札幌記念

【札幌記念2022予想】データ分析と傾向

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札幌記念過去10年単勝人気別成績

1番人気は、0勝・2着5回・3着3回・着外2回、勝率0%、連対率50%、複勝率80%。
2番人気は、5勝・2着0回・3着1回・着外4回、勝率50%、連対率50%、複勝率60%。
3番人気は、0勝・2着0回・3着0回・着外9回、勝率10%、連対率10%、複勝率10%。
4番人気は、1勝・2着1回・3着3回・着外5回、勝率10%、連対率20%、複勝率50%。
5番人気は、2勝・2着0回・3着0回・着外8回、勝率20%、連対率20%、複勝率20%。
6番人気以下、1勝・2着4回・3着3回・着外85回、勝率1.1%、連対率5.4%、複勝率8.6%。

1番人気馬が2012年から10連敗中です。これがG1を目指す馬が札幌記念を叩きレースとして参戦しているパターンが多いからと思われます。
夏場を順調に使われた上がり馬を中心に馬券を組み立てた方が良さそうです。

札幌記念過去10年函館競馬場で行われた2013年を除く過去9回の枠番別成績

1枠は、4勝・2着0回・3着1回・着外6回、勝率36.4%、連対率36.4%、複勝率%45.5。
2枠は、0勝・2着2回・3着0回・着外10回、勝率0%、連対率16.7%、複勝率16.7%。
3枠は、0勝・2着3回・3着3回・着外9回、勝率0%、連対率20.0%、複勝率40.0%。
4枠は、1勝・2着2回・3着0回・着外14回、勝率5.9%、連対率17.6%、複勝率17.6%。
5枠は、1勝・2着0回・3着2回・着外15回、勝率5.6%、連対率5.6%、複勝率16.7%。
6枠は、1勝・2着1回・3着2回・着外14回、勝率5.6%、連対率11.1%、複勝率22.2%。
7枠は、1勝・2着0回・3着0回・着外17回、勝率5.6%、連対率5.6%、複勝率5.6%。
8枠は、1勝・2着1回・3着1回・着外15回、勝率5.6%、連対率11.1%、複勝率16.7%。

コーナー部分の占める割合が多く、コースの1周が全体的に丸っこい形になっているため内枠が優勢です。
近年は1枠の好走率が高く、2017年から2020年にかけて1枠が4連勝しています。

札幌記念過去10年函館競馬場で行われた2013年を除く過去9回の主な種牡馬別成績

ディープインパクト産駒は、3勝・2着3回・3着1回・着外10回、勝率17.6%、連対率35.3%、複勝率41.2%。
ハービンジャー産駒は、2勝・2着1回・3着2回・着外5回、勝率20.0%、連対率30.0%、複勝率50.0%。
キングカメハメハ産駒は、1勝・2着2回・3着1回・着外12回、勝率6.3%、連対率18.8%、複勝率25.0%。
マンハッタンカフェ産駒は、1勝・2着0回・3着1回・着外2回、勝率25.0%、連対率25.0%、複勝率50.0%。
クロフネ産駒は、1勝・2着0回・3着1回・着外0回、勝率50.0%、連対率50.0%、複勝率100%。
ネオユニヴァース産駒は、1勝・2着0回・3着0回・着外5回、勝率16.7%、連対率16.7%、複勝率16.7%。
ステイゴールド産駒は、0勝・2着1回・3着0回・着外1回、勝率0%、連対率7.7%、複勝率15.4%。
スクリーンヒーロー産駒は、0勝・2着1回・3着0回・着外1回、勝率0%、連対率50.0%、複勝率50.0%。
ダンスインザダーク産駒は、0勝・2着1回・3着0回・着外1回、勝率0%、連対率50.0%、複勝率50.0%。
ジャングルポケット産駒は、0勝・2着0回・3着1回・着外2回、勝率0%、連対率0%、複勝率33.3%。
オルフェーヴル産駒は、0勝・2着0回・3着1回・着外2回、勝率0%、連対率0%、複勝率33.3%。

ディープインパクト産駒とハービンジャー産駒で5勝と好成績です。
2020年はハービンジャー産駒のノームコアとペルシアンナイトがワンツーフィニッシュでした。
2019年には1着から6着までをディープインパクト産駒とハービンジャー産駒が占めていました。

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【札幌記念2022予想】本命馬情報

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【ソダシ】昨年札幌記念勝ち馬

父クロフネ。母ブチコ。母の父キングカメハメハ。

無敗の5連勝で阪神ジュベナイルフィリーズ(G1・阪神芝1600m)、桜花賞(G1・阪神芝1600m)を制覇しました。

昨年の札幌記念(G2・札幌芝2000m)は、3歳馬ながら世界の名牝ラヴズオンリーユーを撃破して古馬重賞を勝ち、実力が本物であることを示しました。

秋華賞はゲートで歯茎を怪我した影響などがあり不完全燃焼の競馬で10着に終わりました。

チャンピオンズカップ(G1・中京ダ1800m)は2番人気に支持されましたが12着でした。

今年初戦のフェブラリーステークス(G1・東京ダ1600m)はスタートで遅れましたが、スムーズに先行、直線でも失速はせずに3着に入線、距離短縮変り身を見せ、ダートG1でしたが、難なく適応して3着、マイルレースがベストであることを示した一戦でした。

前走のヴィクトリアマイル(G1・東京芝1600m)は、3枠から先行馬を見ながら4番手の好位を先行、直線は内をついて上がっていき抜け出して1着、G1・3勝目を挙げました。

距離は1600mがベストですが、昨年の札幌記念を勝った走りから、コーナー部分が多い札幌コースなら息が入りやすいため2000mの距離でももつのだろうと推測されます。札幌記念連覇の可能性は十分あると思われます。

【グローリーヴェイズ】海外G1・2勝

父ディープインパクト。母メジロツボネ。母の父スウェプトオーヴァーボード。

2019年は天皇賞(春)(G1・京都芝3200m)2着、香港ヴァーズ(G1・シャティン芝2400m)優勝、2020年は京都大賞典(G2・京都芝2400m)優勝。

2021年は2回目の香港ヴァーズ(G1・シャティン芝2400m)を優勝して世界にその実力を示しました。

過去香港ヴァーズで2着だったリスグラシューは、のちに宝塚記念(G1)と有馬記念(G1)、香港ヴァーズを優勝したサトノクラウンは、のちに宝塚記念(G1)をそれぞれ勝っていることから、香港ヴァーズはハイレベルレースの傾向があります。

その香港ヴァーズを2回優勝したグローリーヴェイズなら、休み明けでも札幌記念をあっさり勝っても驚けません。

【パンサラッサ】距離短縮で変わり身

父ロードカナロア。母ミスペンバリー。母の父Montjeu。

昨年の福島記念はハイペースで逃げ、4馬身差で圧勝。今年初戦の中山記念では、1000m通過57秒6のハイペースで大逃げ、ラスト1Fは13秒5を要しましたが、それでも2馬身半差で逃げ切りました。

前々走のドバイターフ(G1)は、大接戦の末に同着1着。持ち前のスピードで先手を奪い、直線は連覇を狙う英国馬ロードノース、日本馬ヴァンドギャルドに追い上げられましたが、ロードノースと同着でG1初制覇しました。

前走の宝塚記念(G1・阪神芝2200m)は果敢にハナに立ち逃げましたが直線で失速して、8着に破れました。

コーナーが4回ある内回り、小回りコースで4勝、芝2000mで4勝しており、札幌記念の条件はあっています。

前走のからの距離短縮で変わり身が期待できそうです。

【ジャックドール】脚質有利

父モーリス。母ラヴァリーノ。母の父Unbridled’s Song。

3歳以上1勝クラス(中京芝2000m)・浜名湖特別(2勝クラス・中京芝2000m)・ウェルカムS(3勝クラス・東京芝2000m)・白富士S(L・東京芝2000m)・金鯱賞(G2・中京芝2000m)を5連勝した潜在能力が非常に高い馬です。

5戦全てで圧勝、4戦で逃げ切っているスピード能力がずば抜けた馬です。

前走の大阪杯(G1・阪神芝2200m)はさすがにG1のハイペースを逃げ切れませんでしたが、5着には入線しました。

マイペースでレースを運べるとかなり強い印象です。

コーナー部分が多い札幌芝2000mは、内ラチを走れる逃げ先行馬が距離ロスを大きくおさえることができるので断然に有利になります。

G2のペースなら逃げ切り濃厚か。

【ハヤヤッコ】洋芝適性高い

父キングカメハメハ。母マシュマロ。母の父クロフネ。

約3年5か月ぶりに芝へ路線変更した、3走前の日経賞(G2)は勝ち馬から0秒4差の5着に健闘。

前々走の天皇賞(春)(G1)は15着。そして前走の函館記念(G3・函館芝2000m)は、最内枠から控えて6番手のインコースを追走、勝負所で上がっていき、直線やや外目から伸びてマイネルウィルトスとの叩き合いを制して勝利しました。

距離短縮で大きな変り身を見せ、中距離適性を示しました。

力の要る馬場の洋芝札幌記念なら、持てる高い潜在能力を発揮できる絶好の舞台です。

重賞を連勝してG1制覇へのステップにしたいと札幌記念優勝を、陣営は虎視眈々と狙っています。

【札幌記念2022予想】穴馬情報

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【ユーバーレーベン】一瞬の切れる末脚

父ゴールドシップ。母マイネテレジア。母の父ロージズインメイ。

オークス(東京芝2400m)は、後方13番手から直線は外からアカイトリノムスメ(のちに秋華賞優勝)を交わし1馬身差をつけて優勝しました。

脚部不安の休み明けぶっつけで挑んだ秋華賞は勝ち馬アカイトリノムスメから1.5秒差の13着に敗れました。

しかし、ジャパンカップは、コントレイル、シャフリヤールなどの一線級牡馬を相手に6着と健闘して実力を示しました。

国内では、これまで10戦して8戦でメンバー3位以内の末脚を使っています。

後方待機から直線一気の瞬発力勝負に強い脚質のため札幌コースは合わないイメージがありますが、札幌2歳S(G3・札幌芝1800m)を、短い直線でも36秒6のメンバー中最速上がりの末脚で、勝ち馬とはタイム差無しの2着に好走した実績があります。

洋芝へも対応でき、短い直線では一瞬の切れる末脚があるので、札幌記念でも十分勝ち負けになることが推測されます。

【ウインマリリン】重賞を2勝

父スクリーンヒーロー。母コスモチェーロ。母の父FusaichiPegasus。

昨年の日経賞はカレンブーケドール、ワールドプレミアの一線級の実力馬を退けて優勝。

天皇賞(春)も中団から脚を伸ばして強豪ステイヤー相手に5着。

オールカマーは、馬体重が14キロ増えていましたが、先行策から折り合い35秒1のメンバー中最速上がりの末脚で抜け出して完勝でした。

近3戦はエリザベス女王杯(16着)、大阪杯(16着)、宝塚記念(7着)と連敗はしていますが、強豪牡馬相手に重賞を2勝した実力馬なので、札幌記念で軽視はできません。

【ケイデンスコール】スピード能力重視

父ロードカナロア。母インダクティ。母の父ハーツクライ。

京都金杯(G3・中京芝1600m)優勝、中山記念(G2・中山芝1800m)2着、読売マイラーズC(G2・阪神芝1600m)優勝と、昨年は重賞で2勝・2着1回の実績を残しています。

直近6走は全て9着以下と苦戦を強いられています。

前走のマイラーズカップ(G2・阪神芝1600m)は大差の最下位(15位)に敗北を喫しましたが、レース中に不利を受けたことで、無理をしなかった結果、見直す余地はあると思われます。

2020年はマイル路線で活躍していたノームコアが優勝。

昨年は桜花賞馬ソダシがオークス馬ラヴズオンリーユーに先着して優勝。

札幌記念はスタミナよりスピード能力が重視されるレースです。

ならば、ケイデンスコールのスピード能力は重賞級なので、2・3着で穴をあける可能性は十分にあることが推測されます。

【アンティシペイト】内回り、小回りで4勝

父ルーラーシップ。母アンチュラス。母の父ディープインパクト。

昨年夏のオホーツクS(3勝クラス・札幌芝2000m)は、34秒7のメンバー中最速上がりの末脚で2着馬に1馬身差をつけて快勝しました。

重賞初挑戦だったアルゼンチン共和国杯(G2・東京芝2500m)は、スローペースのなか2番手で先行しましたが、折り合いにスムーズさを欠いて体力を消耗したため、直線で失速して8着に敗れました。

前々走の福島民報杯(L・福島芝2000m)は13番手の後方から追い込み、直線に入った時点で先頭へ、直線は後続との差を5馬身に広げて圧勝、芝2000mが適性距離だということを示した一戦でした。

また時計のかかるコンディションで1分59秒9の時計は非常に優秀です。

前走の七夕賞(G3・福島芝2000m)は、後方11番手追走から、早めに上がっていき、3着に粘り実力は示せました。

内回りの中山、小回りの札幌、福島で4勝を挙げている小回り巧者です。

【アラタ】洋芝得意

父キングカメハメハ。母サンシャイン。母の父ハーツクライ。

昨年、4歳以上1勝クラス、駒ケ岳特別(2勝クラス)、STV杯(3勝クラス)、ケフェウスS(OP)を破竹の4連勝を飾り一気にオープンまで勝ち上がった潜在能力が高い馬です。

福島記念(G3・福島芝2000m)は、4コーナー9番手から35秒3のメンバー中最速上がりの末脚で3着に入線しました。

近3走は馬券に絡んでいませんが、函館、中山内回りで3勝を挙げている内回り、小回り巧者です。洋芝への適性も高く札幌記念での巻き返しがあっても驚けません。

【札幌記念2022予想】コース適性情報

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【アンティシペイト】札幌2勝

父ルーラーシップ。母アンチュラス。母の父ディープインパクト。

札幌芝2000mは1戦1勝・2着0回・3着0回で複勝率は100%。

札幌芝コースは3戦2勝・2着1回・3着0回で複勝率は100%。

芝2000mは5戦1勝・2着1回・3着1回で複勝率は80%。

右回りは11戦4勝・2着4回・3着1回で複勝率は82%。

稍重・重・不良は1戦0勝・2着0回・3着0回で複勝率は0%です。

内回りの中山、小回りの札幌、福島で4勝を挙げている小回り巧者で、コース形態が丸っこくコーナー部分が多い札幌芝2000mへのコース適性は高いことが推測されます。

札幌2勝で、洋芝適性への懸念もなく札幌記念での好走する可能性がある札幌巧者です。

【ソダシ】札幌重賞2勝

父クロフネ。母ブチコ。母の父キングカメハメハ。

札幌芝2000mは1戦1勝・2着0回・3着0回で複勝率は100%。

札幌芝コースは2戦2勝・2着0回・3着0回で複勝率は100%。

芝2000mは2戦1勝・2着0回・3着0回で複勝率は50%。

右回りは6戦5勝・2着0回・3着0回で複勝率は83%。

稍重・重・不良は0戦0勝・2着0回・3着0回で複勝率は0%です。

マイルG1を3勝しているように、距離は1600mがベストですが、昨年の札幌記念を勝った走りから、コーナー部分が多い札幌コースなら息が入りやすいため2000mの距離でも昨年札幌記念を勝つことができました。

札幌重賞2勝の実績から洋芝の札幌コースへの適性は出走メンバー中トップクラスです。

【フォワードアゲン】札幌2勝

父ローズキングダム。母エーシンシャイナー。母の父グラスワンダー。

札幌芝2000mは0戦0勝・2着0回・3着0回で複勝率は0%。

札幌芝コースは1戦1勝・2着0回・3着0回で複勝率は100%。

芝2000mは0戦0勝・2着0回・3着0回で複勝率は0%。

右回りは10戦3勝・2着2回・3着0回複勝率は50%。

稍重・重・不良は4戦2勝・2着0回・3着0回で複勝率は75%です。

前走は12番人気でSTV賞(3勝クラス・札幌芝1800m)を勝利。

人気薄ですが、コーナーが4回ある福島、札幌で2勝していることは、札幌コースへの適性が高いことを示しています。

札幌記念でも人気薄での激走の可能性も十分にあると思われます。

【ユーバーレーベン】一瞬の末脚

父ゴールドシップ。母マイネテレジア。母の父ロージズインメイ。

札幌芝2000mは0戦0勝・2着0回・3着0回で複勝率は0%。

札幌芝コースは1戦0勝・2着1回・3着0回で複勝率は100%。

芝2000mは2戦0勝・2着0回・3着1回で複勝率は50%。

右回りは5戦0勝・2着1回・3着2回複勝率は60%。

稍重・重・不良は2戦1勝・2着0回・3着0回で複勝率は50%です。

札幌2歳S(G3・札幌芝1800m)を、短い直線でも36秒6のメンバー中最速上がりの末脚で、勝ち馬とはタイム差無しの2着に好走した実績があります。

洋芝へも対応でき、短い直線でも一瞬の切れる末脚を使えます。

札幌芝2000mは、ベストのコースではありませんが、それなりに走れるコースです。

【ハヤヤッコ】洋芝重馬場対応

父キングカメハメハ。母マシュマロ。母の父クロフネ。

札幌芝2000mは0戦0勝・2着0回・3着0回で複勝率は0%。

札幌芝コースは0戦0勝・2着0回・3着0回で複勝率は0%。

芝2000mは1戦1勝・2着0回・3着0回で複勝率は0%。

右回りは3戦1勝・2着0回・3着0回複勝率は33%。

稍重・重・不良は4戦勝・2着0回・3着0回で複勝率は25%です。

前走の函館記念(G3・函館芝2000m)は、最内枠から控えて6番手のインコースを追走、勝負所で上がっていき、直線やや外目から伸びてマイネルウィルトスとの叩き合いを制して勝利。時計のかかる洋芝の重馬場にも対応できました。

元々ダートを走っていたので、力の要る馬場の洋芝札幌記念への適性に懸念はありません。

【札幌記念2022予想】血統情報

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【ソダシ】力強い先行力

父クロフネ。母ブチコ。母の父キングカメハメハ。

父クロフネは2001年のジャパンカップダートでは、世界の強豪馬、米のG1・7勝馬リドパレスなど参戦する中、2着に7馬身差をつけ、2分05秒9の驚異のレコードタイムで優勝。

近親に関東オークスなど重賞3勝したユキチャン、小倉2歳S(G3)・チューリップ賞(G2)を優勝したメイケイエール、レパードS(G3)を優勝したハヤヤッコなどがいる良血馬です。

母ブチコはキングカメハメハ×サンデーサイレンスで、そこにクロフネが配合されたことで底力が押し上げられています。

母ブチコはダ1800mで4勝、その全兄シロニイは阪神大賞典(G2・阪神芝3000m)で4着に好走したスタミナ豊富な馬でした。

クロフネとシラユキヒメの配合のユキチャンは関東オークス(G2・川崎ダ2100m)を制覇しています。

ヴィクトリアマイルやフェブラリーSの走りから力強い先行力が持ち味です。

昨年の札幌記念覇者で、中距離もこなせる血統です。

【ジャックドール】機動力

父モーリス。母ラヴァリーノ。母の父Unbridled’s Song。

父モーリスは芝1600m、芝2000mのG1を6勝。母父Unbridled’s Songはコントレイルやスワーヴリチャードの母父で、現役時代にフロリダダービー、BCジュヴェナイルのG1を2勝、種牡馬としては19頭のG1馬を排出しています。

母の父がSadler’s Wells系なので、上がりのかかるスタミナ消耗戦には強い血統で、力の要る洋芝は合うはずです。

サウンドストリート(JRA1勝・地方1勝)の半弟でディナースタ(積丹特別・札幌芝2600m勝ち馬)の半兄です。

母父アンブライドルズソングはコントレイルやスワーヴリチャードの母父。

母系の北米パワー血統のモーリスが組み合わされたことで機動力に優れ、モーリス産駒は洋芝でよく走る傾向があります。

【グローリーヴェイズ】信頼度高い種牡馬

父ディープインパクト。母メジロツボネ。母の父スウェプトオーヴァーボード。

札幌記念過去10年函館競馬場で行われた2013年を除く過去9回でディープインパクト産駒は、3勝・2着3回・3着1回・着外10回、勝率17.6%、連対率35.3%、複勝率41.2%と信頼度が1番高い種牡馬です。

2代母メジロルバートの父メジロライアンは宝塚記念など芝2200m以上の重賞を3勝したスタミナ馬、3代母のメジロラモーヌは、桜花賞、オークス、エリザベス女王杯のG1を3勝した牝馬三冠で、スタミナが豊富な血統です。

父ディープインパクト×母の父エンドスウィープ系の配合はエミレーツS(G1)を優勝したトーセンスターダムと同じ配合です。

母系のメジロライアン、メジロラモーヌは豊富なスタミナを伝えています。

札幌記念が時計のかかる馬場で上がりのかかるスタミナ消耗戦になれば好勝負必至の血統です。

【ウインマリリン】小回り向き血統

父スクリーンヒーロー。母コスモチェーロ。母の父FusaichiPegasus。

父スクリーンヒーローは現役時代にジャパンカップを優勝、種牡馬としてもモーリス(G1・7勝)、ゴールドアクター(有馬記念)、ジェネラーレウーノ(セントライト記念)などを排出しています。

スクリーンヒーロー産駒は直線の長いコースよりも内回りコース・小回りコースを得意にしています。

父スクリーンヒーローの父グラスワンダーは宝塚記念(G1・阪神芝2200m)、有馬記念(G1・中山芝2500m)を制覇した中距離の内回りコースを得意にしていました。

母の父FusaichiPegasusはケンタッキーダービー(米国G1・ダ10.0F)の優勝馬、種牡馬として4頭のG1馬をだしています。

母系は米国系のパワータイプで、時計のかかる内回りコースへ高い適性がある血統です。

父系、母系ともに機動力と持続力を伝える血統で、スピードの持続力と洋芝を走るパワーが求められる札幌芝2000m(札幌記念)で走りそうな血統背景です。

【アンティシペイト】上がりのかかる消耗戦

父ルーラーシップ。母アンチュラス。母の父ディープインパクト。

ルーラーシップ×ディープインパクトの配合は、菊花賞馬のキセキと同じ組み合わせです。

ルーラーシップ×サンデーサイレンス系は、2019年のムイトオブリガードがアルゼンチン共和国杯を制覇しています。

ルーラーシップ産駒は、豊富なスタミナを伝える血統で、札幌記念が上がりのかかる消耗戦なら好勝負必至の血統です。

【札幌記念2022予想】調教・追い切り情報

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【ソダシ】万全の状態

父クロフネ。母ブチコ。母の父キングカメハメハ。

最終追い切りは、17日函館芝(稍重)で3頭併せ。

4F50秒1・36秒4・11秒3。

外から伸びて2馬身先着、仕掛けてからの反応は良く、スピード感ある走りで万全の状態で参戦できそうです。

【ジャックドール】非常に良い状態

父モーリス。母ラヴァリーノ。母の父Unbridled’s Song。

最終追い切りは、17日函館芝(稍重)で単走追い。

4F51秒0・37秒2・11秒4。

ダイナミックな走りで加速、非常に良い状態に仕上がっていました。滞在競馬は合うようで気配は上昇。

【グローリーヴェイズ】これから良化

父ディープインパクト。母メジロツボネ。母の父スウェプトオーヴァーボード。

最終追い切りは、17日札幌芝(重馬場)で併走。

4F51秒2・37秒7・12秒3。

併走馬の6馬身半後方から併せ、力強いフットワークで併入。

追い切り後も余裕があり、これから良化する可能性が大きいと思われます。

【ハヤヤッコ】仕上がり上々

父キングカメハメハ。母マシュマロ。母の父クロフネ。

最終追い切りは、17日函館芝(稍重)馬なりで併走。

4F51秒0・37秒8・11秒6。

時計のかかる馬場でも力強い末脚でゴール。

抜群の追い切りで仕上がり具合は上々です。

【パンサラッサ】気配上昇

父ロードカナロア。母ミスペンバリー。母の父Montjeu。

最終追い切りは、17日函館芝(稍重)で馬なり単走。

4F51秒8・37秒5・11秒4。

重心が低くパワフルで迫力十分の走りで仕上がりの良さをアピール。

気配は上昇しています。

【札幌記念2022枠順確定】

1-1 マカヒキ(武豊)
1-2 アイスバブル(水口優也)
2-3 パンサラッサ(吉田豊)
2-4 ジャックドール(藤岡佑介)
3-5 サトノクロニクル斎藤新)
3-6 グローリーヴェイズ(C.ルメール)
4-7 ハヤヤッコ(池添謙一)
4-8 フィオリキアリ(鮫島克駿)
5-9 ウインマリリン(松岡正海)
5-10 ソダシ(吉田隼人
6-11 ユニコーンライオン(坂井瑠星)
6-12 アラタ(横山武史)
7-13 レッドガラン(岩田康誠)
7-14 ユーバーレーベン(M.デムーロ)
8-15 ケイデンスコール(古川吉洋)
8-16 アンティシペイト(横山和生)