは考えられません。

状況的にはどう考えても魚です。

道路の上から遠巻きに見ていたので魚影など細かいことは分かりませんでしたが、パッと思い付くことで申し上げますと、それなりの雨量の雨が降っています。

度々申し上げておりますが、北条湾の深部には川が流れ込んでいます。

そして、北条湾はウナギの寝床のような細長い湾なので、海水が淀み易く流れが緩い湾です。

雨が降ると、北条湾の深部は海水の塩分濃度が低くなり易く、汽水域のような場所が出来易いです。

且つ、この時は大潮の上げ潮で潮が動いている時間帯です。

恐らく、シーバスかボラの群れが居たと思われます。

出来る波紋から想像するに、1匹が50cm~60cmくらいの魚の波紋だと思われます。

更に絞り込むと、この時期に北条湾の深部に何がしかの小魚の群れがいる可能性は低く、小魚などが居ればシーバスがそれを追い駆け湾の深部に入って来ることは考えられますが、恐らく川から流れ込んでくるエサを求めてボラが集まっていたと思われます。

ボラは雑食性ですので、川から流れ込んでくる木の実や昆虫、またその昆虫の死骸や雑草、野菜など何でも食べます。

泥や砂などが混じっていても問題なく食べるので、雨量が多く川の流れが速くなる時などは河口付近に集まり流れてきた物を食べます。

恐らく、城ケ島周辺に居付いているボラで、雨が降ると下がる塩分濃度などを元に、北条湾の深部に川があることが分かっているんだと思います。

雨が降ると毎回北条湾の深部にボラが集まるわけではありませんが、これはボラの一つの習性なので雨の日や、雨が降った直後に河口付近でボラを狙ってみると思わぬ大物に巡り合うかもしれません。

この日は一応ボラ狙いでいろいろ準備していたので、見付けた直後は非常に釣りがしたかったです。

2019年の秋以降から思うような釣りが出来ていません。

自然相手ですので、それが醍醐味の一つではあるのですが、やはり釣りは釣れないよりは釣れた方が良い…

来週は早いものでもう2月です。

2020年も早くも1ヶ月が過ぎました。

来週は小潮と潮回りがイマイチですが、天候に恵まれる事を祈り頑張って釣りに行きたいと思っています。

また、ご報告させて頂きます。

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本ブログの著者について

Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する50代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を配信しております。■釣行時、ツイキャスよりライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

※猫についてはTV等に出演した先代猫は亡くなり、現在は二代目(兄妹猫)となっております
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