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セクハラ パワハラ どこからどこまで

2018/ 04/ 21
                 

日本はセクハラが横行、とアメリカも指摘


アメリカ国務省が、わざわざ日本のセクハラの現状を指摘するとは恥ずべき事

職場でのセクハラが依然として横行」と指摘されているということは前から知っていたんですね

アメリカのように訴訟まで発展しにくい日本の風土も原因

また政府の透明性や汚職の項目で森友学園、加計学園問題についても言及しているという

報告書によると2016年に働く女性の3割はセクハラ被害を訴え、平均月収でも男性の73%にとどまり日本の女性への不平等な扱いに懸念を示している

まぁ何でもかんでも訴訟するわけにはいかないと思うが、会社内のセクハラ・パワハラ問題には規定を設けるなどの配慮が必要

よく借金問題で弁護士を活用しなさい、というCMが流れるがセクハラやパワハラ問題でも利用しやすい環境作りが急がれますね。

こういう人権問題は「相手の弱点」を探る、今の会社内の人事の査定や職場内の雰囲気によるところが多く

訴訟を起こされて初めて自分がセクハラをしていたことに気づく人が多いようです。

名誉棄損は懲戒解雇にもあたる行為なので、そんなことで慰謝料を請求されたり会社をクビになる方がよほど格好悪い生き方だと感じてほしいものです。



社会問題になっているセクハラやパワハラ

定義が曖昧な部分も多いですがハラスメントになる場合は「不快に感じる人がいる」ということが前提になっているようです。

なれ合いのように毎日、お尻を触られたり、肩を揉まれる、などという行為はセクハラになります。

自分は和気あいあいとしたサービスのつもりでも相手からしてみれば不快としか取られない場合が多いので注意しましょう。


どんな場合にセクハラとなるのか例をいくつか挙げていますので職場での態度に照らし合わせてみましょう。



子供は一人しか作らないの?」と部下に尋ねるのはセクハラになる場合があります

※性的な関心に基づく言動はセクハラにあたります


気心が知れている男性職員のみの飲み会はセクハラになりません


男性職員による女性職員のランク付けをしている、はセクハラ


女性職員に「いつも綺麗だね」と声をかけるのはセクハラになる場合もあります

※女性軽視、性的鑑賞の対象としてみている場合はセクハラになります


花束贈呈は女性職員が適任と決めつけている場合はセクハラになる


男性職員だけの業務研修はセクハラに該当する

※女性を対等なパートナーとして見ていない


男のくせにしっかりしろ」と叱責するのはセクハラになる

※仕事は性別でするわけではないので注意する時は性別を出す必要はありません


同僚の女性に真面目な交際の申し出を何度もする、はセクハラになる場合もあります

※真面目かどうかは別問題で、しつこく申し込むのはセクハラになる場合もあります


食事に付き合わない女性に対して仕事中に無視をする

※典型的なセクハラです


女性職員に好意を持っていたので食事に誘った、はセクハラになりません

※相手が嫌がっているのに何度も誘えばセクハラになります


上司や同僚の中には「毎日しているよ~」と嘯く輩も少なくありませんが、そのような方は存在自体がセクハラのように思います。

職場を明るい雰囲気にしようとガンバッテいるつもりでしょうが不快に思う行為も少なくありません。

訴訟問題に発展する前にセクハラ行為に該当するか、しないかを考えて行動しましょう


▼ セクハラ・パワハラは犯罪として扱われることもある ▼

職場内のセクハラやパワハラの解決策には慰謝料請求や懲戒処分というケースが多いようですが、あまりにも酷いセクハラやパワハラの場合は犯罪として扱われることもあるようです。

会社の上下関係の場合に強引に脅迫や暴行などで肉体関係を持つと強姦罪が適用になる場合もある

肉体関係に至らない場合でも性的なセクハラを行う場合には強制わいせつ罪にあたる場合もあります

パソコンの画像にHな画像を表示させたり職場でAV鑑賞をするといったセクハラ行為は、わいせつ物公然陳列罪になります。

セクハラの過程において殴ったり蹴ったりした場合は暴行罪・傷害罪にあたります。

言葉によるセクハラで被害者の会社内の評判を落とす行為は名誉棄損罪・侮辱罪に該当する場合があります



慣れ親しんだ同僚や部下をお持ちの方の中で、自分ではセクハラ・パワハラと気づかず繰り返す人も少なくありません。

被害に遭われている方はご自身の身の安全や保身、生命を守るためにも警察と協力しながら動くと良いでしょう

犯罪の対象となるセクハラの標的になっている方は、すぐにでも労働問題に詳しい弁護士に相談しましょう。







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