軽くコメディタッチで描かれる家族愛に溢れるヴァンパイアハンターの物語。
2022年製作・アメリカ・113分、ネットフリックス視聴。
ネタバレ度70%くらい
ストーリー
家族を愛しているバド(ジェイミー・フォックス)、昼はプールの掃除、夜はヴァンパイアハンターとして稼いでいた。
娘ペイジのお迎えに遅れ、バドに呆れる妻はフロリダへ引っ越す決意。
ヴァンパイアハンターのバドはロスにいる必要があるので困り、引っ越しには大反対。
娘の授業料、歯列矯正の費用を稼ぐため1週間以内に大金が必要となり、焦るバド。
こんな内容です。
昔と違い、ヴァンパイアも生きるためには日焼け止めを塗って昼も活動。
そしてヴァンパイアハンターから逃げる生活を送っています。
ヴァンパイアハンターは、ヴァンパイアを倒し、その牙を売ってお金にしているのが面白い。
種族、年齢、飲酒なども牙に関係してて値段も違うのです。
牙集めのため、ヴァンパイアを沢山、倒して稼ぎたいバド。妻はもちろん、バドの夜の仕事を知りません。
組合に行き、牙を売ればもっと良いお金になりますが・・バドは違反を犯したので組合から追い出されてます。
映画冒頭、おばあさんを倒し、牙を奪ったバドですが・・母親を激怒させて狙われてしまいます。
(実はお婆さんではなく娘だった)
5日後に1万ドルを作らないと、娘は妻とフロリダへ行ってしまいます。
引っ越しを阻止するため再び、友人ビッグ・ジョンと組合に。
組合にはルールがあり、組合員の家族を危険な目にあわせてはいけない、負傷させてもダメ。
一般人に怪我させてもダメ。
ヴァンパイアと戦う時、暴れるのでつい、一般人にも負傷者がでてしまうのですが。
組合のボス・ラルフに謝罪を入れ再び、仲間に入れてもらうバド。
組合員になれば健康保険も使えます。
バドが規約違反を犯さないよう、臆病で真面目なセス(デイヴ・フランコ)が相棒となり見張ることに。
ヴァンパイアにもレベルがあり、エル・へフェという種族は伝説的な700歳のヨーロッパ系。
ドラッグ取引を仕切ってるという噂もあり、牙1本で高級住宅街に豪邸を買えるほど。
ニンニク入りの弾丸を作り、心臓に撃ち込み首を切る。木の弾で心臓を撃ったあと、首を切れば死ぬヴァンパイア。
ゾンビ・ヴァンパイアとは若いヴァンパイアによって転化、完全なヴァンパイアと違い、再生機能がなく死人に見える。
人間の血を消化出来ず、ネズミなどの小動物の血を飲む。
5つの部族がいて、基本は単独性。
群れになると年齢で階級分けされる。最大の敵は日光。生殖しないが人を転化させる。
強いヴァンパイアは使い魔も強い。
ヴァンパイアハンターとして有名なナザリアン兄弟が来て、仕事のため協力しあうことに。
4人でヴァンパイアを狙う途中、怯えて漏らすセス。
お婆さんヴァンパイアを殺した事で、恨まれたバドは妻ジョス、娘ペイジを人質にされてしまう。
セスがヴァンパイアにされたので、首を切り落とすバドだったが・・。
自分で首を付け直し、生き返るセス。
妻と娘を取り戻すため、出直すバドたちは工場で多くのヴァンパイアを殺害。
ビッグ・ジョンの助けもあり、女ボスも倒す。
最後に死んだと思ったビッグ・ボスですが生きてました。そして臆病なセスが逞しい相棒になったので・・続編あるのかも?
コメディタッチでサクサク視聴出来ました。
最近のヴァンパイアも生活が大変なんですね。
セスがヴァンパイアになってしまったので・・・あれはどうなるの?と、謎でした。
アクションもてんこ盛り、グロもありますがゾンビが平気な人なら大丈夫なレベルだと思います。
組合もあったり、ヴァンパイア駆除も大変な仕事なんだなあ、と楽しかったです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)