いつもお世話になっております。今回は、マイルCSの検討の1回目です。
※ 過去5年のこのレースでは
前回のエリザベス女王杯回顧の記事で、マイルCSの軸馬候補として、インディチャンプとダノンプレミアムを挙げました。
今回は、過去5年の1着馬から3着馬をチェックすることで、相手候補について検討することにします。
1点目としては、「いわゆるリピーター」が複数頭いることです。
2014年の1着馬のダノンシャークは2013年の3着馬、2015年の2着馬のフィエロは2014年の2着馬、2016年の2着馬のイスラボニータは2015年の3着馬、そして、2018年の2着馬のペルシアンナイトは、2017年の1着馬です。
先週のエリザベス女王杯同様、このレースを得意とする馬が存在するようです。
2点目としては、「外国人騎手が鞍上の馬」です。2014年まではそうでもなかったのですが、2015年から2018年までの4年間は、3着以内の馬12頭中8頭が該当しています。
これら8頭中3頭がM.デムーロ騎手なのは納得ですが、意外なのはC.ルメール騎手が1頭のみ。
それに対して、R.ムーア騎手が鞍上の馬が3頭もいます。3頭の中には、あのモーリスが含まれますから、その点は勘案するにしても、日本での短期免許による騎乗中で、きちんと実績を残してきたわけですから、今年の騎乗馬にも要注目となります。
3点目としては、「ディープインパクト産駒」です。
2014年がダノンシャーク(8番人気1着)、フィエロ(3番人気2着)、2015年がフィエロ(2番人気2着)、2016年がミッキーアイル(3番人気1着)、2017年がサングレーザー(7番人気3着)、2018年がアルアイン(4番人気3着)と、ここ5年は毎年3着以内に1頭か2頭入っています。
他にも切り口を考えることができそうですが、数が多いと迷いますので、上記の3点で相手候補を考えることにします。
※ 相手候補
以上の検討結果を踏まえて、相手候補の馬をピックアップします。
1頭目は、ペルシアンナイト。
一昨年の1着馬で、昨年の2着馬ですから「いわゆる、リピーター」であり、かつ、鞍上がO.マーフィー騎手の「外国人騎手が鞍上の馬」であります。
しかも(!)、です。
先週の結果を踏まえた以下の理由(?)からすれば、この馬の方が後述するアルアインよりも良さそうな気もしますが、いかがでしょうか(?)
(↓ 理由は、こちらに記しました)
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相手の2番手は、昨年の3着馬で、ディープインパクト産駒、そして、今年の鞍上がR.ムーア騎手であるアルアインです。
ポイントの3点に該当するこの馬こそ、本来は、相手候補の1番手にすべき馬でしょうが・・・・・、この馬は、天皇賞(秋)での14着という敗因が、仮に、体調が良くなかったからだとすれば、その後の回復いかんだと思うため、相手の2番手としたわけです。
仮に、そうではなくて、大外ワクだったことや1分56秒台の勝ち時計が速すぎて、この馬に合わなかったからだとすれば、マイルCS当日の京都芝コースの馬場状態いかんということになると思います。
具体的には、勝ち時計が昨年と同じくらいの1分33秒台であれば、今年も好走可能と思うのですが、日曜日の京都競馬場の馬場状態からして昨年よりも早い1分32秒台になりそうな場合には、アルアインの評価を下げることにしたいと思います。
相手の3番手は、当日の馬場状態からして、1分32秒台の勝ち時計が想定される場合には好走できそうな馬という観点から、プリモシーンとします。
この馬は、ディープインパクト産駒で、鞍上がW.ビュイック騎手です。前述のR.ムーア騎手が鞍上の馬が過去5年で3回も3着以内に入っていることからして、騎手にも得意な、いや、相性が良い舞台があると仮定した場合、ビュイック騎手は、外回りの京都芝1600Мとの相性が良い可能性があると思うわけです。
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