よかったら、どうぞ。

『企業向け研修の会社で15年!社長のブログ』~世の中で起こっていることに対して感じていることを”自然体”でお伝えします~

今後の掲載について

2012-08-31 14:56:38 | 日本
いつもご愛読いただきありがとうございます。
 
さて、このたびブログをアメブロにまとめることにいたしました。

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 岩野敬一郎の『よかったら、どうぞ。』

  http://ameblo.jp/axiaiwano

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引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
 

株式会社アクシア
代表取締役 岩野 敬一郎

立場が変わると見えてくる

2012-08-27 12:10:41 | マネジメント/リーダーシップ
リーダークラスの研修を企画するとき、
「もっと視点をあげてほしい、視野を広くしてほしい」
というオーダーを受けることがあります。

リーダークラスを物足りなく感じている。
でも、それ以上に期待しているからもっと成長してほしい!と。

研修ではケーススタディを行ったり、ワークを行ったり、
しますが、結構効果的なことが実際に立場を変えること。

例えば実際に立ち位置を変える。
・前に立って何かを教えてもらう
・一段高い場所に上がってもらう
・後ろからみてもらう

視界を物理的に変えることで
見えるモノ、感じるコトが大きく変わることを
実感してもらうのです。

そして徐々に抽象的な概念を変えていく。

少し立ち位置を変えるだけで、見え方が
大きく変わることを体感してもらうのです。

小さな子供と話す時に
しゃがんで目線を合わせるのと同じこと。

この空間認知、想像力を高めるためには非常に大事。

いつも自分がみているのは限られた視界である
ということを知るだけでも効果的です。

ワークライフバランスについて語るときに僕の語ること

2012-08-21 09:11:52 | ダイバーシティ
ダイバーシティ/女性活躍支援のセミナー
9月6日に開催します。
http://axia-samurai21.nlk.jp/seminar.html

定期的に行っているので、
女性の働き方について、いろいろ考えています。


女性の働き方を考えるときに避けて通れない
”ワークライフバランス”
ということば。

「ワークはそこそこ頑張って、ライフも充実させる働き方」
と思っている人、多いような気がします。
(特に女性メンバーを持つ管理職の方)

「仕事をそこそこでは困る。だから女性はいらない」と。
これが大きな勘違い。

ライフを充実させようが、バランスをとろうが、
”仕事は仕事”

ワークは、真剣に本気で一生懸命取り組む。
ことが当たりまえ。

仕事には真剣に取り組んだ上で、
ライフも充実させる。

これがワークライフバランス。

だから、ダラダラ仕事したり(時間つぶして)
長時間拘束されることに価値を見出している
働き方を変えることが重要だと思っています。

ライフが充実するから仕事にも打ち込める。
そんないい循環をつくること。

またこれは女性に限らず、働いている人の
”働く意識”も少し変えないといけないかな。


矛盾しますが、
「ワークはそこそこ頑張って、ライフを充実させたい」
と思っている人がいることも事実。

この意識は変えないといけない。

でも、このような考え方のほとんど(私の経験の中で)は、
会社や組織、上司の仕事の与え方に問題がある。

「女の子だから仕事はこの程度でいいでしょ」

「君にはこんな責任の重い仕事できないよね」

「そこまで頑張らなくていいから」

と中途半端な思いやりなのか、女性を軽くみているのか
女性の扱い方(働くということに関して)を知らないのか、
とにかく仕事のやる気を損ねる扱いの結果なのです。

仕事に男も女も関係ない。

仕事は仕事。だからしっかりやろうね。
という当たり前のマネジメントが必要。

会社は仕事をするところ。ですから。


そのうえで、ただ長時間仕事をする。
会社に自分の時間を拘束されている。

という意識ではなく、

「成果を出すのが仕事」
「成果を求めるのがマネジメント」


ワークライフバランスということばをきっかけに
”仕事”について考えていきたいのです。

ゴール設定が大事

2012-08-16 13:30:00 | 営業
先日とある営業会社の方と面談で、

「営業目標を達成できていないのに
 早く帰るわけにはいかない」

「個人の目標が達成できても、支店
 の目標が達成していなければ
 早く帰るわけにはいかない」

「時短社員がいても目標数字を考慮
 してくれるわけではないから迷惑」

という言葉がどんどん出てくる

まだまだこんな会社多いのでしょうか。

遅くまで残っていたら目標達成できる?
そんなことはない。

こんなのただの気合、精神論。

「こんなにみんな遅くまで残って頑張ったんですが
 達成できませんでした。来月はもっと頑張ります!」

「よし!最後は気合だからな!来月は頼むぞ!」

って、茶番がいまだに繰り広げられているかと
思うと泣けてきます。

そういう会社の目標設定って、
そもそも誰も達成するとは思っていない。
ただ、気合を入れるための目標だったり、
給与をあげないための目標だったりする。


目標(ゴール)設定って大事。

仕事を通して成長する=高い業績を上げる
ためには、達成感と承認が必要。

いつも未達成で「もっと頑張れ!」「何やってんだ!」
といわれ続けたら成長する訳がない。

一人ひとりをきちんと見た目標を設定すること。

これが大事。

やる気を失わせる会社という組織

2012-08-06 15:46:15 | 日本
女性リーダー、女性管理職をもっと増やしたい。

本気で思っています。
そして取り組んでいます。


新人研修の時は、
男女の割合が50:50

リーダー研修になると
男女の割合が70:30

新任マネジャー研修になると
男女の割合が85:15

既存管理職研修になると
男女の割合が95:5

今まで研修をやってきた割合はこんな感じ。

さらにシニアマネジメント研修になると
男女の割合が100:0
が普通

これっておかしいですよね。

なぜこのようなことになってしまうのか。
先日のセミナーでひとつのヒントがありました。

 「入社前まではバリバリ働こうと思っていました。
  でも今はそこまで働く意欲がありません」
なぜ?

 「女の子だから仕事はこのくらいでいいよ。
 と適当な仕事しかさせてもらえない」

 「女性の割合が少ないので、マネジャーも
 周囲の人も変に遠慮していて、はっきり言って
 放置状態」

そう、いまだにやる気を失わせるマネジメントが横行
している企業が多い。

会社って仕事をする場所。

そこでどうして仕事をさせるのに男女の差を付けて
しまうのか?
女性のやる気を損なうマネジメントをしてしまうのか?

おっさんたちに意識を変えてもらわなきゃね。
本気でやりますか。