April 08, 2014

数年ぶりに更新します。

お久しぶりです。

今日。
このブログをやめて以来。
初めてこのブログをまた目にしました。

何人もの方からコメントを頂いているのを、初めて拝見させていただきました。

もう絶対に更新しないと思っていたこのブログをこうやって更新しているのは、そのコメントの数々を拝見したからです。

でも、すいません。
お返事はできません。



私のあれからの日々を少しだけ書きたいと思います。


あれから私はいまでもこーちゃんと幸せにしています。

子供も一人授かりました。
こーちゃんにそっくりな女の子です。
そして現在2人目を妊娠しています。
今度は男の子のようです。

こーちゃんは相変わらず私と子供をとても大事にしてくれて、毎日本当にこの人に会えてよかった。
結婚出来て良かったと痛感する日々です。

そう思わせてくれるのは、全てこーちゃんのおかげです。



タケシはあれから数年して日本に帰ってきました。
現地でとても素敵な女性に出会い、結婚すると、私にも紹介してくれました。

もうすぐ結婚式です。

タケシが幸せになってくれることは、私としても本当にうれしいです。



どうしても私の近況だけコメント頂いた方にお伝えしたくて更新しました。

でも、これ以上更新することはもうないです。
すいません。


皆様のお幸せを、遠くからお祈りしています。

ありがとうございました。


あこ

acoxacoxaco at 22:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

December 31, 2011

はじめまして。

はじめまして。
あこです。


このブログは今もお付き合いしている彼氏、こーちゃんとの、出会いから現在までを綴っています。



こーちゃんに出会った時。
彼は結婚していました。

それから別れを経験し、彼が離婚を選択し、また私達は出会い、今に至っています。

日記を元にした回想ブログですが、段々現在に追いついてくると思います。



コメントは返信出来るものだけに返信させて頂いてます。
不倫に関する批判を受けても、何もお返し出来る言葉はありません。
ですので、せっかくコメント頂いても返信出来ませんがお許し下さい。



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acoxacoxaco at 23:59|Permalink

April 10, 2010

今までこのブログを読んでくれた多くの皆さんへ

今日でこのブログを終わりにしようと思います。
もう更新することはありません。


ずっと放置したままで、それでも何十人もの方が毎日このブログを訪れてくれていて、それだけ私とこーちゃんの行く末を気にしてくださっていたのだと思います。

本当にありがとうございました。



今回「結婚」ということをどうしても皆様に報告したくて、更新しました。



このブログに頂いたコメントは、私の大きな支えになりました。
自信に繋がりました。

今の私達があるということに、多きな皆様のお力添えがありました。


これだけの感謝の気持ちを、言葉で表す事の出来ない自分の文章力が悔しいです。


本当にありがとうございました。





現在はこーちゃんと結婚式の準備を少しずつですが進めていっています。


海外で二人きりで結婚式をして、帰ってきてから友人を招待し、小さなレストランでパーティーをするつもりです。

こーちゃんのご両親も、私の両親も、私達の結婚を心から喜び、また応援してくれています。



別れた奥さんとの事は弁護士を通じ、色々な取り決めを決定している最中です。


色々な事がもの凄いスピードで変化していこうとしているように感じます。





同じような境遇で、悩まれている方。
奥さんの立場でコメントを下さった方。

そのみなさんの言葉、全てをこれからずっと忘れないように生きていこうと思っています。





今まで本当にありがとうございました。




あこ



acoxacoxaco at 08:13|PermalinkComments(58)TrackBack(0)

・・・

長い時間がそこで過ぎた。


こーちゃんが『ちょっと散歩しよう。』と言い出し、私の手を取り歩き出した。


私は傷つけてしまったにもかかわらず、何も言わず、また受け入れようとしてくれているこーちゃんの優しさに、本当に何てことをしてしまったんだろうと、後悔の気持ちでいっぱいだった。

そして二度とこの人の傍からは離れない。

そう思い、こーちゃんの腕にしがみついた。


『そんなにしがみつかなくても逃げないよ(笑』
そうこーちゃんが言って笑った。




こ『この間あこが出てる雑誌みたよ。』
私『うん。』
こ『何かいつもと笑顔が違うなって思った。』
私『うん。あれはこーちゃんに別れたいとか言った後で撮影したやつだから。』
こ『知ってる。だからあこをこんな顔にしてるのも、何もかも俺がちゃんとけじめをつけれてないせいだなと思って。』
私『そんな事無いよ!こーちゃんはけじめつけようと頑張ってくれてた。でも…』
こ『向こう(奥さん)の問題じゃないよ。俺がいけなかったんだよ。』
私『…』



こ『だからね。』



そう言ってこーちゃんが足を止めた。


私もこーちゃんの顔を見上げた。



こーちゃんはゆっくりポケットに手を入れて、小さな箱を取り出した。



それを私の目の前に持ってきて、ゆっくり開けた。




キラキラ光る指輪が入っていた。




私は驚いてこーちゃんの顔を見た。




『結婚しよう。あこ。』




こーちゃんは凄く凄く真面目な顔で、まっすぐ私を見てそう言ってくれた。




私は声にはならない声で、大粒の涙を流しながら『うん、うん。』と頷くだけで精一杯だった。

手は震えて声も震えて言葉にならなかった。



こーちゃんが私の薬指に指輪をそっと差し込んでくれた。


私はその指輪を見つめ、こーちゃんに聞いた。



『これからずっとこーちゃんと一緒に居ていいの?』

『そうだよ。夫婦になるんだよ。一緒に歳とって、一緒のお墓に入るんだ。』







こうして私達は夫婦になった。



acoxacoxaco at 08:12|Permalink

April 09, 2010

ごめんなさい。

私達の『いつものところ』へやってきた。


何度この場所で待ち合わせをしただろう。

そこには変わらずベンチがあって、いつでも私達を待ってくれているような気がした。



私が到着したとき。
こーちゃんの姿は無かった。




ベンチに一人で腰を掛け、今までの出来事を一つ一つ思い出していた。


こーちゃんに出会った日のこと。
一緒に見た花火。
最初の別れ。
私がバスに乗れず、こーちゃんに迎えに来てもらったこと。
車ですれ違い泣いた日。
こーちゃんが付き合おうと言ってくれた日。
大阪で過ごした夜。
指輪をくれたときのこと。


どれもが昨日の事のようで、思い出すだけで私は胸が熱くなった。





土を踏む音が後ろから聞こえ、振り返るとそこにこーちゃんが居た。


私はこーちゃんを見た瞬間に

『ごめんなさい。…本当にごめんなさい。』

と言いながら手を伸ばした。


その手を握ってくれるのか不安に思う暇も無いほどすぐに、こーちゃんは私の手を掴み、引き寄せ、抱きしめてくれた。


こーちゃんの胸に顔がスッポリ収まると、私は例えようも無いほど安心した。


私『本当にごめんなさい。何てことしちゃったんだろう。ごめん。ごめん。ごめん。。。』
こーちゃん『何も言わなくてもいいよ。』



こーちゃんはずっと黙って私の頭を撫でてくれた。



acoxacoxaco at 08:08|Permalink

April 08, 2010

いつものとこで

私はタケシと話をしてから何てこーちゃんに言ったらいいのか考えていた。

また私の勝手な憶測からこーちゃんを傷つけてしまった。

なのにまたやり直したいなんて自分から言って許してくれるんだろうか。

考えても仕方が無い事をまたグダグダと考えてしまっていた。




そんなとき、タケシからメールが届いた。


『明日ハワイに帰るよ。
またあこのことだから色々考えて行動に移せないまま居るんだろう。
彼氏は絶対に許してくれるよ。
あこがもう一度会いに来てくれるのを待ってるよ。
絶対だから。
あこが振られたときは、仕方ないから俺が面倒みてやるよ。
だから安心してもう一回話してこいよ。』


このメールで私は決心を付ける事が出来た。




すぐにこーちゃんに電話をかけた。



プルルル。
プルルル。

呼び出し音が鳴るだけでこーちゃんは出ない。

『ただ今電話に出ることが…』

電話は留守電に切り替わったようだった。


『こーちゃん。あこです。
話したいことがある。
…会って謝りたい。
あこは自分勝手だけどやっぱりこーちゃんの傍に居たい。
もうこの気持ちもブレない。
ひどい事いったの許して欲しい。
ごめんなさい。
連絡待ってます。』

そう言って私は電話を切った。



1時間。

2時間。

3時間待っても返事は無かった。




もうこーちゃんはあこに呆れてるのかもしれない。


そう考えると一気に不安が押し寄せてきた。






そうしてもう一度電話をしようか悩んでいたときだった。



こーちゃんからメールが届いた。



『いつものとこで待ってるよ。』




私はすぐに用意をして車に飛び乗った。


acoxacoxaco at 08:04|Permalink

April 07, 2010

今の私があるタケシの話し

『…ちょっとこっち。』

そう言って、タケシが私の腕を握り、非常階段の外に連れてきた。


私はその間中泣きじゃくり、次から次に溢れ出てくる涙をコントロールする事が出来なくなった。



タケシは私を階段の上に座らせて、自分はその下にしゃがみこみ、私の顔を覗いていた。


しばらく時間だけが経過し、そして私がまだまだ泣き止まないと判断すると、カチカチ、メールを送信していた。


『皆には少し遅れるって言ったから。』




そしてもう一度、『どうしたの?何があった?』そう私に聞いてきた。


なので私は、

今までの状況。
こーちゃんにひどい事を言ってしまい、とてもとても傷つけたこと。
今の自分の正直な気持ち。

全部タケシに話した。



黙って聞いていたタケシが喋りだした。


『俺があの日。
旅館であこを部屋に無理やり連れて行った日。
覚えてる?

あの時、俺は正直あこを無理やりでも抱こうと思った。
そうしたら気持ちが俺に向くんじゃないかって、バカな期待をしてたと思う。

でも出来なかった。

それはあこが好きな人を想う気持ちが痛いくらい伝わってきたから。
あこの目とか、態度とか見て、あーもう俺があこの気持ちの中に入り込む隙間は1ミリもないなって嫌って言うくらい分からされたから。

相手の男に嫉妬してむかついた。
そんな感情自分の中で感じるのは初めてだった。
あこをこんなにも好きにさせてる事とか。
それなのに泣かせてる事とか。
目の前に出てきたら殴ってやりたいと思った。

正直、あこから付き合ってるって聞いた時、すっごい悔しかった。
けど、それであこが幸せになれるんだったら許してやるって勝手に思ってた。』


そこで私がタケシの言葉を遮るように『大事にしてもらってた!…けどあこがダメになってしまった。』と言った。


すると、『分かってる。だから怒ってる。』と言われた。


『あこにとってここで終わってもいいぐらいの気持ちだったの?
今終わらせるほうが楽、私が居なくなったほうが相手が楽、そんな風に本気で思ってるの?』



私が黙っていると、

『あこは自分がかわいいんだよ。』

と言われた。


私『そんなんじゃない!
もうこーちゃんが怒鳴ったり、ストレスに押しつぶされようになってる姿、見るのが嫌なの・・・
でも奥さんは何言っても今の態度を変えようとはしないし、前向きになんてならない。
奥さんの怒りの対象はあこだから。
あこが居なくなったらこーちゃんに対してもっと違う接し方をしてくれると思った。
だから…』

タケシ『男は辛いことがあっても、ストレス感じても、大事な相手が傍にいてくれるだけで頑張れる。
なのに、あこが彼氏の傍から居なくなっちゃったら、彼氏は今、何を糧に生きていってるの?』


私はその質問に答えられなかった。




私が傍に居なくなったこーちゃん。

いつもいつも『あこが居るから頑張れる。』と言ってくれていたこーちゃん。


『あこが今辛くて苦しいのは分かるけど、それ以上に相手はもっと苦しんでると思うよ。
相手にはあこしかもう居ないこと、あこだって分かってるはずだろ?
それなのに大事な相手、傷つけたまま放っておいていいの?』


タケシの言葉が私の胸に深く深く突き刺さった。

こーちゃんの今の気持ちを思うと、何てことをしてしまったんだろうと、恐ろしくなった。



『ちゃんと謝ったら、もう一回やり直せるよ。』

タケシがそう言ったが、
『もう無理… だって酷い事言っちゃった。凄く凄く傷つけた。』

私がそう言うと、私のおでこをパチンと叩いた。
『俺の話聞いてたの?』

そう言って怒った顔をした。


『・・・分かった。ごめんなさい。』





このタケシの話が無かったら。
きっと今の私は無かったと思う。


そして2度とこのブログも更新していなかったと思う。




acoxacoxaco at 08:18|Permalink

April 06, 2010

タケシ

それからしばらく経った頃、ミキから連絡があり、タケシが日本に帰ってきていることを知らされた。

そして数日間の滞在だけですぐにまたハワイに帰るので、皆で集まろうと誘われた。




いつも皆で集まっていたバーに着き、入り口の大きな扉を開けようとしたとき。


後ろから『あこ。』と呼ばれ、そこにタケシが立っていた。

数ヶ月ぶりに見るタケシだった。




『お帰り。』

そう声をかけると、『ただいま。』といつもの笑顔のタケシだった。



私『私にだけぜんっぜん連絡くれなかったね。』
タケシ『そうだっけ?そんな事ないよ。』
私『とぼけても知ってるよ!皆にはメールしたり電話したりしてたのに。』
タケシ『だって俺振られたんだもん。未練いっぱいじゃ彼氏に悪いでしょ?』




彼氏・・・

その言葉に私は普通には居られなかった。

一瞬で顔が曇ったと思う。

それをタケシが見逃すはずは無かった。


『どうした??何かあった???』


私は『何も無い。すっごく仲良し!』と言い、タケシに背を向けて『早く中はいろ!皆待ってる。』と言ってドアに手をかた。



するとその手をタケシが掴み、『いつまでたっても嘘が下手だね。』と一言。


私はその言葉で堰を切ったように泣き出してしまった。



acoxacoxaco at 08:20|Permalink

別れ

そして私はこーちゃんに言ってしまった。

普通に理由を言っても別れてはくれないことを分かっていたので、私は嘘をついた。


『こんな生活が続いていく内に、こーちゃんへの気持ちが冷めちゃった。
もう好きじゃない。
だから別れて下さい。』


そんなひどい事を言った。



こーちゃんはしばらく黙って私の顔を見ていた。

私はこれ以上表情を見られると、嘘を言っているのが見破られてしまうと思い、思わず目を逸らした。


するとこーちゃんは、『もう俺の事好きじゃないの?』と私に尋ねた。


私はこの質問に答えるのが苦しかった。


本当は

大好きなのに。

離れたくないのに。


それでもそうとは言えない。
言っちゃいけない。


その時はそうとしか思えなかった。



目を逸らしたまま、『・・・好きじゃない。』と答えると、こーちゃんはしばらく黙ったあと、『分かった。』とだけ言い、そのまま部屋を出て行った。




それからの自分は本当にひどいものだった。


胸がえぐられる。
というのは今を言うんだろうと、本当に感じた。

死んだほうがマシだと、本気で死ぬ方法を考えたりもした。


しかしそれを思い留まったのは、私がここで死んだりしたら、こーちゃんが自分の責任だと一生思い続け、一生苦しみ続けると思ったから。



それは絶対に出来ないと思い、何度も踏みとどまった。


acoxacoxaco at 08:18|Permalink

April 05, 2010

1通のメール

今年の初め。

私の携帯に、知らないアドレスからメールが届いた。


迷惑メールかな?と一瞬思ったけど、「添付画像」の表示があったので何気なく開封した。


そこに移っていたのは子供さんとお母さんらしき女の人の画像。

子供さんはすごく楽しそうに笑っているけど、お母さんらしき人の顔は怖いくらいに無表情だった。


私はすぐにこーちゃんの奥さんだと気づいた。



何で私のアドレスを知っているのか。
このメールが何を意味しているのか。

私は少しパニックになり、こーちゃんに連絡した。


私『こーちゃん。奥さんからメールが来たんだけど。。。』
こーちゃん『えっ!?何て書いてあった?』
私『何も書いて無いけど写真が添付されてた。子供さんと奥さんの写真。』
こーちゃん『何であこのアドレス知ってるんだろ・・・』
私『そんなのあこには分からないよ。』
こーちゃん『そうだよね。ごめん。止めるように言うよ。本当にごめん。』


そしてその日から毎日のようにメールが届くようになった。


私はそれに耐えられなくなり、メールアドレスを受信拒否に設定したが、アドレスを変え、また同じようにメールを送ってき続けた。


こーちゃんは私の前で奥さんに電話して、『何か言いたい事があるんだったら俺に言え!』と怒鳴っていたが、それでも奥さんは聞く耳を持たないようだった。




そしてそれと同じ時期。

こーちゃんのお母さんから聞いた話。

いきなりこーちゃんの実家に奥さんが連絡せずにやってきて、『こんにちわ。』と言い、普通に家に上がって来たらしい。

そしてお母さんが『…いきなりどうしたの?』と聞くと、『私もお邪魔するのはちょっと…と思ったんですけど、子供がどうしても行くって聞かないもので。』と返事。


しかし、お母さんは仕事場に飾ってあるこーちゃんの出勤表や机をそれとなくチェックしている奥さんの行動を見逃さなかったらしい。

お母さんも『ちょっと怖い。どうなってるの?』とこーちゃんに尋ねていた。



こーちゃんが奥さんに何を言っても無駄だった。

あんなこーちゃんは見たことが無いというくらい、『もういい加減にしてくれ!』と叫んで奥さんに怒る姿。

しかし奥さんは何を言われても堪えないようで、『あなたの子供を私がたった一人で育てているんだからストレスぐらい溜まるわよ。それを彼女にも分かってもらいたくて。あなたと彼女だけを幸せになんて絶対にしないから。』と言われたようだった。




私はもう限界だった。

この生活に終わりは無いと感じた。


奥さんがこーちゃんに与えるストレスを思うと、やっぱり私がこーちゃんの傍から居なくなった方がいいと思った。
奥さんの怒りの対象はこーちゃんではなく、私だと思った。
だから私さえ居なくなれば、これ以上こーちゃんを追い込むような事はしてこなくなるんじゃないかと考えた。



その時の私にはそうとしか思えなかった。



acoxacoxaco at 13:31|Permalink