いつもお世話になっております。

 

まず、先週も、ご愛読の皆様には、応援のワンクリック、本当にありがとうございました。

 

さて、次回の検討の予定は、10月25日の(日)の京都11レース・菊花賞です。


 

※ コントレイル

 

 菊花賞には、ここまで無敗で3歳牡馬のクラシック2冠馬のコントレイルが出走します。

 

 今年の出走馬でいえば、3コーナー付近からまくってゴールまで長くいい脚を使った皐月賞、そして、最後の直線で、近づいてきたサリオスを突き放したダービーでのレースぶりからして、コントレイルの脚力は、他の3歳牡馬とは、相当な差があると思います。

 

 また、先週の秋華賞のデアリングタクトとは逆で、コントレイルにとっては、2ワク3番という内目のワクに入ったことは、道中は、前に他の馬を置いて、折り合いをつけたいタイプの馬であることからして、プラス材料だと考えます。また、ダービーの際にも言われたことですが、ディープボンド、そして、キメラヴェリテが出走することは、何よりです。

 

 過去の菊花賞の結果からして、例えば、ネオユニヴァースがそうだったように、2000Мと2400Мのレースであれだけ強かったのに、3000Мのレースになった途端、最後の直線で思ったよりも伸びなかった・・・ということがあっても不思議はないと思うのですが、コントレイルは、直線で抜け出すと遊んでしまうような馬ですから、3000Мのレース中、ずうっと力んだままで走って、スタミナをロスしてしまうタイプではないと思います。

 

 また、2017年のキセキが勝った年のように、降雨の中の不良馬場で、勝ち時計が3分18秒9、上がり3ハロンが40秒近くかかるレースでは、コントレイルの良さが・・・・・、ということはなさそうな状況であることは何よりですから、神戸新聞杯の後のレース回顧で記したとおり、コントレイルを軸馬とします。

 

 ただし、コントレイル自身・・というよりも、過去の菊花賞のうち、あの年の菊花賞を思い出すと、何となく引っかかる点がありますので、馬券については慎重に組み立てたいと思っています。


 

※ ヴェルトライゼンデ

 

 相手の1番手も神戸新聞杯の回顧の記事の中で示唆したとおり、ヴェルトライゼンデです。

 

 ヴェルトライゼンデについては、皐月賞は8着でしたが、ダービーが3着、菊花賞トライアルの神戸新聞杯が2着で上がり3ハロンが35秒4で、出走馬中1位でした。

 また、コントレイルとの差がダービーでは0.8秒差だったのが、神戸新聞杯では0.3秒差に縮まりました。まあ、コントレイルは、神戸新聞杯のゴール前は流していた感じがありましたが・・・。

 

 さて、このことを踏まえて、私が思い出したのが、「あの年の菊花賞」、他のブログなどでも指摘をされている方がたくさんいらっしゃったのですが、1992年のライスシャワーがミホノブルボンの無敗の三冠を阻止した年の菊花賞です。

 

 1992年と2020年の菊花賞の類似点を複数挙げることができるのですが、例えば、三冠に挑む春の二冠馬が秋の初戦として選んだ菊花賞トライアルの距離が2200Мで同じです。

 

 ん、と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、例えば、中京競馬場で行われた2006年の神戸新聞杯は距離2000Мでしたし、ディープインパクトが勝った2005年の神戸新聞杯も距離2000Мだったわけです。

 ちなみに、三冠馬でいえば、オルフェーヴルが菊花賞の前に勝った神戸新聞杯は、2011年で、そのときは距離2400Мでした。

 

 つまり、無敗の二冠馬だったミホノブルボンとコントレイルは、菊花賞の前に、距離2200Мの菊花賞トライアルに出走して、快勝して、菊花賞本番に向かったという点では同じといえます。

 

 また、ライスシャワーとヴェルトライゼンデは、いずれも、春の初戦がスプリングS、そして、皐月賞で敗れた後ダービーでは3着以内の馬券対象内に好走したという意味では、共通点があります。

 

 実は、これ以外にもありますが、そのことを書くと、「では、2020年の菊花賞の勝ち馬は・・・」と思われる方が出てきそうですので、この辺りにとどめておきます。

 

 というのは、1992年と2020年とがよく似ているのであれば、2020年の菊花賞が、1着・ヴェルトライゼンデ、2着・コントレイルという予想になるかといえば、そうは単純ではなくて、今年が無観客競馬で開催されたという特殊な年であることは、1992年との大きな差であると考えるためです。

 

 まあ、アレコレと書かなくとも、ヴェルトライゼンデは、神戸新聞杯の時は熱発でセントライト記念を回避した後のレースでした。それを一たたきした後の菊花賞は、体調がアップしているでしょうから、神戸新聞杯のレース後から考えていたとおり、コントレイルの相手として推すことにします。


 

※ 3着候補を考える

 

 以上のとおり、当ブログでは、予定どおり、神戸新聞杯の回顧の記事に記したコントレイルとヴェルトライゼンデの2頭を重視することとします。こうなると、今回は、コントレイルとヴェルトライゼンデの1着・2着にヤマをはってしまい、三連単を買うという手がありそうです。

 

 この場合の三連単の3着候補としては、神戸新聞杯の検討記事の1回目の中で名前を挙げさせてもらったディープボンドが良さそうに思いま。

 

 この馬に関しては、スローの上がり勝負は向かないが、前に行って容易にバテないところからして、2017年の菊花賞で2着に頑張ったクリンチャーのように、古馬になってからは芝とダートの二刀流で頑張ってくれそうなタイプの馬だと思うので、菊花賞がフィエールマンが勝った時のようなスローの上がり勝負になったときは、キレ負けをしそうです。

 

 ただし、今年は、バビットにキメラヴェリテが競りかけて、それなりのペースを作るでしょうから、3、4番手あたりを追走して、早め先頭から好走してくれることを期待します。

 

 三連単の3着候補の2番手は、母系にダンスインザダークが入っているヴァルコス。この馬は、追える騎手の方が合っている可能性があると思いますから、鞍上が岩田騎手に乗り替わったことが吉と出る可能性があると思う次第です。

 

 3番手は、鞍上の手腕、そして条件戦でしたが前走の勝ち時計を勘案して、この馬とする予定です。

 

(↓ 馬名は、こちらに記しました)

 

 

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