天保山Sに漂っている、札幌からの勝負気配 | 元JRA調教師・山田要一のブログ

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おはようございます。
元JRA調教師で、今は、パーフェクトホースマンズの調教師情報部に所属している山田要一です。

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清水英克厩舎のゴールドサーベラス(牡6歳・父スクリーンヒーロー)は、次走の予定が、7月15日(日)の函館記念(芝2000m)になりました。

この馬は、今年に入ってから、1000万条件と幕張Sを連勝してオープン入りしていて、その後の3戦は、

ダービー卿CT→勝ったヒーズインラブからコンマ5秒差の6着
メイS→勝ったダイワキャグニーから1秒1差の9着
エプソムC→勝ったサトノアーサーからコンマ8秒差の7着

と、あまりいい成績を残せていませんけど、終いの脚を確実に使うタイプなので、ハンデと展開次第では、見せ場があってもおかしくないと私は見ているんですよ。

ゴールドサーベラスを管理している清水英克君は、元々、騎手を目指していたのですが、体が大きくなってしまったために諦めて、1984年の1月に競馬学校の厩務員課程に入りました。

それから、その年の4月に、天皇賞・秋を勝ったプリテイキャストなどを育てた石栗龍雄さんの厩舎で厩務員になって、11月からは助手になって、1993年の3月からは、南部杯を勝ったタイキシャーロックなどを育てた土田稔君の厩舎、2004年の3月からは、メジロドーベルやショウナンカンプを育てた、私と同い年の大久保洋吉君の厩舎など、いくつかの厩舎を渡り歩きながら腕を磨き、2005年に調教師の試験に受かって、2006年に厩舎を開業していますね。

清水君の厩舎は、ガルボで2014年の函館スプリントSを勝ってから、4年も重賞を勝てていませんので、今は、「久し振りに勝ちたい」と考えている筈ですから、函館記念に向けて、ゴールドサーベラスをどう仕上げてくるのか、キッチリ確認したいと思っています。

そしてここからは、栗東の寺島良厩舎が天保山Sに使う、武田修オーナーの持ち馬ハヤブサマカオーについて、私の頼もしい仲間の一人、「馬主のHさん」から届いた報告を紹介しておきましょう。

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武田修オーナーは、北海道札幌市の厚別区にある、「医療法人社団武田隼会・たけだ皮膚科スキンケアクリニック」の院長を務めていますの。

最寄りの「JR森林公園駅」からですと、西口を出て左折して、川を渡ってそのまま600メートルほど進んで、もう一度川を渡ってすぐにある茶色の建物が同院ですわ。

奈良県出身の武田オーナーは、1995年に北海道大学の医学部を卒業していて、それから、札幌市内にある「北海道大学病院」と「札幌鉄道病院」と、江別市にある「医療法人廣仁会・野幌皮膚科医院」などで勤務して、2003年の5月に「たけだ皮膚科スキンケアクリニック」を開院していますの。

同医院は、来院する患者さんがリラックスできるように、待合室にグランドピアノを設置して、ピアニストによる生演奏を行なっていますし、子供達が「また来たい」と思うように、おもちゃやDVD観賞スペースがあるキッズルームを備えていますわ。

それに、「たけだ皮膚科スキンケアクリニック」は、一般皮膚科の診療に加えて、美容皮膚科にも精通していて、ニキビやシミの治療に効果的と言われる「eMatrix」や、針を使わずにコラーゲンやヒアルロン酸などのエイジングケア成分を大量に注入できる「アクシダーム」といった最新の医療機器をいくつも導入していますので、武田オーナーは、地域の方から厚い信頼を寄せられているのでしょうね。

また、武田オーナーは、皮膚のトラブルを抱える人の美容液や化粧水などの「ドクターズコスメ・MANAシリーズ」をプロデュースしていて、かなり好評を得ているそうですわ。

馬主としての武田オーナーは、確か2008年からJRAで馬を走らせていて、これまでに20頭以上を所有していますの。

2014年は、「5236万円」の賞金を獲得していましたけど、その後の2年間は、

2015年→獲得賞金2897万円
2016年→獲得賞金3908万円

という数字に終わっていましたので、昨年の武田オーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っていた筈ですわ。

実際に昨年は、「8勝・獲得賞金8246万円」という過去最高の成績を残していましたし、ハヤブサマカオーを出走させた交流重賞の兵庫ジュニアグランプリで、初めての重賞勝ちを飾っていましたので、私の見込みは正しかったのでしょうね。

ただ、今年に入ってからは、まだ1勝もできていないこともあって、先週までに「520万円」の賞金しか稼げていませんので、現在のオーナーは、「早く今年の初勝利を上げたい」、「賞金の高いレースを勝って勢いを付けたい」と考えている筈ですわ。

また、武田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、

■「JRAブリーズアップセール」→1頭を475万円で落札
■「HBAトレーニングセール」→1頭を864万円で落札

と、計2頭を総額1339万円で落札していましたの。

それに今年も、4月24日(火)に行われた「JRAブリーズアップセール」で、1頭を1080万円で落札していましたし、もちろん、これから行われる「競走馬セール」でも、何頭かの落札を予定しているでしょうから、現在は、「多くの賞金を稼いで、潤沢な資金でセールに臨みたい」とも考えているのでしょうね。
(落札金額は全て税込表記)

そして本日は、1着賞金が2200万円(馬主の取り分は8割の1760万円)の天保山Sにハヤブサマカオーを出走させますので、私が武田オーナーであれば、この馬を預けている寺島先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示しますし、元調教師の方から届いている最終追い切りについての報告が、

「13日(水)、ポリトラックで強めに追われて、6Fが76秒2、終いの1Fが12秒1っちゅう時計を出しとりました。軽快なフットワークで走れとったし、追い切った後も元気一杯やったんで、5ヶ月振りのレースやった前走を使われた上積みが大きいんでしょうな」

という内容でしたから、好レースが期待できると私は見ていますの。

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「馬主のHさん」から届いた、栗東の寺島良厩舎が天保山Sに使う、武田修オーナーの持ち馬ハヤブサマカオーについての報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、馬券に活かしたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。