忍者ブログ

ムーヴカスタム整備記録ブログ

ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)の整備記録です。

ムーヴのリモコンキー(キーレス)の電池を交換してみた。Ver.0.80

ムーヴカスタムターボ(後期型)/GF-L900S/EF-DET/AT

 なんで今更?

 ものすごい今更感ですが、毎回ムーヴのリモコンキー(キーレスエントリー送信機)の電池が切れる頃に電池の型番を忘れるので(苦笑)、記録しておくことにしました。交換用のコイン電池の型番は「CR1216」です。

 交換方法

ムーヴカスタム(GF-L900S)ターボのリモコンキー(キーレス/鍵)

 作業自体は、随分前から何度もやっておりますが、特に難しいことはありません。

 まず、精密ドライバーと呼ばれる小さなプラスドライバーでキーの裏側にある小さなネジ(右画像の赤丸)を取り外します。

ムーヴカスタム(GF-L900S)ターボのリモコンキー(キーレス)の送信機とコイン電池(CR1216)
ムーヴカスタム(GF-L900S)ターボのリモコンキー(キーレス)の送信機からコイン電池(CR1216)を取り外したところ

 キーの中から小さな送信機(左画像)が出てきますので、フィルムシールをはがして電池を交換します。左の画像ではすでにシールがはがされています。過去に何度か交換しているので、純正品ではない別の耐水シールが使用されています。送信機はキーに固定されていないのでそのまま取り外せます。コイン電池は、電池を押さえている金属製の小さな部品(左画像の赤矢印)を絶縁体でできた細くて薄い棒などで外側に押しつけて揺らせば、ポロっと取れるはずです。棒は木のつまようじの先をカッターなどで削って平らにしたものでもよいかもしれません。あまり強引に作業すると金属部品が破損するかもしれないのでご注意下さい。また、電池を直接素手で持つのもよくないので、できれば手に密着する薄手のゴム手袋なども使用しましょう。

 なお、この作業や使用するシールにより補償などが受けられなくなる可能性があります。全て自己責任で行って下さい。

 電池切れと決めつける前に

 以前に突然キーレスエントリーが機能しなくなり、電池切れかと思ったらラゲージルームのドアが半ドアなだけだったということがありました(汗)。半ドアの状態でキーのLOCK(閉)ボタンを押しても何も起きず、警告音なども一切ないので意外と間違いやすいです。電池切れと決めつけずに一度確認しましょう。

 この記事は2023年1月頃に公開され、その後必要があれば改定を重ねて現在に至ります。

にほんブログ村 車ブログへ
PR
ムーヴカスタムターボ(後期型)/GF-L900S/EF-DET/AT
ムーヴのリモコンキー(キーレス)の電池を交換してみた。Ver.0.80

ムーヴのフロントグリルの外し方 Ver.1.00

ムーヴカスタムターボ(後期型)/GF-L900S/EF-DET/AT
ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)のフロントグリルの外し方

 フロントグリルの外し方

 ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)のフロント部分は2つの樹脂パーツで構成されています。当ブログでは、ダイハツエンブレムがついている上部をフロントグリル、ナンバープレートがついている下部をフロントパンパーと呼びます。グリル(grille)には格子という意味があります。尚、構造上フロントバンパーだけを外すことはできず、必ずフロントグリルを先に取り外す必要があります。

 ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)のフロントグリルの上部に付いているクリップフロントグリルを外すには、まず上の画像の緑色の丸黄色の丸にあるクリップを全て外します。プラスドライバーが1本あれば、上に引き抜いて簡単に外せます。緑色の丸黄色の丸では使用されているクリップの種類が違います。右の画像の左が緑の丸にあるクリップで、右が黄色の丸にあるクリップです。どちらのクリップも中央のネジを締めていくとタコさんウィンナーの足のような部分が開いて固定される仕組みになっています。

 ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)のフロントグリルの下部に付いているクリップ次はフロントグリル下部のクリップを外します。上の画像の半透明の赤丸には裏にクリップ(左画像)がはまっていて、それらが車体にある穴に挿入されることによってフロントグリルを車体に固定しています。左の画像はモノクロなので色が付いていませんが、実物は赤い色をしています。また、このクリップは抜き差し時に壊れやすいので注意が必要ですが、壊れても交換が容易なので必要以上に気にする必要はありません。プラスチックなので経年によってもいつかは壊れることでしょう。私が初めてフロントグリルを外した時にも既にいくつか壊れていましたので後で交換しました。

 下部のクリップの外し方

 単純にフロントグリルのどこかを掴んで手前に引っ張るのでは、破損させる可能性が高いです。フロントグリルには、ヘッドランプ・フォグランプの周りの部分など非常に細くなっている箇所があり、無理矢理外そうとすると、クリップが外れずにそれらが割れてしまう危険性があります。(念のために書いておくと、外側2つの目玉がヘッドランプで、内側2つがフォグランプです)。

 ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)のフロントグリル側面と樹脂製クリップ外しですので、まずフロントグリルの左右側面にある車体との隙間のどちらかに樹脂製のクリップ外しなどを挿入してテコの力でクリップを外します。クリップ外しなどをなるべくクリップの近くに挿入して優しく少しずつ外していけば、クリップを破損させることはないと思います。上の画像にある下部クリップの場所(半透明の赤丸)は、少しだけ位置がずれているかもしれませんがご参照下さい。前述しましたが、ランプ周りは樹脂パーツがとても細くなっているので慎重に作業しましょう。

 次は、ヘッドランプの周りに隙間ができたと思いますので、同じようにクリップ外しでクリップを外します。終わったら隣のフォグランプの周りにも隙間ができるので同様に外します。

 それから、もう片方の側も同様の手順でクリップを取り外します。最後に残るのは中央付近のクリップだけなので、フロントグリル本体の破損の可能性を低く抑えてクリップを全て取り外すことができるかと思います。作業者によって違ってくると思うので、保証はできませんが作業をする際のヒントになれば幸いです。

 しかし今更こんな記事公開して誰かの役に立つのだろうか……。^^;

 各クリップの入手先

 クリップの経年劣化や破損などで交換したい場合は、以下のリンク先で互換品を買うか、純正部品をディーラーで取り寄せるという手段があります。

 互換部品を使用する事や自分で作業した事によって起こる問題は、全て自己責任となります。ご理解の上実行して下さい。

 この記事は2022年2月頃に公開され、その後必要があれば改定を重ねて現在に至ります。

にほんブログ村 車ブログへ
ムーヴカスタムターボ(後期型)/GF-L900S/EF-DET/AT
ムーヴのフロントグリルの外し方 Ver.1.00

ムーヴのフロントバンパーの外し方 Ver.1.01

ムーヴカスタムターボ(後期型)/GF-L900S/EF-DET/AT
ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)のフロントバンパーの外し方

 フロントバンパーの外し方

 ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)のフロント部は樹脂パーツ2つで構成されています。当ブログではダイハツのエンブレムが付いている上部をフロントグリル、ナンバープレートが付いている下部をフロントバンパーと呼びます。

 フロントバンパーを外すには、まずフロントグリルを外す必要がありますので外して下さい。

 次に上の画像の丸印(A~D)や矢印にあるボルトやネジを全て外します。

 丸印(A~D)の全てに、М6×15のボルト(ワッシャー付き)が1本ずつあります。奥まったところにあるので、取り外しにはエクステンションバー(延長バー)のついたソケットレンチなどが必要です。

ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)のフロントバンパー固定に使用されているワッシャー付タッピングねじ
ムーヴカスタムターボ(GF-L900S/EF-DET)の側面でフロントバンパーを固定しているタッピングねじがある場所

 このページの一番上の大きな画像の矢印マークには黒いワッシャ付きのタッピングネジ(木ネジのように食い込んでいくネジ/左上の画像の左側)があります。このネジは、左右のタイヤハウス(タイヤが収まっている場所)とフロントバンパー側面が接している部分上部の角辺りのタイヤハウス内に1本ずつ上向きに刺さっています。左上の画像の右側は、車体側面(助手席側)からみたムーヴですが、赤丸の裏側辺りにネジがあります。運転席側も同様です。指で探ったりライトで照らしながら下からタイヤハウス内を覗いたりすれば場所が分かると思います。下からある程度長さのあるプラスドライバーを挿し込んで回せば外せます。このネジはロッカーパネル(サイドシルガード)をタイヤハウス内で固定しているネジと同じです。ロッカーパネルとは、車体の両側面下部の前輪と後輪の間にある棒状のパーツです。このタッピングねじの純正品番は、「90041-59306」のようです。

 全てのボルトやネジを外したらフロントバンパーの側面を片方ずつ少し広げるようにしながら手前に引っ張ると外れます。フロントバンパーを落とすと傷や破損の可能性があるため、脱着に慣れるまでは、下に段ボールや毛布などクッションになるものを敷いて作業をした方がいいでしょう。

 各丸印の説明

  • 画像では隠れてしまっていますが、フロントグリルを外すとボルトがあります。
  • 同じく隠れていますが、M6×15のボルト2本を外してナンバープレートを取り外すと奥にボルトがあります。
  • フロントウィンカーのユニットを外すと奥にボルトがあります。フロントウィンカーのユニットはフロントバンパーの裏から左右のツメを押し込んで取り外します。フロントウィンカーのユニットには電線が接続されているので、半透明の白いコネクタのツメを押し込みながら外します。※
  • Cと同じ。

 ※ フロントウィンカーのユニットの取り外し方法は、「ムーヴのフロントウィンカーランプを交換してみた」のページで詳しく解説しています。そちらもご覧ください。

 このような記事を今更書いて一体何人の方のお役に立てるのか分かりませんが、半分は自分用の備忘録みたいなブログなので公開しておきます。

 この記事は2022年2月頃に公開され、その後必要があれば改定を重ねて現在に至ります。

にほんブログ村 車ブログへ
ムーヴカスタムターボ(後期型)/GF-L900S/EF-DET/AT
ムーヴのフロントバンパーの外し方 Ver.1.01