夏の登山口で咲く大きな赤いユリ 鬼百合
このあいだのヤマユリとはちがう登山道のユリ。
ここの登山口は集落からはじまっています。
信仰の山なので、昔の巡礼の始まりの場所だったのかもしれません。
ユリが咲いていたのは、有名な登山口ではなく、少し離れた神社の参道。
濃いオレンジ色の大きな花、ところどころ黒い斑点があります。
オニユリ(鬼百合)。
茎を見ると、葉の付け根に黒くて丸いものがついています。
これはムカゴ。
タネではありませんが、芋のようにここから芽が出て育ちます。
日本でムカゴができるユリは、オニユリだけ。
まちがいありません。
ただ、「日本で」と書きましたが、古い時代に日本にやってきた外来種と考えられています。
地面の中にできる球根のような鱗茎は、ゆり根として食用にされます。
そのため日本に伝えられたのかもしれません。
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