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さて、次回の検討の予定は、11月22日(日)の阪神11レース・マイルCSです。


 

※ グランアレグリア

 

 日曜日に行われるマイルCS。今年は、阪神芝1600Мが舞台の3歳以上の馬によるGⅠレースです。

 

 1番人気に支持されるのは、今年の春の安田記念で、あのアーモンドアイに勝ったグランアレグリアかと思います。

 前走のスプリンターズSでは、芝1200Мのレースの速いペースのため、追走に苦労しているように見えましたが、直線に入ってからは、他の馬とは違う末脚を披露しての快勝でした。

 

 昨年12月の阪神Cを勝った時もそうだったのですが、グランアレグリアは、勝つときは本当に強いレースをしてくれるので、能力は現役の馬の中でもトップクラスなのだと思います。

 

 また、阪神芝1600Мという舞台に関しては、2歳時の朝日杯FSでは3着に敗れましたが、3歳時の桜花賞では、早め先頭から後続の馬を突き放しての快勝の実績がありますから、苦手のコースというイメージはありません。

 京都芝1600Мに比べて、阪神芝1600Мは、ゴール前に急な坂がある分、前に行っている有力馬がゴール前で苦しくなり、グランアレグリアの追い込みが届く可能性が高くなるのではないかとも思えますから、阪神競馬場での開催は、この馬にとって悪くはない話ではないでしょうか。

 

 そして、2歳時と3歳時に2回先着を許している、苦手(?)のアドマイヤマーズに対して、安田記念で道中脚を矯める戦法で先着したことも、プラス材料に思えます。

 今回も、アドマイヤマーズが出走してきますから、朝日杯FSの時のように、マークをされると分が悪いかなと思うのですが、安田記念同様、道中は足を矯めて、アドマイヤマーズよりも後ろから進めば、アドマイヤマーズのマークを外せるでしょうからね。

 

 さらに・・・、前走で馬体重を増やして、はじめて500キロ台で出走して、あの強い勝ち方をしたことからして、4歳秋を迎えて、また、強くなったのではないかと解釈しますので、今回のマイルCSでも最有力の馬と考えます。


 

 ただし・・・、3歳時の桜花賞を勝った後のNHKマイルCで1番人気に支持されながら敗れたように、レース間隔が詰まったときに、パフォーマンスが落ちるのではないかという点が気になります。

 陣営が、休明け初戦から、きっちりと仕上げてくるのは素晴らしい技術だと思うのですが、いかに強い馬だといっても、毎回、ベストパフォーマンスを出せるわけではないですから、これは仕方がないことだと思います。

 

 となれば・・・、グランアレグリアを軸馬にするが、「グランアレグリアが2着になることを想定した馬券」も買うことを今回の方針とする予定です。

 


 

※ 相手

 

 相手というか、グランアレグリアが休明け2走目で、前走よりもパフォーマンスを落とした場合の逆転候補を考えるとなれば、3歳馬のうち、阪神芝1600Мが舞台の2歳GⅠレースを勝っているサリオスとレシステンシアを1番手と2番手として考えています。

 

 今年の3歳馬は、古馬相手の重賞レースで苦戦していたため、トップクラスの馬以外はレベルが低いのかもしれないと思っていましたが、富士Sでラウダシオンが2着、アルゼンチン共和国杯でオーソリティが1着、そして、スマイルカナが古馬相手のレースで複数回連対をしています。

 

 となれば、3歳馬の中で、桜花賞2着の実績からして、牝馬でもトップクラスといえるレシステンシア、そして、皐月賞とダービーを2着で、毎日王冠で古馬相手に1着だったサリオスは、古馬相手でも十分通用すると考える次第です。

 

 そして・・・、仮に、マイルCSで3歳馬が勝った場合には、11月29日のジャパンCでも、3歳馬のデアリングタクトとコントレイルに期待ができると思いますから、この点は念頭に置いて、馬券を組み立てることにします。

 

 レシステンシアとサリオスとでは、サリオスの方が強いのではないかと思うのですが、今の阪神芝コースが速い時計が出る馬場で、最後の直線はインを突いた方が有利であると考えますので、1ワク2番という絶好のワクから逃げることが可能であるレシステンシアの方を8ワク17番のサリオスよりも上位に評価したいと思います。

 

 相手の3番手は、昨年の安田記念とマイルCSの勝ち馬であるインディチャンプを考えています。

 先週のエリザベス女王杯で、ラッキーライラックが2年連続で勝利を収めていますから、昨年のマイルCSの勝ち馬であるインディチャンプを軽視はできないと考えるものです。

 この馬に関しては、昨年の安田記念の勝ち時計が1分30秒9ですから、早い時計の決着でも対応可能なのは何よりですが、レシステンシアとサリオスが前に行った場合、今の阪神の馬場で捕まえきれるのだろうかという点が、何となく引っかかりますので、3番手としたいところです。


 

 そして、4番手としては、今の阪神芝コースが速い時計が出る馬場状態であること、スローの上がり勝負よりは、少しきつい流れの方が持ち味を出せるため、レシステンシアが早目にペースで逃げてくれる可能性がある今回のレースでは、前に行って、レシステンシアを早めに交わせた場合に、ひょっとしたら、グランアレグリアの猛追をしのいで、勝ちきることもあるのではないかと思う、この馬を考えています。


 

(↓ 馬名は、こちらに記しました)

 

 

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