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さて、今回は、いよいよ始まった2022年秋のG1シリーズの第1戦、スプリンターズSの検討の1回目です。


 

※ 検討の切り口・その1

 

 日曜日に行われるスプリンターズS。

 中山1200Мを舞台として行われる3歳以上の馬のG1レースです。

 

 2022年スプリンターズSの検討の切り口の1つ目は、ここ5年のスプリンターズSの結果とします。


 

 まず、ここ5年のスプリンターズSの結果を振り返り、気になる要素は、以下のとおりです。

 

 ア 連対した10頭のうち、1番人気から3番人気までの上位人気馬が8頭。

   残り1頭が、2017年・5番人気2着のレッツゴードンキ、2018年・10番人気2着のラブカンプー。

 

 イ 1番人気の馬は、3-0-1-1。

 

 ウ 連対した10頭のうち、前走がセントウルSであった馬が6頭で、これら6頭はセントウルSで連対した馬。

 

   その他の馬は、安田記念が2頭、北九州記念が1頭、ヴィクトリアマイルが1頭。

   安田記念からだったレッドファルクスは前年のスプリンターズS1着馬。

   残りのグランアレグリア、そして、レッツゴードンキは、その年の高松宮記念2着馬。

 

 エ 1着馬は、1番人気から3番人気までの上位人気馬。

 

 オ 連対した10頭のうち、3歳馬は2頭、4歳馬が4頭、5歳馬が3頭、6歳馬が1頭。

   連対した3歳馬であるラブカンプーとピクシーナイトは、その年のサマースプリントシリーズで2回連対した馬。

   連対した4歳馬と5歳馬(計7頭)のうち4頭が、前走のセントウルSで1着だった馬。

   6歳馬は、前年のスプリンターズS1着、その年の高松宮記念3着のレッドファルクス。

 

 カ 連対した10頭のうち3頭が、その年のサマースプリントシリーズで2回以上3着以内に好走した馬。

   2018年2着のラブカンプー、2019年のタワーオブロンドン、2021年のピクシーナイト。

 

 まず、アとエからして、1着馬は上位人気馬とヤマを張ることにします。

 2022年スプリンターズSの場合、上位人気馬は、メイケイエール、ナムラクレア、シュネルマイスターの3頭。

 

 4歳馬のメイケイエールは2022年セントウルS1着馬ですし、セントウルSを55キロ背負って勝ったのも評価したいと考えます。

 上記アとオの要素を踏まえると、前走のセントウルS1着の4歳馬で、1番人気に支持された馬という意味で、連対の可能性は大いにあり。

 

 3歳馬のナムラクレアは、函館SS1着と北九州記念3着の実績があり。

 2番人気に支持された3歳馬という点では、昨年のピクシーナイトに似ていますし、上記オの要素を踏まえると、これまた連対の可能性は十分あり。

 

 シュネルマイスターは、NHKマイルC1着、マイルCSと安田記念2着の実績があるので、G1レースで連対したことがないメイケイエールやナムラクレアよりも格上であるとはいえ、レッドファルクスやレッツゴードンキのように、芝1200МのG1レースでの実績がない点がマイナス材料。

 

 以上のことから、メイケイエールとナムラクレアが軸馬候補兼相手候補、シュネルマイスターを相手候補としましょう。

 

 ただし・・・、メイケイエールとナムラクレアには、G1レースでの連対実績がありませんのに、近走の好成績を踏まえて、押し出された人気馬と考えることもできなくはないでしょう。

 これに対して、シュネルマイスターは、G1レースで連対実績がある格上の存在と考えると、1着の可能性があるタイプと評価することにします。


 

 その他の馬の中では、セントウルS2着のファストフォースは気になる馬なのですが、これまでのスプリンターズSや高松宮記念での連対実績がない6歳牡馬なので、高い評価はできず。

 

 ナランフレグは6歳馬だが、今年の高松宮記念1着馬なので、安田記念からの直行であっても、連対の可能性あり。

 前述のように、メイケイエールとナムラクレアには、G1レースでの連対実績がないが、近走の好成績で押し出された人気馬と考え、さらに、シュネルマイスターに芝1200Мの実績がないことを考えると、上記の要素オの6歳時のレッドファルクスの例があるだけに、連対の可能性はありと考える馬です。

 

 3歳牡馬のウインマーベルは、キーンランドC2着の実績だけでは強く推すことができないのですが、春の橘Sと葵Sを連勝し、前走のキ-ンランドCで古馬相手に通用することを証明したと考えた場合、G1レースで連対実績がないメイケイエールとナムラクレア、芝1200Мで実績がないシュネルマイスターが上位人気に支持されるのならば、人気とのバランスも踏まえて、評価しても良い馬と考えます。

 

 ということで、ナランフレグとウインマーベルは、相手候補として、特に、ナランフレグは上位人気馬に不安要素があるため、1着の可能性がある馬として、ピックアップしておくことにします。

 

 あとは、上記の要素のカを踏まえると、函館SS1着と北九州記念3着のナムラクレア、そして、CBC賞と北九州記念を2着のタイセイビジョンが良さそうです。

 タイセイビジョンを相手候補に追加することにします。

 


 

※ 検討の切り口・その2

 

 検討の切り口の2つ目は、これまでに行われた〇〇〇の結果とするのが、最近の当ブログのパターンなのですけど、〇〇〇として、「2022年秋のG1シリーズの結果」とすることができません。

 

 このため、今週は、暫定的といいましょうか、今年のスマースプリントシリーズの結果をチェックします。

 

 函館SSは、1着がナムラクレア3歳牝馬・1番人気)、2着がジュビリーヘッド、3着がタイセイアベニールで、枠連は4-6、3連単は7→11→5でした。

 

 CBC賞は、1着がテイエムスパーダ(3歳牝馬)、2着がタイセイビジョン、3着がアネゴハダ(3歳牝馬・1番人気)で、枠連は3-4、3連単は5→8→2でした。

 

 アイビスサマーダッシュSは、1着がビリーバー、2着がシンシティ、3着がロードベイリーフで、枠連は8-8、3連単は16→17→5で、3歳馬の出走はありませんでした。

 

 北九州記念は、1着がボンボヤージ(同じワクには、3歳牝馬のアネゴハダが同居)、2着がタイセイビジョン、3着がナムラクレア3歳牝馬・1番人気)で、枠連は1ー2、3連単は1→3→16、そして、単勝は16430円の万馬券でした。

 

 キーンランドCは、1着がヴェントヴォーチェ、2着がウインマーベル(3歳牡馬)、3着がヴァトレニで、枠連は3-4、3連単は8→5→1でした。

 

 そして、セントウルSは、1着がメイケイエール(1番人気)、2着がファストフォース、3着がサンライズオネストで、枠連は4-8、3連単は5→12→7で、3歳馬の出走はありませんでした。


 

 上記のデータだけで考えますと、

 

ア 3歳馬が出走していたレースでは、3歳馬が好走、

イ 馬番5番の馬が好走、

という感じでしょうか。

 

 アの要素からは、テイエムスパーダ、ウインマーベル、ナムラクレア。

 イの要素からは、馬番5番のエイティーンガール。

 

 ウインマーベルとナムラクレアは、既に名前を挙げた馬ですので、ここでは、テイエムスパーダとエイティーンガールの2頭を相手好悪に追加することにします。

 

 特に、テイエムスパーダは1ワク1番ですから、ファストフォースに競り勝ってハナを切る可能性があります。

 

 スプリンターズSは中山開催の最終週に行われるのに、逃げた馬が3着以内に好走することが良くあります。

 2013年のハクサンムーン、2016年のミッキーアイル、2017年3着のワンスインナムーン、2019年2着のモズスーパーフレア。

 もっとも、これら4頭のうち2頭が2番人気に支持された馬、1頭が3番人気だった馬ですから、上位人気に支持されていないテイエムスパーダを強調することはできませんが、仮に、前走の北九州記念で連対していれば、今回のスプリンターズSでもっと人気になっていた馬でしょうし、軽視はしないことにします。


 

※ 今週も

 

 現段階では、軸馬候補兼相手候補は、メイケイエール、ナムラクレア。

 相手候補は、シュネルマイスター、ナランフレグ、ウインマーベル、タイセイビジョン、テイエムスパーダ、エイティーンガール。

 ぜひ、検討の2回目もご覧ください。

 

 現段階での馬券の組立ての方向性としては、1着馬は上位人気の3頭のいずれか。

 馬連か枠連を買う場合の軸馬は、メイケイエールかナムラクレアという感じですね。

 

 ということで、いったん時間をとって頭の中の整理をした上で、検討の2回目に馬券を組み立てることにしますので、ぜひ、検討の2回目もご覧ください。

 

 

 

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