仁川Sでは、「1981年に北九州市で病院を開業したオーナー」が使う馬に注目です | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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昨日、2月26日(金)は、美浦トレセンで厩舎を構えている天間昭一君にとって、56歳の誕生日だったんですよ。

天間君は、1982年に森安弘昭さんの厩舎で騎手候補生になって、1984年に乗り役としてデビューしました。

森安弘昭厩舎と言えば、キヨヒダカやヒダカハヤトを管理していたことでお馴染みですね。

デビューした後の天間君は、知っている方もいると思いますが、1992年の8月にフリーになって、2006年の2月に引退するまで、乗り役として、JRAで通算111勝を上げていました。

ちなみに、彼の同期には、2018年の3月に乗り役を引退して、今は杉浦宏昭厩舎で調教助手をやっている木幡初広君や、もう調教師になっている、鹿戸雄一君や中舘英二君などがいます。

そして天間君は、6回目の挑戦だった2006年に調教師の試験に受かって、その年に乗り役を引退して、12月に厩舎を開業しました。

開業した年は、さすがに1つも勝てなかったのですが、その後は、2年目が4勝、3年目が10勝、4年目が13勝と、少しずつ勝ち星を伸ばしていましたし、今までに、レッツゴーキリシマを使った2010年の関屋記念、トシキャンディを使った2012年のプロキオンS、クラウンロゼを使った2013年のフェアリーS、ノボバカラを使った2016年のプロキオンSとカペラSと、乗り役時代に勝てなかった重賞を5勝していて、JRA通算で131勝を上げています。

そして今週、天間君の厩舎は、

■27日(土)

中山3R・3歳未勝利→マリンセブン
小倉4R・障害未勝利→クリノハプスブルク
小倉5R・3歳未勝利→カシノマイスター
小倉6R・4歳上1勝クラス→グリニッチヴィレジ
小倉11R・帆柱山特別→マリノスピカ

■28日(日)

中山5R・3歳未勝利→ノアブラック
小倉4R・障害未勝利→ビッグスコール
小倉12R・鳥栖特別→コスモミローディア

と、全部で8頭を使いますので、きっと彼は、「勝って自分の誕生日を祝いたい」と思って、どの馬もキッチリ仕上げている筈ですから、この馬達がどんなレースを見せてくれるのか、注目したいですね。

そしてここからは、栗東の川村禎彦(よしひこ)厩舎が仁川Sに使う、曽我司(そが・つかさ)オーナーの持ち馬ミヤジコクオウについて、私の頼もしい仲間の一人、「馬主のHさん」から届いた報告を紹介しておきますね。

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曽我司オーナーは、「萩崎クリニック」(福岡県北九州市)の院長ですわね。

1974年に日本大学の医学部を卒業した曽我オーナーが、「福岡大学病院」の精神神経科と「畠中内科医院」に勤めた後、1981年に開院した同クリニックは、北九州モノレールの「香春口三萩野(かわらぐちみはぎの)駅」から徒歩5分ほどの場所にあって、現在は、心療内科と精神科と内科があって、通常の診療に加えて、健康診断や生活習慣病の検診なども積極的に行なっていますし、平日は忙しくて通院できない方のために、土曜日も診療をしていますの。

更に曽我オーナーは、少し前まで「社会福祉法人・薫会」の理事長も務めていて、同会では、「萩崎クリニック」に隣接している特別養護老人ホーム・「北九州シティホーム」を運営していて、こちらでは、入居者が退屈しないように、様々なクラブ活動が行われているそうで、中でも、生け花、書道、カラオケ、折り紙、囲碁、麻雀などが人気だそうですわ。

施設の建物は4階建てで、敷地面積が500坪もあって、80名近くの受け入れが可能で、通常の「デイサービス」に加えて、自宅介護を行なうご家族のため、一時的に入所を受け入れる「ショートステイサービス」も行っていますから、地域の方にとっては、「欠かせない存在」となっているのでしょう。

また、JRA馬主としての曽我オーナーは、キャリアが40年近くに及ぶ大ベテランで、これまでに40頭ほどを所有していて、2013年は、ミヤジタイガがカシオペアSを勝つなど、「8勝・獲得賞金1億8054万円」という、過去最高の成績を残していましたの。

でも、その後は成績が伸び悩んでいて、昨年までの5年間も、

2016年→1勝・獲得賞金2754万円
2017年→6勝・獲得賞金8482万円
2018年→5勝・獲得賞金1億0875万円
2019年→2勝・獲得賞金4347万円
2020年→3勝・獲得賞金5927万円

と、記せば分かるように、物足りない数字に留まっていましたわ。

それに今年も、先週までが「6戦0勝・獲得賞金330万円」という状況ですから、現在のオーナーは、「早く今年の初勝利を上げたい」、「賞金の高いレースを勝って巻き返しのきっかけにしたい」と考えているのでしょう。

そういった中、本日は、1着賞金2300万円(馬主の取り分は8割1840万円)の仁川Sにミヤジコクオウを出走させますので、私が曽我オーナーでしたら、この馬を預けている川村先生に、メイチの勝負仕上げをお願いますわね。

実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、

「24日(水)、坂路に入れられて、4Fが55秒2、終いの1Fが13秒2っちゅう時計を馬なりで出しとりました。軽快なフットワークで駆け上がって、最後まで集中して走れとったし、馬体の張りと毛ヅヤがホンマによう見えたんで、厩舎の狙い通りに仕上がったんやろうな」

という内容でしたから、好レースが期待できると私は見ていますの。

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曽我司オーナーが仁川Sに使うミヤジコクオウについて、「馬主のHさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。