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「4630万円、誤振込問題」。振り込んだ金融機関に瑕疵はないのか。

 山口県の阿武町が、国の臨時特別給付金、あわせて4630万円を誤って24歳の男性の口座に振り込み、返還を拒否されている問題。男性はすべて使い切ったと言って、返還できないと語っている。 男性の代理人の弁護士は18日、振り込まれたお金を男性が34回にわたって全額出金し、海外のギャンブルサイトにすべてをつぎ込み、すってしまったことを明らかにした。男性は19日、逮捕されている。
 自分の口座に、身に覚えのない大金が振り込まれて、何かの間違いではないかと振込者に問い合わせもすることなく、すべてをギャンブルに使ってしまうという感覚は、常人には計り知れないが、他方、この振り込みに疑問も持たず無条件に振り込んでしまう金融機関の対応も理解できない
 今どき、振込詐欺対策で、ATMでの振り込みが50万以上の場合は振り込みができない、50万以上を送金する時は、窓口にいって本人確認、振込目的、振込者との関係などを詳細にヒアリングされている。そこまで厳重に対応している金融機関が、町から個人に4630万円が振り込まれることに、何の疑念も持たなかったのか。町に確認することもなく振込手続きをした金融機関にも瑕疵があったのではないかと思う。しかし、金融機関の瑕疵を問うニュースがないことが、これまた不思議だ。
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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル : 政治・経済

コメント

役場の金融機関の連携がなっていない

おはようございます。

山口県阿武町でCOVID-19対策関連の給付金約4630万円が24歳の男性に誤って振り込まれ、その金がネットカジノに使われたことで電子計算機使用詐欺容疑で逮捕されたけど、いきなり見に覚えのない大金が振り込まれたことで銀行や警察に相談せずギャンブルに充てるというのもとんでもないが、なぜこの男性に誤って振り込んでしまったのか? これは役場と金融機関がきちんと連携していなかったからこうなったと思います。

銀行など金融機関が何の疑いもなく振り込んでしまうのは問題だが、すぐに役場に相談しないのかは問題。それと阿武町、この町の役場では未だにフロッピーディスクが使われていたっていうから、これでキチンと情報管理が出来るのかと疑問視すらしたくなる。

誤って振り込まれたことを疑わずに散財した男性は悪いが、町に確認せず振込手続きをした金融機関も悪いのでは? やっぱ役場と金融機関がキチンと連携しないとこの手のトラブルは防げません。

Re: 役場の金融機関の連携がなっていない

おはようございます。
役場から金融機関への振り込み依頼データにフロッピーディスクが使われていたことは驚きでしたね。今どき、どんなPCを使っているのでしょうね。また、誤って振込した相手が、選りによってギャンブル狂いという悲劇。宝くじで3億円当たるくらいの確率と同じかなと思えるほどに、当たってしまいましたね。天はこんな偶然を起こすんですね。皮肉なものです。
今回の誤振込事件は、役場のチェック体制とともに、金融機関のチェック体制も問題にすべきだと思います。だって、われわれ一般市民が、まとまった金を送金しようとすると、送金限度額が設けられていたり、本人確認、振込目的、振込相手先との関係を尋ねられるのに、なぜ役場が振込者なら無条件に、いくらでも振り込みが可能なのか。そこを改善しなければならないと思います。やっぱり、「御上(おかみ)がすることだから」と「御上無誤謬信仰」なるものがまだ生きているのでしょうか。

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