れあちゃんへ

れあちゃんを見送ってから、もう2週間がたちました。
その間、おかぁたんは、パソコンにすら向かうこともできませんでした。

れあちゃんが、立てなくなってから、
1ヵ月半、れあちゃんにとっては、本当に大変な毎日だったと
思うけれど
おかぁあんにとっては、れあちゃんとの
特別な毎日を過ごせて、本当に幸せでした。

れあちゃんが立てなくなって、憔悴していたときは
もう本当に1週間ともたないんじゃないかと
気が気でなく、
仕事からの帰り、本当に毎日、れあちゃんが生きていてくれるだろうかと
毎日毎日、どきどきでした。

倒れたまま動けなくなっていたときもありましたね。
そのときも、今度こそだめかと、冷たくなったれあちゃんのお耳を
さすって、さすって、あたためて。
抱きしめて。
私が落ち込んでいてはいけないと。
ただただ、抱きしめて抱きしめて、れあちゃんを温めて。

なんとか、食べものを口にしてくれたときは
本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

ブラック企業につとめてしまった、おかぁたん。
12月は、一時間前倒し出勤の、毎日終電までという日々で
れあちゃんにはいっぱい不安な思いもさせたと思います。

なんとか年を越してくれて、少しゆとりがもてるようになって。
毎日毎日お世話させてくれる、れあちゃんに、本当に感謝でした。

最後の日も、なくなる直前まで一緒に横になって。
抱きしめさせてくれたれあちゃん。

腕の中で、意識のうすれていくれあちゃんを見ているのは
本当につらかったです。

でも、お休みの日に見送らせてくれたこと。
本当に感謝しています。

おっきなおっきな、
甘えたちゃんの赤ん坊のれあちゃん。

まつげ長かったね。
おはなにハートの模様があったね。
おっきなまふ。
おっきなおてて。

抱っこしたら、幸せそうにすぐ眠るそんなれあちゃんが
大好きでした。

立てなくなってから、れあちゃんには本当に不自由な思いをさせて
しまったけれど、
今はもう、月でぴょんぴょんはねてるのかな?

大好きなりるねーちゃんには、会えたかな?
おかぁあんがいつもたよりにしてる、らびねーちゃんにも
あえたかな?
苺花ちんにいじめられてないかな?

なんだかまだ、れあちゃんが、ここにいるような気がしてなりません。

たくさんのお花に囲まれた、誰よりも大きなお骨入れ。
おかぁたんはまだ、お骨入れを枕のそばから離すことができません。

れあちゃん。
おかぁあんのところにきてくれて、本当にありがとう。

大きな体で、一番甘えたで、
おだやかで、優しくて。

本当に素敵な時間をたくさんありがとう。

だめだとはわかっているけれど。
おかぁたんは、まだ悲しみから抜け出せません。

れあちゃんのメモリアルプレートのお写真すら選べてません。

れあちゃんの存在は本当に大きかったです。

ずっと一緒にいれないことは、わかっていたつもりだし
見送る立場であることもわかってはいるけれど。

まだ、もう少し、れあちゃんとの思い出に涙させてね。

いつか、笑って思い出せるように、おかぁたん頑張るから。
お月様から見ててね。

れあちゃん。
大好きだよ。

れあちゃん。
いつまでもいつまでも。大好きだよ。


おかぁたんより