元JRA調教師・山田要一のブログ

元JRA調教師・山田要一のブログ

厩舎OBという立場から、パーフェクトホースマンズの一員としてファンの皆様と違う視点で競馬のことを掘り下げたいと思います。

おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、フローラSについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のMさん」から届いた報告を紹介しますね。

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東京都出身の加藤征弘(ゆきひろ)君は、お祖父さんとお父さんが馬主さんという、競馬が身近な家庭で育っていて、子供の頃は乗馬のスポーツ少年団に入っていましたし、高校に進んでからは、馬術部に入っていましたから、競馬の世界を目指したのは、自然なことだったのでしょう。

1991年の5月に競馬学校の厩務員課程に入った加藤君は、その年の9月からは、クライムカイザーで1976年のダービーを勝つなど、乗り役として大活躍した加賀武見さんの厩舎で厩務員をやって、同じ年の11月からは、1991年の中山大障害・春(今の中山グランドジャンプ)を勝ったシンコウアンクレーなどでお馴染みの二本柳俊一さんの厩舎で調教助手をやって、1994年の3月からは、安田記念を勝ったトロットサンダーなどでお馴染みの相川勝敏さんの厩舎で調教助手をやっていました。

それから、2001年に調教師の試験に受かった加藤君は、栗東の森秀行厩舎で技術調教師をやって経験を積んで、次の年の3月に自分の厩舎を開業しています。

加藤君は、最初の年こそ「12勝・獲得賞金1億5238万円」という成績でしたけど、次の年は「26勝・獲得賞金4億4246万円」と大きく数字を伸ばしていましたし、3年目だった2004年は、ピットファイターを使った武蔵野Sで初めて重賞を勝つなど、「32勝・獲得賞金4億7382万円」という成績を残していました。

しかも、2007年には、シャドウゲイトを使ったシンガポール航空国際Cで、初めてのG1勝ちを海外で飾っていましたし、2011年には、フィフスペトルで京成杯AHを勝つなど、「39勝・獲得賞金6億9069万円」という、今までで一番いい数字を残していましたから、厩務員や調教助手だった頃に、さっき名前を挙げたトロットサンダーなど、走る馬を間近で見てきた経験をしっかり活かせているのでしょうね。

2015年の加藤君は、ノンコノユメで地方交流G1のジャパンダートダービーを勝って「4500万円」の賞金を稼いでいましたし、JRAでは、この馬でユニコーンSと武蔵野Sを勝つなど、「30勝・獲得賞金6億3629万円」という成績を残していました。

でも、去年までの5年間は、

2019年→33勝・獲得賞金5億4207万円
2020年→31勝・獲得賞金5億8243万円
2021年→29勝・獲得賞金4億3763万円
2022年→29勝・獲得賞金4億8075万円
2023年→29勝・獲得賞金4億5568万円

という形で数字が伸び悩んでいましたから、今年を迎えるにあたって加藤君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。

実際、今年は、エコロブルームでニュージーランドTを勝つなど、先週までに9勝を上げていて、稼いだ賞金が「2億0827万円」と、もう去年の半分近くになっていますから、今の加藤君は、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。

そんな中、今週は、1着賞金が5200万円のフローラSにアドマイヤベルを登録してきましたので、私が加藤君でしたら、間違いなくこの馬をメイチに仕上げますし、実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、

「昨日、南ウッドに入れられて、5Fが69秒6、ラストの1Fが12秒6という時計を馬なりで出していました。10日(水)に同じ南ウッドでやった一週前追い切りの時に、レースでも乗る予定の横山武史君がしっかり負荷を掛けていたこともあって、今週は馬なりでしたけど、気配の良さが目立ってしましたし、馬体の張りと毛ヅヤの良さも目を引くものでしたよ」

というものでしたから、「侮れない存在」と私は見ています。

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フローラSついて、「元調教師のMさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
↓↓↓
【 こ ち ら 】

元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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【 こ ち ら 】

今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。
おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、フローラSについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のHさん」から届いた報告を紹介しますね。

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1978年の8月生まれで、大阪出身の中村直也君は、競馬とは関係のない普通の家庭で育ったんやけど、人気漫画やった「風のシルフィード」を読んだことと、ゲームの「ダービースタリオン」をやったことがきっかけで、この世界に興味を持つようになって、高校を出てからは、英語と馬のことを教えてくれるオーストラリアの学校に行って、その後は、アイルランドに行って、エイダン・オブライエン厩舎で働いとったんですわ。

エイダン・オブライエン君は、皆さんもよう知っとる通りで、ガリレオ、ディラントーマス、デザートキングとか、数え切れんほど多くの馬でGIを勝っとって、世界中でよう知られとる調教師やな。

日本に帰ってきてからの中村君は、2004年の1月、JRA競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月からは湯浅三郎厩舎で厩務員をやって、2005年の2月からは調教助手をやって、2007年に定年で湯浅厩舎が解散してからは、小崎憲厩舎で調教助手をやっとりました。

2020年、めでたく調教師の試験に受かった中村君は、定年で引退した浅見秀一君の厩舎を引き継ぐ形で、一昨年の3月に開業しとって、それから年末までに、「17勝・獲得賞金2億9654万円」っちゅう、初めの年としては優秀な成績を残しとったんですわ。

それに、去年もエエ流れが続いとって、ライオットガールを使ったレパードSで初めて重賞を勝つと、ヤマニンサルバムを使った中日新聞杯も勝つなど、全部で24勝を上げて、稼いだ賞金は「5億1019万円」と、一昨年を大きく上回っとりました。

そんで今年は、ライオットガールが地方交流重賞の兵庫女王杯を勝って、3000万円の賞金を稼いどって、JRAでは、先週までに6勝を上げとるんやけど、重賞を勝っとらんこともあって、稼いだ賞金が「1億2157万円」と、去年の同じ時期(4月16日【日】まで)の「1億7022万円」を下回っとるんですわ。

もちろん、今の中村君は、「去年の勢いを取り戻さなアカン」と考えとるんやろうし、そんな中、今週は、1着賞金が5200万円のフローラSにエルフストラックとラヴァンダを登録してきましたんで、どっちも気合いを入れて仕上げてくるやろうな。

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フローラSについて、「元調教師のHさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、マイラーズCについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のNさん」から届いた報告を紹介しますね。

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伊藤大士(だいし)君は、神奈川県の相模原市にある麻布大学の獣医学部を出ています。

麻布大学と言えば、1996年の朝日杯3歳Sを勝ったマイネルマックスや、2012年の天皇賞・春を勝ったビートブラックでお馴染みの中村均さんや、2017年のオールカマーを勝ったルージュバックでお馴染みの大竹正博君や、ミスターシービーや、ジェニュインなどを管理していて、2014年に引退した松山康久さんなどが通っていたところです。

大学を出た後、伊藤君は、1996年の10月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から、キヨヒダカやヒダカハヤトなどを管理していた森安弘昭さんの厩舎で厩務員をやって、その後は、上原博之厩舎で調教助手をやって、調教師の試験に受かった2009年まで、ずっと上原厩舎にいました。

伊藤君がいた頃の上原厩舎には、2000年の新潟3歳Sを勝って、同じ年の阪神3歳牝馬Sで2着に入ったダイワルージュや、2004年の皐月賞などGIを5つも勝ったダイワメジャーのように、走る馬がたくさんいましたから、こういう風に走る馬を間近で見られたのは、きっといい経験になったのでしょうね。

2009年の3月に厩舎を開業した伊藤君は、準備期間が短くて、レースに使った頭数が少なかったので、その年は5勝止まりでしたけど、2年目は12勝と、一気に数字を伸ばしていましたし、2016年は、「20勝・獲得賞金3億7384万円」という、勝ち星と賞金の両方で開業してから一番の成績を残していました。

でも、それから一昨年までは、

2017年→10勝・獲得賞金2億3639万円
2018年→14勝・獲得賞金2億4994万円
2019年→13勝・獲得賞金2億1928万円
2020年→10勝・獲得賞金2億5895万円
2021年→11勝・獲得賞金2億0816万円
2022年→12勝・獲得賞金2億0117万円

という形で成績が伸び悩んでいましたから、去年の伊藤君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は、エエヤンでニュージーランドTを勝つなど、全部で12勝を上げて、稼いだ賞金は「2億9033万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。

ただ、今年は完全に勢いが止まっていて、先週までに5勝を上げていますど、重賞を勝てていないこともあって、稼いだ賞金は「8386万円」と、去年の同じ時期(4月16日【日】まで)の「1億4333万円」を大きく下回っていますから、もちろん、今の伊藤君は、「去年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金が5900万円のマイラーズCにエエヤンを登録していますので、「勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に彼がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。

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マイラーズCについて、「元調教師のNさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。
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元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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私達は、先週のレースで、

皐月賞
3連複5940円6点的中

アーリントンC
3連複35950円8点的中

中山グランドジャンプ
馬連7250円6点的中

アンタレスS
3連複2390円6点的中

といった好結果を残しました。

そうそう、これらのレースの内、アーリントンCのアレンジャー(15番人気2着)と皐月賞のコスモキュランダ(7番人気2着)については、「パーフェクトホースマンズのホームページ」で、

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■アレンジャー・4月11日(木)更新の「インサイダーレポート」

昆貢(こん・みつぐ)先生は、キタノカチドキやニホンピロウイナーとかを管理しとった服部正利先生の厩舎から、1978年に乗り役としてデビューして、1989年に引退した後、福島信晴厩舎で調教助手をやって経験を積んで、1999年に調教師の試験に受かって、次の年の3月に自分の厩舎を開業しとりましたな。

昔から先生は、「日高の生産馬で結果を出すことが、競馬界全体の活性化に繋がる」っちゅう信念を持っとって、実際に、今、預かっとる27頭は、日高にある牧場で生産された馬が中心で、「社台ファーム」や「ノーザンファーム」とか、社台系の牧場で生産された馬はほとんど預かっとらんのです。

せやけど、浦河の笠松牧場で生産されたディープスカイで2008年のダービーとNHKマイルCを勝っとるし、新冠の村田牧場で生産されたローレルゲレイロで2009年の高松宮記念とスプリンターズSを勝っとって、その他にも、静内の橋本牧場で生産されたヒルノダムールで2011年の天皇賞・春を勝っとるんやから、ホンマに大したもんですわ。

昆先生の厩舎は、ディープスカイがGIを2勝した2008年に、20勝を上げて、「9億0432万円」っちゅう、今までで一番多い賞金を稼いどりました。

けど、それからは数字が伸び悩んどって、2021年までの3年間も、

2019年→獲得賞金4億3822万円
2020年→獲得賞金4億4526万円
2021年→獲得賞金4億1375万円

と書けば分かる通り、賞金が2008年の半分以下やったんや。

そんな訳で、一昨年の昆先生は、「キッチリ巻き返さなアカン」と気合いを入れとったんやろうし、実際、マテンロウオリオンを使ったシンザン記念と、マテンロウレオを使ったきさらぎ賞を勝つなど、稼いだ賞金が「5億2006万円」と、前の3年を大きく上回っとりました。

ただ、去年は12勝しかできとらんし、重賞を勝てんかったこともあって、稼いだ賞金が「4億0699万円」と、一昨年を大きく下回っとったんや。

それに、今年はまだ3勝しかできとらんこともあって、稼いだ賞金が「9439万円」と、去年の同じ時期(4月9日【日】まで)の「1億6916万円」を大きく下回っとるんで、今の昆先生は、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えとるんやろうな。

そんな中、今週は、1着賞金が4100万円のアーリントンCにアレンジャーを登録しとりますんで、ワシは、「先生がメイチに仕上げてくる」と見とったし、実際、ワシのところに届いとる最終追い切りについての報告が、

「昨日、坂路で一杯に追われて、4Fが54秒6、終いの1Fが11秒8っちゅう時計を出しとりました。今回は、前走から中2週と間隔が詰まっとるんやけど、力強い脚捌きと、スッキリ引き締まった馬体が目を引くもんやったから、エエ状態をキープできとるんやろ」

っちゅうもんやったから、エエ走りを見せてくれそうですな。

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■コスモキュランダ・4月13日(土)更新の「インサイダーレポート」

「ビッグレッドファーム」は、「マイネル軍団の総帥」としてお馴染みだった、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、

1991年
静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場

1999年
新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場

2007年
茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場

2011年
静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場

2016年
静内に「ブルースターズファーム」を開場

2018年
新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場

2021年
新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場

といった形でどんどん規模を大きくしていて、今の代表は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんですね。

「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬としては、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクといった名前が挙げられます。

その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年のスプリングSを勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。

2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。

ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、

2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円

という物足りない数字が続いていましたから、去年は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。

それに、今年もいい流れが続いていて、コスモキュランダで弥生賞を勝つなど、先週までに15勝を上げていますし、稼いだ賞金が「2億9108万円」と、もう去年の半分近くになっていますけど、「ビッグレッドファーム」の関係者達は、この数字に満足しないで、これからも全力で稼ぎにくると私は見ています。

と言うのも、「ビッグレッドファーム」は、生産馬だけで十分な頭数を確保できるにも関わらず、「競走馬セール」に参加することが多くて、去年は、

■7月4日(火)の「八戸市場」
2頭を1727万円で落札

■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
2頭を1億8810万円で落札

■7月25日(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
2頭を4840万円で落札

■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」
10頭を9823万円で落札

■9月19日(火)~21日(木)の「HBAセプテンバーセール」
2頭を2035万円で落札

■10月16日(月)~17日(火)の「HBAオータムセール」
4頭を2486万円で落札

と、計22頭を3億9721万円で落札していますので(落札金額は全て税込表記)。

もちろん、去年までのことを踏まえたら、「ビッグレッドファーム」は、今年の「競走馬セール」にも参加するのでしょうから、今は牧場の関係者の全員が、「今後に向けて、落札資金をガッチリ稼いでおきたい」と考えているのでしょう。

そんな中、今週は、1着賞金が2億円(馬主の取り分は8割の1億6000万円)の皐月賞にコスモキュランダを使いますので、私が「ビッグレッドファーム」の関係者でしたら、この馬を預けている加藤士津八先生に、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますね。

実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、

「10日(水)、レースでも乗るモレイラ君が南ウッドに入れて、5Fが68秒6、ラストの1Fが11秒9という時計を馬なりで出していました。コンマ5秒先行していた、3歳未勝利のソニックロプロスを追いかける形で、最後は余裕のある手応えでキッチリと同入していましたし、軽快なフットワークが目を引くものでしたから、厩舎の狙い通りに仕上がっているのでしょうね」

という、「私の見込み通り」と思える内容でしたから、いいレースが期待できそうです。

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といった形で、「所属員の見解」を包み隠さず公開していましたから、もちろん、これらの内容を確認していた皆さんも、私達と同じように、オイシイ思いができたのでしょう。

そして今週は、マイラーズCとフローラSと福島牝馬Sなどが行われますから、これらのレースもしっかりと仕留められるよう、全力で情報収集にあたっていきますし、今週のレースについての詳しい話は、できる限りこのブログで公開したいと考えていますので、興味のある方は必ず読んでくださいね。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、皐月賞について、私の頼もしい仲間の一人、「育成牧場長のGさん」から届いた報告を紹介しますね。

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「ビッグレッドファーム」(住所:北海道新冠郡新冠町字明和 120ー4)は、「マイネル軍団の総帥」としてお馴染みだった、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、

1991年
静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場

1999年
新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場

2007年
茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場

2011年
静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場

2016年
静内に「ブルースターズファーム」を開場

2018年
新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場

2021年
新冠に「ビッグレッドファーム泊津」を開場

といった形でどんどん規模を大きくしていて、今の代表は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんですね。

「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬としては、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクといった名前が挙げられます。

その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年のスプリングSを勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。

2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。

ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、

2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円

という物足りない数字が続いていましたから、去年は「ビッグレッドファーム」の関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、一昨年を大きく上回っていたんですよ。

それに、今年もいい流れが続いていて、コスモキュランダで弥生賞を勝つなど、先週までに15勝を上げていますし、稼いだ賞金が「2億9108万円」と、もう去年の半分近くになっていますけど、「ビッグレッドファーム」の関係者達は、この数字に満足しないで、これからも全力で稼ぎにくると私は見ています。

と言うのも、「ビッグレッドファーム」は、生産馬だけで十分な頭数を確保できるにも関わらず、「競走馬セール」に参加することが多くて、去年は、

■7月4日(火)の「八戸市場」
2頭を1727万円で落札

■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
2頭を1億8810万円で落札

■7月25日(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
2頭を4840万円で落札

■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」
10頭を9823万円で落札

■9月19日(火)~21日(木)の「HBAセプテンバーセール」
2頭を2035万円で落札

■10月16日(月)~17日(火)の「HBAオータムセール」
4頭を2486万円で落札

と、計22頭を3億9721万円で落札していますので(落札金額は全て税込表記)。

もちろん、去年までのことを踏まえたら、「ビッグレッドファーム」は、今年の「競走馬セール」にも参加するのでしょうから、今は牧場の関係者の全員が、「今後に向けて、落札資金をガッチリ稼いでおきたい」と考えているのでしょう。

そんな中、今週は、1着賞金が2億円(馬主の取り分は8割の1億6000万円)の皐月賞にコスモキュランダを使いますので、私が「ビッグレッドファーム」の関係者でしたら、この馬を預けている加藤士津八先生に、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますね。

実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、

「10日(水)、レースでも乗るモレイラ君が南ウッドに入れて、5Fが68秒6、ラストの1Fが11秒9という時計を馬なりで出していました。コンマ5秒先行していた、3歳未勝利のソニックロプロスを追いかける形で、最後は余裕のある手応えでキッチリと同入していましたし、軽快なフットワークが目を引くものでしたから、厩舎の狙い通りに仕上がっているのでしょうね」

という、「私の見込み通り」と思える内容でしたから、いいレースが期待できそうです。

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皐月賞ついて、「育成牧場長のGさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

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おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、アーリントンCについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のMさん」から届いた報告を紹介しますね。

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畠山吉宏君は、静岡県で生まれたんですが、母方のお祖父さんが、「青森牧場」のオーナーでした。

「青森牧場」と言えば、1964年の桜花賞とオークスを勝ったカネケヤキや、1971年のオークスを勝ったカネヒムロや、1978年の有馬記念を勝ったカネミノブなどを生産したことでお馴染みですね。

子供の頃から、何度も「青森牧場」で馬を見ていた畠山君は、お祖父さんに連れられて、よく競馬場に来ていて、カネヒムロがオークスを勝った時の口取り写真には、当時、8歳だった畠山君が写っているんですよ。

元々、畠山君は、「青森牧場を継ぎたい」と思っていたそうですが、レースを見ている内に、「調教師になりたい」と考えるようになって、高校を卒業してからは、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)に進みました。

大学に入ってからは、馬術部ではなく、東京競馬場の乗馬センターで馬に乗り始めたそうで、大学を卒業した後に、乗馬センターの先生から受けたアドバイスに従って、「日本装蹄師会」の講習を半年ほど受けていたんですよ。

そして畠山君は、1986年の11月から1998年の2月までは二本柳一馬さんの厩舎で、1998年の3月から1999年の2月までは根本康広君の厩舎で、それぞれ調教助手をやって、2000年の3月に自分の厩舎を開業しました。

最初の年に、「18勝・獲得賞金2億6385万円」という成績を残していた畠山君は、その後も順調に勝ち星と賞金を積み重ねていて、マイネルデュプレを使った2004年の共同通信杯で初めて重賞を勝つと、その後も、シンボリグランを使った2005年のCBC賞や、マイネルホウオウを使った2013年のNHKマイルCや、ローズプリンスダムを使った2017年のレパードSなど、今までにJRAの重賞を10勝しています。

2018年の畠山厩舎は、ウインブライトを使った中山記念を勝つなど、21勝を上げて、今までで一番多い「4億0115万円」の賞金を稼いでいましたし、2019年は、同じウインブライトで中山金杯と中山記念を勝つなど、JRAで「3億3646万円」の賞金を稼いでいて、この馬でクイーンエリザベス2世Cと香港Cも勝っていて、これを入れると、「約7億7500万円」の賞金を稼いでいたんですよ。

でも、それから一昨年までの3年間は、

2020年→16勝・獲得賞金2億7053万円
2021年→15勝・獲得賞金2億8387万円
2022年→11勝・獲得賞金2億7496万円

という形で数字が伸び悩んでいましたから、去年の畠山君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。

実際、去年は、ウイングレイテストでスワンSを勝つなど、17勝を上げて、稼いだ賞金が「3億5382万円」と、前の3年を大きく上回っていました。

そして今年は、先週までに5勝を上げていて、稼いだ賞金が「8971万円」と、去年の同じ時期(4月9日【日】まで)の「7730万円」を上回っていますから、今の畠山君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。

そういった中、今週は、1着賞金が4100万円のアーリントンCにポッドテオを使いますので、私が畠山君でしたら、間違いなくこの馬をメイチに仕上げますし、実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、

「10日(水)、レースでも乗る北村宏司君が南ウッドに入れて、5Fが68秒5、ラストの1Fが12秒0という時計を馬なりで出していました。阪神への輸送が控えていることもあって、今週は馬なりでしたけど、デキがいい馬ならではのキビキビとした動きで走れていましたから、力を出し切れると思いますよ」

というものでしたから、「侮れない存在」と私は見ています。

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アーリントンCについて、「元調教師のMさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

「パーフェクトホースマンズ」のホームページ
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【 こ ち ら 】

元JRA馬主で、一口馬主クラブの代表も務めていた小栗範恭さんのブログ
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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。
おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、皐月賞について、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のTさん」から届いた報告を紹介しますね。

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滋賀県出身の坂口智康君は、親父さんが、2019年の2月一杯で調教師を引退した坂口正則さんで、この厩舎は、皆さんもよう知っとる通り、エイシンサニーを使った1990年のオークスとか、JRAの重賞を27回も勝っとったし、海外でも、エイシンヒカリを使った2015年の香港C(G1)と2016年のイスパーン賞(仏・G1)を勝っとりました。

それに、調教師として、宝塚記念を勝ったハマノパレードとかを管理しとって、通算690勝を上げとった坂口正二さんは正則さんの叔父さんやし、マヤノトップガンやキングヘイローやデュランダルとかを管理しとって、2011年に調教師を引退した坂口正大(まさひろ)さんは、正則さんの従兄弟にあたるんやから、「筋金入りの競馬一家」と言えますな。

こういう環境で育った智康君は、2007年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から親父さんの坂口正則厩舎で厩務員と調教助手をやって、2018年に調教師の試験に受かるまでの11年間、ずっと坂口厩舎で経験を積んで、2019年の3月に自分の厩舎を開業しとります。

ちなみに、彼と同じく、2019年の3月に開業した調教師は、石坂公一君、稲垣幸雄君、上村洋行君、加藤士津八君、長谷川浩大君、深山雅史君がいますな。

智康君の厩舎は、開業1年目に、「11勝・獲得賞金2億2340万円」っちゅう、同期の中で一番の成績を残しとったし、ゴールドクイーンを使った地方交流のかきつばた記念で、初めての重賞勝ちを飾っとるように、調教師としてええスタートやったんですわ。

開業2年目やった2020年は、6勝しか上げられんかったこともあって、稼いだ賞金が「1億2325万円」と、前の年を下回ったんやけど、その後の2年間は、

2021年→15勝・獲得賞金2億1000万円
2022年→14勝・獲得賞金2億4980万円

と、賞金が右肩上がりやったし、特に一昨年は、エイシンクリックを使った阪神スプリングJで、初めてJRAの重賞を勝っとりました。

そんで、去年は14勝を上げたんやけど、重賞を勝てんかったこともあって、稼いだ賞金が「2億2061万円」と、一昨年を下回っとったんで、今年を迎えるにあたって智康君は、「一昨年の勢いを取り戻さなアカン」と考えとったんやろうな。

実際、今年はビザンチンドリームできさらぎ賞を勝つなど、先週までに稼いだ賞金が「8694万円」と、もう去年の4割以上になっとるんで、今の智康君は、「この勢いを止めたらアカン」と考えとるんやろ。

そんな中、今週は、1着賞金が2億円の皐月賞にビザンチンドリームを使うんで、智康君がこの馬をメイチに仕上げてくると見とったし、実際、ワシのところに届いとる最終追い切りについての報告が、

「一昨日、Cウッドに入れられて、6Fが86秒4、終いの1Fが11秒6っちゅう時計を馬なりで出しとりました。中山への輸送が控えとることもあって、今週は馬なりやったけど、コンマ5秒先行しとった、3歳1勝クラスのペイシャコパを追いかける形で、強めに追われとった相手に、余裕残しの手応えで最後はキッチリ同入しとったから、力を出し切れる状態と見てエエやろ」

っちゅうもんやったから、上位に食い込んでくる可能性が十分にありそうやな。

それに、坂口君は、さっき書いた通り、重賞は勝っとるんやけど、まだGⅠを勝てとらんので、今回は、「初めてのGⅠ勝ちをここで」っちゅう思いも込められとるんやろ。

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皐月賞について、「元調教師のTさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。
スウィートスカーに騎乗していた4月6日(土)の阪神6R・4歳上1勝クラスで落馬してしまい、緊急搬送されて、意識不明の状態が続いていた藤岡康太騎手が、昨日の朝、亡くなりました。

1965年から1979年までは彼と同じ騎手として、騎手を引退してから1982年までは調教助手として、1983年から2008年までは調教師として、長年に渡り競馬と深く関わっていた者の一人として、代打騎乗だった去年のマイルCSを見事に勝つなど、現役バリバリのジョッキーだった藤岡康太騎手が亡くなってしまったのは、本当に、本当に悲しいことです。

彼のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、皐月賞とアーリントンCについて、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のHさん」から届いた報告を紹介しますね。

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兵庫県赤穂市出身の友道康夫君は、大阪府立大学の農学部獣医学科を出とって、競馬学校の厩務員課程を出た1989年からは、浅見国一さんの厩舎で厩務員と調教助手を、1996年から調教師の試験に受かった2001年までは、松田国英君の厩舎で調教助手をやっとりました。

ちなみに、彼がこの世界に入ろうと決めたんは、大学で馬術部に入っとったように、元々、馬が好きやったし、学生の頃に、スペシャルウィーク(1998年のダービーなどGIを4勝)や、アグネスデジタル(2001年の天皇賞・秋などGIを6勝)とかでお馴染みやった白井寿昭さんが、1978年に調教師の試験に受かった時、スポーツ新聞の「競馬サークル出身者以外では、初めての大卒調教師」っちゅう記事を見て、「自分も調教師になりたい」と思ったことがきっかけなんですわ。

友道君が浅見さんの厩舎におった時には、重賞を3つ勝ったヤマニングローバルや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかがおって、松田君の厩舎におった時には、ダートの重賞で活躍したゴールドティアラやブロードアピールとかがおったし、NHKマイルCやジャパンCダートなどを勝ったクロフネを担当しとったんやから、ホンマにエエ経験ができたんやろ。

2002年の11月に自分の厩舎を開業した友道君は、その年が3勝止まりやったけど、次の年は一気に19勝まで数字を伸ばしとりました。

しかも彼は、レースを多く勝つだけやなくて、ワンモアチャッターを使った2005年の朝日チャレンジCで初めて重賞を勝つと、アドマイヤジュピタを使った2008年の天皇賞・春で初めてGIを勝って、その後も、マカヒキを使った2016年のダービーや、ワグネリアンを使った2018年のダービーなど、今までにJRAのGIを18回も勝っとるし、他も入れたら重賞を64回も勝っとりますな。

2012年の友道君は、ヴィルシーナでクイーンCを勝つなど、「37勝・獲得賞金8億6631万円」っちゅう成績を残しとって、それから2015年までは2012年の数字を超えられなかったんやけど、2016年からの8年間は、

2016年→38勝・獲得賞金13億3415万円
2017年→43勝・獲得賞金13億7646万円
2018年→43勝・獲得賞金14億9300万円
2019年→36勝・獲得賞金14億6996万円
2020年→50勝・獲得賞金11億1020万円
2021年→48勝・獲得賞金14億2059万円
2022年→40勝・獲得賞金15億9590万円
2023年→41勝・獲得賞金18億2003万円

と書けば分かる通りで、ずっと10億円以上の賞金を稼いどったし、特に去年は、賞金が今までで一番の数字やったんですわ。

そんで今年は、ジャスティンミラノを使った共同通信杯を勝つなど、先週までに14勝を上げとるんやけど、去年は7勝もしとった重賞を、まだ1勝しかできとらんこともあって、稼いだ賞金が「2億7962万円」と、去年の同じ時期(4月9日【日】まで)の「3億2510万円」を下回っとるんや。

もちろん、今の友道君は、「去年の勢いを取り戻さなアカン」と考えとるんでしょうな。

そんな中、今週は、1着賞金が2億円の皐月賞にジャスティンミラノ、1着賞金が4100万円のアーリントンCにシヴァースとジュンヴァンケットを登録してきましたんで、ワシが彼やったら、どれもお釣りを残さんでメイチに仕上げるやろうし、実際、ワシのところに届いとる最終追い切りについての報告が、

■ジャスティンミラノ
「昨日、坂路に入れられて、4Fが55秒3、終いの1Fが12秒2っちゅう時計を馬なりで出しとりました。3日(木)にCウッドでやった一週前追い切りでは、中身の濃い併せ馬を消化しとったし、今週は軽快なフットワークで走れとりましたわ」

■シヴァース
「昨日、ポリトラックに入れられて、5Fが66秒4、終いの1Fが11秒5っちゅう時計を馬なりで出しとりました。コンマ5秒先行しとった、3歳未勝利のサトノファントムを追いかける形で、最後はキッチリ同入しとったし、毛ヅヤの良さが目立っとったから、厩舎の狙い通りに仕上がっとるんやろうな」

■ジュンヴァンケット
「昨日、レースでも乗る岩田望来君が坂路に入れて、4Fが56秒4、終いの1Fが12秒6っちゅう時計を馬なりで出しとりました。21日(木)にやった一週前追い切りでは、レースでも乗る岩田君がCウッドに入れて、キッチリと負荷を掛けとったし、今週は引き締まった馬体が目を引くもんでしたわ」

っちゅうもんでしたから、3頭ともエエ走りを見せてくれそうですな。

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皐月賞とアーリントンCについて、「元調教師のHさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

それではまた。
おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、皐月賞について、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のMさん」から届いた報告を紹介しますね。

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武井亮君は、山梨県の駿台甲府高校を卒業した後、1年浪人してから、北海道大学の獣医学部に入学していて、大学では馬術部に入っていました。

ちなみに、4年生の時、彼は馬術部で副将をやっていて、その時の主将は、栗東で厩舎を構えている寺島良君だったんですよ。

大学を卒業した後の武井君は、「ノーザンファーム空港」(北海道苫小牧市)で騎乗従業員をやって、2007年の7月に競馬学校の厩務員課程に入りました。

その後、武井君は、2008年の1月から、1998年のジャパンCを勝ったエルコンドルパサーなどでお馴染みの二ノ宮敬宇(よしたか)厩舎で厩務員をやって、その後は、2016年のチャンピオンズCを勝ったサウンドトゥルーなどでお馴染みの高木登厩舎と、2006年のエプソムCと新潟記念を勝ったトップガンジョーなどでお馴染みの和田正道厩舎で調教助手をやっていたんですよ。

そして、2013年の12月に調教師の試験に受かって、次の年の3月に厩舎を開業しているように、厩務員課程を出てから約6年という短い期間で自分の厩舎を構えているのですから、本当に大したものです。

最初の年に「13勝・獲得賞金1億6827万円」という成績を残していた武井君の厩舎は、その後も、

2015年→20勝・獲得賞金2億2875万円
2016年→20勝・獲得賞金2億8173万円
2017年→21勝・獲得賞金3億2646万円

という形で順調に勝ち星と賞金を積み重ねていて、2018年には、22勝を上げて、「4億1224万円」の賞金を稼いでいましたし、2019年には、28勝を上げて、「3億8206万円」の賞金を稼いでいました。

ただ、その後の2年間は、

2020年→18勝・獲得賞金2億7819万円
2021年→14勝・獲得賞金2億4768万円

と書けば分かる通り、勝ち星と賞金のどっちも右肩下がりになっていましたから、一昨年の武井君は、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、一昨年は、「23勝・獲得賞金3億9582万円」という成績で、2021年を大きく上回っていたんですよ。

それに、去年もいい流れが続いていて、シュトラウスを使った東京スポーツ杯2歳Sで初めてJRAの重賞を勝つなど、「32勝・獲得賞金6億1282万円」という、今までで一番の成績を残しています。

そして今年は、先週までに5勝を上げていますけど、重賞を勝てていないこともあって、稼いだ賞金が「1億1910万円」と、まだ去年の2割にも届いていませんから、今の武井君は「去年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金が2億円の皐月賞にアーバンシックを登録していますので、私が武井君でしたら、間違いなく全力で仕上げます。

それに、武井君は、さっき書いた通り、重賞は勝っていますけど、まだGⅠを勝てていませんので、今回は、「初めてのGⅠ勝ちをここで」という思いも込められているのでしょうね。

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皐月賞について、「元調教師のMさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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今日は、ここまでにしておきます。

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おはようございます。

元JRA調教師で、今は、「パーフェクトホースマンズ」の「調教師情報部」に所属している山田要一です。

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今日は、皐月賞について、私の頼もしい仲間の一人、「元調教師のSさん」から届いた報告を紹介しますね。

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地方の大井競馬で調教師をやっとって、2000年から2009年まで、「全国公営競馬調教師連合会」の会長を務めとった矢作和人さんの息子として生まれた矢作芳人君は、毎年、東京大学に何人も合格者を出しとる開成高校を卒業した後、大学には行かんで競馬の世界に入ると、オーストラリアで馬のことを勉強して、それからは、皆さんもよう知っとるように、菅谷禎高(さだたか)厩舎とかで調教助手をやっとりましたな。

矢作君は、厩舎を開業した2005年に15勝を上げると、5年目やった2009年に、47勝を上げて調教師リーディング2位になっとったし、2013年の7月28日(日)には、「今までで2番目の早さ」でJRA通算300勝を達成したんですわ。

しかも彼は、厩舎の仕事で忙しい中、自分の経験を題材にした、「開成調教師」、「開成調教師の仕事」、「馬を語り、馬に学ぶ」っちゅう3冊の本を出しとって、スポーツ紙のコラムも書いとるんやから、物書きの才能もあるんでしょうな。

ちなみに矢作君は、「管理馬をできる限り多くのレースに出して、馬主さんにガッチリ賞金を稼いでもらいたい」っちゅう考えなんで、毎年のように「出走回数1位」を記録しとるんですわ。

実際、去年はJRAだけで「507戦」もしとって、2番目に多い清水久詞厩舎は「479戦」と、かなり近い数字やったけど、3番目に多い美浦の斎藤誠厩舎が「376戦」やったんやから、どれだけ多かったんがよう分かりますな。

2014年の矢作君は、「54勝」を上げて、念願の調教師リーディング1位になっとったし、2016年は「57勝」を上げて、また1位になっとりました。

そんで、2021年までの3年間も、

2019年→54勝・獲得賞金19億1331万円(調教師リーディング2位)
2020年→53勝・獲得賞金20億3556万円(同1位)
2021年→52勝・獲得賞金16億5818万円(同2位)

っちゅうエエ成績を残しとって、特に2021年は、ラヴズオンリーユーを使ったブリーダーズCフィリーズ&メアターフや、マルシュロレーヌを使ったブリーダーズCディスタフとか、海外でG1を4勝もしとったし、一昨年も矢作君の厩舎は勢いが続いとって、JRAで、「重賞4勝を含む59勝・獲得賞金12億7726万円」っちゅう成績を残して、「四度目のリーディング1位」になっとって、海外でも、パンサラッサを使ったドバイターフとか、重賞を4勝もしとったんや。

それに去年は、パンサラッサを使ったサウジCを勝って、このレースだけで1000万ドル(約13億5000万円)を稼いどったし、JRAでは、51勝を上げたんやけど、リーディングは、55勝でトップやった杉山晴紀厩舎と4勝差の2位で終わっとって、前の年に4勝しとった重賞を、一つしか勝っとらんこともあって、稼いだ賞金が「11億0206万円」と、一昨年を大きく下回ってしもうたんですわ。

そんでもって今年は、フォーエバーヤングを使ったサウジダービー(G3)とUAEダービー(G2)を勝って、148万ドル(約2億2200万円)の賞金を稼いどるんやけど、JRAでは、先週までに12勝だけで、調教師リーディングは、16勝を上げて1位の野中賢二厩舎に4勝の差を付けられとるし、稼いだ賞金は「2億3371万円」と、まだ去年の2割くらいなんや。

もちろん、今の矢作君は、「早く上との差を詰めなアカン」と考えとるんやろ。

そんな中、今週は、1着賞金が2億円の皐月賞にシンエンペラーとホウオウプロサンゲとミスタージ―ティーを登録してきましたんで、どの馬にも注目せなアカンやろうな。

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皐月賞について、「元調教師のSさん」から届いた報告は以上です。

さて、話は変わりますが、私が所属している「パーフェクトホースマンズ」では、ホームページや、いくつかのブログの中で、「馬券に欠かせない情報」を包み隠さずに公開していますので、「正確な情報を知って、万馬券を取りたい」と考えている方には、こまめに確認することをお勧めしておきますよ。

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