毎日王冠2022-1

【毎日王冠2022予想】データ分析と傾向

毎日王冠3連単
毎日王冠

毎日王冠過去10年単勝人気別成績

1番人気は、7勝・2着0回・3着0回・着外3回、勝率70%、連対率70%、複勝率70%。
2~5番番人気は、2勝・2着7回・3着6回・着外24回、勝率5.0%、連対率22.5%、複勝率37.5%。
6番人気以下番人気は、1勝・2着3回・3着回・着外4回、勝率1.3%、連対率5.3%、複勝率10.5%。

1番人気が7勝と信頼度が高いです。毎日王冠はマイルチャンピオンシップ、天皇賞秋などの複数のG1の前哨戦として参戦してくるので、ハイレベルなレース展開になる傾向があります。

毎日王冠過去10年単勝オッズ別成績

14.9倍以下は、10勝・2着8回・3着6回・着外33回、勝率17.5%、連対率31.6%、複勝率42.1%。
15.0倍以上は、0勝・2着2回・3着4回・着外63回、勝率0%、連対率2.9%、複勝率8.7%。

単勝オッズ14.9倍以下の馬が10勝。
単勝オッズ5.0倍以上の馬、6番人気以下は2・3着にとどめておくのが無難かと思われます。

毎日王冠過去10年年齢別成績

3歳は、4勝・2着2回・3着0回・着外11回、勝率23.5%、連対率35.3%、複勝率35.3%。
4歳は、3勝・2着2回・3着5回・着外19回、勝率10.3%、連対率17.2%、複勝率34.5%。
5歳は、2勝・2着3回・3着3回・着外25回、勝率6.1%、連対率15.2%、複勝率24.2%。
6歳は、1勝・2着3回・3着1回・着外19回、勝率4.2%、連対率16.7%、複勝率20.8%。
7歳以上は、0勝・2着0回・3着1回・着外00回、勝率0%、連対率0%、複勝率4.3%。

夏場を越して成長してくる3歳馬が4勝で最も勝率が高い。
年齢が高いほど好走率が低くなる傾向があります。

【毎日王冠2022予想】本命馬情報

毎日王冠3連単
毎日王冠

【サリオス】ベストの距離

父ハーツクライ。母サロミナ。母の父Lomitas。

朝日杯FS優勝、皐月賞2着、日本ダービー2着した潜在能力が高い馬です。

一昨年の毎日王冠(G2・東京芝1800m)を34秒1の鮮やかな末脚で差し切り優勝、コース適性に懸念はありません。

香港マイル3着、安田記念3着と近走はマイルG1で好走して、改めてG1馬の力を示しました。

芝1600mから芝1800mがベストの距離です。

一昨年以来2度目の毎日王冠制覇を狙います。

【レイパパレ】距離不足

父ディープインパクト。母シェルズレイ。母の父クロフネ。

デビュー5連勝で挑んだ、昨年の大阪杯は、時計の掛かる馬場をマイペースで逃げ、4馬身差の圧勝でコントレイル、グランアレグリアを抑えて優勝。

宝塚記念は2番手で先行して3着。

前々走の金鯱賞(G2・中京芝2000m)は、先行馬を見ながら好位を追走、直線で2番手に進出して2着でゴール。

前走の大阪杯は3番手先行から勝負所で上がっていき、上がり時計が速くなりやすく差し馬有利の馬場で2着に粘りました。

ヴィクトリアマイルは、スピード勝負の対応できず12着に大敗しました。

内回りコースの2000mがベストのコースです。

広い東京芝1800mは距離が短く、機動力を生かし切れない可能性があります。

【ダノンザキッド】マイルがベスト

父ジャスタウェイ。母エピックラヴ。母の父Dansili。

デビューから無敗3連勝でホープフルSを勝ちG1を制覇した潜在能力が高い馬です。

昨年のマイルチャンピオンSは、中団の8番手を追走、直線は馬群を割って上がっていき、優勝馬グランアレグリアから0秒2差の3着に好走して実力を示しました。

前走の関屋記念(G3)は、中ほどの枠から控えて中団6番手を追走、直線は馬群の中から32秒6のメンバー中最速上がりの末脚で上がっていき、差を詰めて3着、前の馬に有利な流れになったため力負けではありません。

距離的にはマイルがベストの感があり、毎日王冠では1800mの距離がどうか懸念されます。

【ポタジェ】距離短縮で

父ディープインパクト。母ジンジャーパンチ。母の父Awesome Again。
大阪杯は、前半1000mが58秒8と緩みのないペースの中35秒3の末脚で抜け出しG1初制覇。

短い直線でトップスピードにのるのが早く速い末脚が使えるイメージがありますが、昨年金鯱賞(G2・中京芝2000m)3着、新潟大賞典(G3・新潟芝2000m)2着、毎日王冠(G2・東京芝1800m)3着と、直線が長い左回りコースでも十分な実績を残しています。

宝塚記念は11着に敗れましたが、距離短縮で巻き返しは必至です。

【ノースブリッジ】勝負根性

父モーリス。母アメージングムーン。母の父アドマイヤムーン。

新馬戦(中京芝2000m)、葉牡丹賞(1勝クラス・中山芝2000m)をデビュー2連勝。

昨年のラジオNIKKEI賞(G3・福島芝1800m)は逃げて3着。

4走前のtvk賞(2勝クラス・東京芝2000m)は、3番手追走から、直線で進出して抜け出して勝利。

前々走のアメジストS(3勝クラス・東京芝2000m)は、前走とは一転して逃げ、直線、外へ出されつつ先頭で粘り逃げ切り勝利。

前走エプソムC(G3・東京芝1800m)は、好位3番手を追走、4コーナーは外から上がっていき、内、外の馬に抜かせず僅差の接戦を勝利して、勝負根性に優れていることを示しました。

毎日王冠と同じ舞台のエプソムCを勝ったコース適性は見逃せません。

【毎日王冠2022予想】穴馬情報

毎日王冠
毎日王冠

【ジャスティンカフェ】スピード能力

父エピファネイア。母カジノブギ。母の父ワークフォース。

小豆島特別(2勝クラス・阪神芝1600m)は、後方待機から直線抜群の手応え、4コーナー9番手から33秒9の強烈な末脚で抜け出すと2馬身半差をつけての圧勝でした。

湘南S(3勝クラス・東京芝1600m)は、後ろ目のポジションから馬群の外へ出されていき、直線、大外4コーナー15番手から32秒9の猛烈な末脚で追い込み、3馬身差をつけて圧勝しました。

エプソムカップ(G3・東京芝1600m)は、12番手の差異後方を追走から、直線はインを突いて33秒5のメンバー中最速上がりの末脚で上がっていきましたが、もうひと伸びが足りず4着でした。

毎日王冠は例年開幕週の高速馬場で行われており、マイルで実績のあるスピードタイプが好走する傾向にあり、ジャスティンカフェのスピード能力がここ毎日王冠でも十分通用するはずです。

【キングストンボーイ】成長力

父ドゥラメンテ。母ダイワパッション。母の父フォーティナイナー。

昨年は共同通信杯4着、青葉賞2着、神戸新聞杯5着、皐月賞、日本ダービーへの出走はできませんでした。

毎日王冠過去10年、3歳馬は、4勝・2着2回・3着0回・着外11回、勝率23.5%、連対率35.3%。夏場を越して成長してくる3歳馬が4勝で最も勝率が高く、キングストンボーイの好走が期待されます。

【レッドベルオーブ】開幕週馬場合う

父ディープインパクト。母レッドファンタジア。母の父Unbridled’sSong。

デイリー杯2歳S(G2・阪神芝1600m)1着、朝日FS(G1・阪神芝1600m)3着と重賞での実績は十分です。

前走の小倉日経OP(OP・小倉芝1800m)は、約3か月ぶりの休み明けでしたが仕上がっていました。

これまでとは一転して逃げ、少しかかり気味でも、直線に入ってからもスピードを持続して3馬身の差をつけ、余裕の逃げで完勝しました。

前がとまらない開幕週なら毎日王冠でまんまと逃げ切れる可能性は十分にあると思われます。

【キングオブコージ】叩きレースか

父ロードカナロア。母ファイノメナ。母の父Galileo。

目黒記念(G2・東京芝2500m)1着、京都大賞典(G2・京都芝2400m)3着、アメリカジョッキーカップ(G2・中山芝2200m)1着の実績がある中長距離馬です。

毎日王冠過去10年、6歳馬は、1勝・2着3回・3着1回・着外19回、勝率4.2%、連対率16.7%、複勝率20.8%とふるいません。

秋のG1を目標に参戦してくると思われ、ここ毎日王冠は叩きレースになる可能性もあると思われます。

【ハッピーアワー】現状厳しい

父ハービンジャー。母サクセスシルエット。母の父ディープインパクト。

ファルコンS(G3・中京芝1400m)を勝ってからは、23戦連続で掲示板を外しています。

これまで30戦中28戦で出遅れています。

現状では馬券に絡むことは厳しいと思われますが、毎日王冠が、高速馬場で超ハイペース、先行馬総崩れになった時は、上位に入線できるかもしれません。

【毎日王冠2022予想】コース適性情報

毎日王冠
毎日王冠

【サリオス】東京芝3勝

父ハーツクライ。母サロミナ。母の父Lomitas。

東京芝1800mは1戦1勝・2着0回・3着0回で複勝率は100%。

東京芝コースは6戦3勝・2着1回・3着1回で複勝率は83%。

芝1800mは1戦1勝・2着0回・3着0回で複勝率は100%。

左回りは7戦3勝・2着1回・3着1回で複勝率は71%。

稍重・重・不良馬場は4戦1勝・2着1回・3着0回で複勝率は50%です。

2020年の毎日王冠を3馬身差で圧勝。

前走の安田記念は勝ち馬ソングラインとのタイム差無しの3着。

東京コースへの適性は高く、2年ぶり2度目の毎日王冠制覇の可能性も十分にあると思われます。

【ノースブリッジ】重馬場巧者

父モーリス。母アメージングムーン。母の父アドマイヤムーン。

東京芝1800mは1戦1勝・2着0回・3着0回で複勝率は100%。

東京芝コースは5戦3勝・2着0回・3着0回で複勝率は60%。

芝1800mは2戦1勝・2着0回・3着1回で複勝率は100%。

左回りは6戦4勝・2着0回・3着0回で複勝率は67%。

稍重・重・不良馬場は4戦3勝・2着0回・3着1回で複勝率は100%です。

逃げても東京の長い直線で、ゴールまでスピードを持続できます。

東京芝コース3勝、左回り4勝、稍重・重馬場で3勝です。

時計の掛かる馬場なら勝ち負け必至の重馬場巧者です。

【ダノンザキッド】直線勝負

父ジャスタウェイ。母エピックラヴ。母の父Dansili。

東京芝1800mは1戦1勝・2着0回・3着0回で複勝率は100%。

東京芝コースは3戦1勝・2着0回・3着0回で複勝率は33%。

芝1800mは3戦2勝・2着0回・3着0回で複勝率は67%。

左回りは4戦1勝・2着0回・3着1回で複勝率は50%。

稍重・重・不良馬場は3戦1勝・2着0回・3着1回で複勝率は67%です。

前走関屋記念では、32秒6のメンバー中最速上がりの末脚を使い3着、好位からでも強烈な末脚を発揮できるので、毎日王冠が直線勝負の展開になれば、芝1800mでも十分適応できるかとおもわれます。

【レイパパレ】2000mで勝ち負けできるスタミナ

父ディープインパクト。母シェルズレイ。母の父クロフネ。

東京芝1800mは0勝0勝・2着0回・3着0回で複勝率は0%。

東京芝コースは0戦0勝・2着0回・3着0回で複勝率は0%。

芝1800mは2戦2勝・2着0回・3着0回で複勝率は100%。

左回りは3戦1勝・2着1回・3着0回で複勝率は67%。

稍重・重・不良馬場は2戦2勝・2着0回・3着0回で複勝率は100%です。

東京芝1800mは2000mで勝ち負けできるスタミナが求められるタフなコース。

芝2000mで2勝・2着2回の中距離馬のスタミナが毎日王冠でいかされると思われます。

【ポタジェ】昨年3着

父ディープインパクト。母ジンジャーパンチ。母の父Awesome Again。

東京芝1800mは1戦0勝・2着0回・3着1回で複勝率は100%。

東京芝コースは4戦1勝・2着1回・3着1回で複勝率は75%。

芝1800mは2戦1勝・2着0回・3着1回で複勝率は100%。

左回りは7戦1勝・2着2回・3着2回で複勝率は71%。

稍重・重・不良馬場は2戦1勝・2着0回・3着1回で複勝率は100%です。

昨年の毎日王冠は3着、デビュー戦以来の芝1800mでしたが、芝2000mで勝ち負けできるスタミナが求められる東京芝1800mで、中長距離スタミナを発揮しました。

1年ぶりの1800mですが、コース適性に懸念はありません。

【毎日王冠2022予想】血統情報

毎日王冠
毎日王冠

【サリオス】牝系毎日王冠3勝

父ハーツクライ。母サロミナ。母の父Lomitas。

母サロミナは昨年毎日王冠を優勝したシュネルマイスターの近親でドイツのオークス馬です。

子供にサラキア(府中牝馬S)、 サリオス(朝日フューチュリティS、毎日王冠、サウジアラビアRC)がいます。

牝系で毎日王冠を3勝しています。

母系にデインヒルとNijinskyが入るは、ハーツクライ産駒のワーケアと同じです。

サリオスはデインヒルの影響が強くマイラー寄りの体形で、2020年に毎日王冠を勝っているように、1800mがベストの血統です。

【レイパパレ】東京の長い直線は合う血統

父ディープインパクト。母シェルズレイ。母の父クロフネ。

シャイニングレイ(CBC賞優勝)の全妹で、ブラックシェル(日本ダービー3着)やアンコールプリュ(JRA2勝)の近親です。

ディープインパクト×クロフネはステファノス(天皇賞秋2着・3着、大阪杯2着)やカワキタエンカ(中山牝馬S優勝)と同じ配合です。

距離はマイルから中距離向き、ディープインパクト×クロフネ配合のから東京の長い直線は合う血統です。

【ダノンザキッド】1800mがベスト

父ジャスタウェイ。母エピックラヴ。母の父Dansili。

ミッキーブリランテ(京成杯オータムH2着)や、オールザワールド(JRA3勝)の半弟です。

母エピックラヴはヴァントー賞(仏G3・芝1850m)の優勝馬。

ジャスタウェイ×Dansiliで大きなストライドで走るので直線が長い東京コース向きの血統です。距離的には1800mがベストの血統です。

【ポタジェ】半弟毎日王冠優勝

父ディープインパクト。母ジンジャーパンチ。母の父Awesome Again。

エリティエール(JRA3勝)の全弟。ルージュバック(毎日王冠など重賞4勝)の半弟でテンカハル(JRA3勝)の半兄です。

母ジンジャーパンチは北米ダートG1を6勝した名牝馬。

母の父Awesome Againは、BCシック、ホイットニーHの米国G1を2勝、種牡馬として15頭のG1の馬をだしています。

ディープインパクト×母系北米血統はアルアインと同じです。

半弟ルージュバックが毎日王冠を優勝しており、血統的に懸念はありません。

【レッドベルオーブ】コントレイルと同じ配合

父ディープインパクト。母レッドファンタジア。母の父Unbridled’sSong。

レッドベルジュール(デイリー杯2歳S優勝)、レッドベルローズ(JRA3勝)、レッドベルディエス(JRA4勝)の全弟です。

3代母のPhone Chatterは、BCヴェナイルフィリーズ 、オークリーフCを優勝した北米2歳女王です。

ディープインパクト×Unbridled’s Song×Storm Catは、無敗の3冠馬コントレイルと同じ配合です。

血統的に東京1800mは合っている血統です。

【毎日王冠2022枠順確定】

1-1 レッドベルオーブ(幸英明)
2-2 ノースブリッジ(岩田康誠)
3-3 サリオス(松山弘平)
4-4 ダノンザキッド(戸崎圭太)
5-5 レイパパレ(川田将雅)
6-6 ポタジェ(吉田隼人)
7-7 キングストンボーイ(C.ルメール)
7-8 キングオブコージ(横山武史)
8-9 ジャスティンカフェ(福永祐一)
8-10 ハッピーアワー(川又賢治)