慰霊の気ない反戦反日派

皇紀2678年(平成30年)6月25日

沖縄戦追悼式で首相に「モリカケ」ヤジ 遺族閉口

沖縄県糸満市で23日に開かれた沖縄全戦没者追悼式では、一部の参列者が安倍晋三首相のあいさつに対してやじを飛ばした。近年の追悼式では安倍首相のあいさつをやじで妨害…

(産経ニュース)

 二十三日に開かれた沖縄全戦没者追悼式で、中共福建省福州市名誉市民の翁長雄志沖縄県知事が「帽子」を脱いだとか何とかいわれていますが、彼はもう膵臓癌の末期であり、二期目を目指す次期知事候補にはなれません。

 だから県下の巨大企業体である金秀かりゆしも彼を見限って「オール沖縄」なる出鱈目な組織が事実上崩壊したのです。本来であれば、彼のこれまでの所業はともかく今すぐにでも知事を辞任すべき気の毒な病状ですが、彼を支えてきた対日ヘイトスピーチ(反日)活動家たちが彼を酷使しています。

 かくしてわが国を呪うために「反戦・反核・平和」を掲げる「反日」派は、人の不幸すら何とも思っておらず、よって先人たちのあまりに尊い犠牲にも一切の気を払いません。

 この日は、諸説あるもののいわゆる「沖縄戦」の司令部が自決し、組織的戦闘が終結したとされており、県民の疎開を進めてきた大日本帝國陸軍第三十二軍の牛島満大将(当時中将)が「軍の入県を県民が見て安心されたのか疎開が進まない。『軍は勝つ』と宣伝して回らないように」と苦戦する中、疎開学童を乗せた対馬丸が米軍の卑劣な民間人虐殺に遭って沈没、結局県民を巻き込んだ戦闘に発展してしまい、挙げ句に米軍の猛攻を抑えられず摩文仁(現糸満市内)の洞窟で最期を遂げました。

 牛島大将ら司令官たちのご遺体は、かつて大田昌秀元県知事が彼らを貶めるような研究成果なる(切腹ではなく服毒自殺した遺体の写真があったとする)ものを発表していますが、実は正確な埋葬の位置が分からず見つかっていません。

 私は子供のころ、沖縄戦に於ける帝國軍人たちがいかに卑劣な集団だったかを習いましたが、主に立憲民主党・社民党系の日教組や日本共産党系の全教によるわが国の教育現場を覆う偏った思想統制にやられたことをのちに知り、一部の恐怖に歪んだ兵士たちの行ないだけが取り上げられて軍として目指した県民防衛の実態(その失敗から学ぶことも多い)などは成人してから知りました。

 いずれにしても戦争のない世界の実現を目指すのは、私は人の常でありそうあるべきだと思います。しかし、殺人事件がなくならないのと同様に好戦的な国家・集団の存在を排除できていません。そのような存在との戦いは、平和への過渡期にあってやむをえないでしょう。

 大東亜戦後の占領統治が終わって(桑港講和条約発効後)もなお現行憲法(占領憲法)を放置し、自ら戦うことも守ることも許されない状況にあることにすら気づかない私たちは、沖縄戦の犠牲に対する御霊の招魂もできなくなっています。

 安倍晋三首相がどうであれ招魂とは無縁の野次を飛ばして平然としていられる「反戦平和活動家」とは、一体何者でしょうか。こんな連中に占領統治が続く日米安全保障体制に口を挟む資格はありません。在日米軍基地問題がどうのとどの口がいうのでしょうか。

 彼らの出鱈目を知ることが「反戦平和、基地、沖縄」に関連した煽情的言説に騙されないための第一歩です。私はこれからも、まず教育の出鱈目を追及し続けます。

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『慰霊の気ない反戦反日派』に2件のコメント

  1. 心配性@我は蛮夷なり:

    どなたさまも、イデオロギーの為に、身を犠牲にする事があってはなりません。
    また、万が一不幸があった時、「美談」に仕立て上げようなどと下心を持つべきでもありません。

    共産党・志位和夫「ガンの翁長知事は再選にチャレンジする。頑張り抜こう!」
    https://snjpn.net/archives/53840

    話は変わりますが、韓国の経済は、本当にどうなっているのでしょうね?
    日本で最も読まれている全国紙が、「日本企業が(失業中の)韓国の若者を雇えばwin-winだ」などと煽るぐらいですから、若者の失業率は相変わらず高く、対策も上手く行っていないのでしょう。
    日韓という、愚かな国々の病的な「共依存関係」は、今後も長くようです。

  2. やす:

    日本が今でも独立できない最大の理由は大東亜戦争とまともに向き合ってこなかったことだと思うんですよね
    本当はもっと戦えたし米国に原爆を落とす計画もあったようですが、そうした核戦争のような泥沼化を防ぐためにあえて終戦の決断を天皇陛下がしたというのが真相らしいのですが、いろいろ理由はあると思いますが、本来ならやる必要のなかった大東亜戦争をやらざる負えない状況を作ったのは外交の失敗だったと私は思ってます
    元をたどれば明治維新に行き着くのは間違いなく、そうした意味で大東亜戦争終結までの約80年間の問題と向き合うことで初めて前へ進めるのであって、それさえもせず更に問題を山積みにしてほったらかしてきたから、ここまで日本が左傾化してしまったんですよ
    翁長雄志沖縄県知事もそんな日本の無責任が生み出した怪物、ある意味犠牲者と言えなくもないくないですが、それは日本の左傾化の産物であり東京の緑の妖怪、極左野党の女妖怪三鬼衆もそうです
    それらは日本国民の写し鏡でもあるわけです
    やはり何度も言っている教育からやり直していく必要があり、例の80年間の政治の失敗については国民全体が向き合い、二度と過ちを犯さないための教訓として学ばせるべきです
    そうすることで時計の針を幕末まで戻し、間違った西洋思想を排除することでシラス国日本を復活させることが神の国日本を守ることになります
    このままでは神に見捨てられ崩壊へまっしぐらです