以前こちらのブログで西宮砲台を取り上げた事がありましたが、その西宮砲台があるのが御前浜公園ですが、近年トイレや水道バリアフリーの工事が進められ公園内に遊歩道が設置されました。

以前は砲台や砂浜に埋もれている遺構などが、時代から置いて行かれた様な不思議な雰囲気といった印象でした。
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古代神功皇后が夙川の川尻に上陸された神話から始まり、江戸時代後期の江戸幕府の指示により勝海舟たちが造った砲台など長い歴史を持つ場所ですから、徒ならぬ場所である事に驚きは無い訳です。
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下の絵は香櫨園海水浴場(1907~1965)の頃のイメージでしょうか。
もちろん現在は遊泳は出来ません、現在は西宮浜が南側に埋め立てられたため、遙か大阪湾を眺める事はできなくなりました。
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改修工事後は一部インターロッキングの床等でバリアフリーが保たれる様になりました。
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ここからの芦屋浜シーサイドタウの眺望は何か軍艦島を眺めている様な密集した外周フォルムが美しい。
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以前は歩道が整備されていなく、砂でしたので公園内を横断する事は躊躇してしまう様な状態でしたが、改修後は問題なく公園を横断出来る様になりました。

樹木などは成長した木を持ってくるのではなく、小さな木を植樹して長年育てると言った方針の様です。
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さて砲台の南側にある供養塔ですが、詳細が書かれておらず裏側を見ると「昭和十三年八月健之」とだけ記されています。 
帰宅後、昭和13年の事を調べてみると「阪神大水害」が7月3日~5日にかけての大豪雨により阪神間で甚大な水災害があったという記事を見つけました。この供養塔がその災害のものであるかは判断できませんが、今現在令和2年7月に起きているこの時期の豪雨とも重なり感慨深く思います。
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さてここ御前浜公園で私自身感じることは、良し悪しは別として西宮市が行っている政策が住民の意思に任せた自由な方針であると言う事です。

ここ御前浜公園ではバーベキューBBQ可能エリアと言う事で、特にあらかじめ申請や予約がいらないと言う事です。(2020年7月現在コロナウィルスの感染防止の為一時中止となっています)

ここ阪神間の人口密集地域では珍しいと思います。ちなみに隣の芦屋市の芦屋浜でもバーベキューはできますが、決められた場所・時間帯があり管理する職員もいます。

本来御前浜公園の様な環境は理想的であって、ある意味治外法権の様なこの場所を理解して大切に使っていって欲しいと思います。
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何とも見応えのある階段ですが、これだけの高さが必要である意味は昭和13年の大水害から幾度となくあった水災害を乗り越えた歴史ではありますが、近年の気候変動や水難の砦とならぬ様願いたい。
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歴史のある公園に行くとあるのが、南国を連想するようなソテツ
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そして鳥居!!だったら「怖いですね~」
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それは冗談ですが、歴史ある場所で綺麗に整備して未だ治外法権的方針の場所ですから、皆で大切に使って行ったら何れ西宮の財産になるのではないかと思います。

「それを行うも、行わないのもあなた次第です」
名称未設定 1
*西宮市 市章

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  御前浜公園(御前浜・香櫨園浜) [バーベキュー可能エリア]
 

住所兵庫県西宮市西波止町字西波止5374の1番ほか

 

電話

 

電車阪神バス「西波止場町」バス停下車 南へ約150m ※阪神西宮南口より
   西宮手線に乗車

 

駐車場

 

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