[再入院になるか]
昨日の未明、6年ぶりに救急搬送されてしまった。元々一週間前から睡眠時間が1日2時間しか取れない等、体調が優れなかったのだが、更に夏風邪をこじらせてしまった。そして咳が止まらなくなり、赤黒いタンが出てきて、体温が急上昇し、40度に達してしまった。
最早意識がとぶ寸前だったため、救急車を呼ぼうとしたのだが、なぜか番号を思い出せない。911か、119か、901か、109か、990か、全く分からない。旧町の電話帳や一般の電話帳で探すが、なかなか見つからない。これが40度の高熱の恐ろしさ。
やっとのことで電話して救急車にきてもらったものの、今度は病院をたらい回しにされ、受け入れ先が見つからない。前回の尿管結石時は一発で受け入れ先が見つかったのだが、今回は高熱で咳が止まらない症状故、インフルエンザ(9月頃から発生)か何かのウイルス性のものと思われたのだろうか。
その内、何とか受け入れ先・A病院(高知市愛宕地区)が決まったのだが、通常の倍以上の時間を要した。すぐに各種検査が始まったのだが、殆ど記憶にない。
そして点滴を装着した後、病名は気管支肺炎で、最低5日は入院する必要がある旨、告げられた。
この病名を聞いた時、父の死が頭をよぎった。父も同様の肺炎を発症した後、肺気腫にかかり、手の施しようがない状態で亡くなった。
しかし私には5日も家を空けることはできない。なぜなら飼い猫がいるからである。この猫は野良猫の母猫に育児放棄された可哀そうな猫故、二度と悲しい思いはさせたくない。
夜が明け、太陽が一定まで上る(病室に時計がないので)と一旦熱は引いた。しかし11時台になる頃には再び体温が上昇し始めた。看護師が何度も汗でぐっしょりなった病衣を交換してくれたのだが、前回の尿管結石時の近森病院(高知市)のひどい対応とは雲泥の差。
近森ではまともな(効き目のある)鎮痛剤の投与もなく、若い看護師は私をまるでじんま(土佐弁で「じじぃ」のこと)のように扱った。つまり、心のない「物」を扱うかのように。入院要請も拒否され、48時間一睡もできずに自宅で苦しむことになったのである。
それに比べるとA病院(高知県民なら分かるはず)の看護師たちは天使のように映った。私のことをじんまではなく、一人の男性患者として扱ってくれて、各種処置も丁寧で優しかった。特に一番美人の看護師は問診時、若い男性患者と接するような雰囲気だった。ちょっと胸がキュンとした位。
♪優しさ一滴 キュンって感激♪
(『シャイン!キラキラ☆プリキュアアラモード』より)
とは言え、今日(昨日)退院したい旨告げると看護師全員が「今日の未明に救急搬送されたばかりなのに、それは無謀」と口を揃えた。それでも医師に確認を取ってくれてOKを出して貰った。ここの病院は’90年代、何度か利用したことがあるが、患者の要望をよく聞き入れてくれる。
しかし帰宅後、3時間も経てば再び症状が悪化。今日も2回以上、ぶり返している。その度に鎮痛剤を飲むのだが、これを飲むとしばらく身体中から汗が噴き出す。
今度また40度以上の熱が出て、意識がとんでしまうとそのままあの世に直行するかも知れない。
明日、猫を預かって貰うため、動物病院へ連れて行き、再入院した方が無難なのかも知れない。
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