#MeTooもみ消した女

皇紀2678年(平成30年)4月22日

【財務次官セクハラ疑惑】辻元清美氏、蓮舫氏、福島瑞穂氏…野党女性議員が黒服で抗議「#MeToo」運動にならい

立憲民主党の辻元清美国対委員長や蓮舫参院国対委員長、社民党の福島瑞穂副党首ら野党議員が20日、財務省の福田淳一事務次官のセクハラ疑惑などを追及する国会内での6野…

(産経ニュース)

 カトリーヌ・ドヌーヴさんら仏国の名女優たちから総スカンを喰らった米国ハリウッド発の「#Me Too」運動ですが、便乗したわが国の政治家たちによる抗議活動ほど陳腐なものはありませんでした。

 テレビ朝日で財務省の福田淳一事務次官を取材し続けてきた(福田番だった)のは進優子記者であり、福田次官による性的嫌がらせを公表するつもりだった彼女に「もみ消し」の結論を出したのは松原文枝経済部長だったのです。

 一部では、福田次官の発言は執拗な進記者の質問をかわすためのものでしかなかった、と擁護する声もあるようですが、はぐらかすにしても質の悪い言葉であり、テレビ朝日としては、やはり財務省と徹底抗戦すべきでした。

 二十日記事でも申したように、財務省には質の悪い官僚がまだまだおり、消費税率の引き上げとそれを保留し続ける安倍晋三首相との関係に於いて、財務省が安倍倒閣の嫌がらせをしてきたのは間違いありません。

 政策的に問題の多い安倍内閣はともかく、官僚や報道記者が勝手に国民世論を倒閣へと扇動するのは、何があっても絶対に間違っています。政策の本質的な議論をせず、国民が何も考えずに煽られるがまま内閣を支持したり支持しなかったりすること自体が「国難」を招くのです。それを「国民なんて所詮莫迦だから」と嘲笑しながら政治工作する連中にもてあそばれてたまるかと、ここで思わないでいつ思うのでしょうか。

 救国の提言講演会 ニュースの見方講座・政治の話し方講座
 第七回 神戸 6月10日(日) 13:30より 神戸市勤労会館
 第八回 東京 6月17日(日) 13:30より 文京区シビックセンター

 ※ 詳細は、後日お伝えします。

 私は、常に「みんなで政策提言をしよう」と呼びかけてまいりました。ほんのひと時でも政治について考える時間を作り、残りの時間をほかのことに安心して費やせる国にしたいではありませんか。

 にもかかわらず行政も報道もこの始末です。テレ朝は、進記者の不快をもみ消すことで財務省への取材体制を維持しようとしたのでしょうが、財務省との闘いを一旦回避してしまった今、週刊誌に持ち込まれたという現実をして、いわゆる「オフレコ破り」をしたという事実だけが残り、もう女性記者は「オフレコ」の場に呼ばれもしなくなるでしょう。かえって取材しづらくなったわけです。

 松原部長は、進記者の上司として失格であり、夫である朝日新聞社の立松朗政治部長とともに、わが国と私たち日本人を呪ってばかりきた代償を払わされることになるでしょう。

 私たちも、この類いの話の積み重ねで内閣支持率を低落させていますが、政策の議論もせずに、その間違いを突きつけもせずにただただ安倍内閣を潰してしまえば、払わされる代償は極めて大きくなるに違いないのです。

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『#MeTooもみ消した女』に6件のコメント

  1. きよしこ:

    おそらく非常に苦しい思いをされた方々が勇気をもってセクハラ被害を告発したことで「実は私も・・・」と世の女性方が声を挙げるようになったのが「#MeToo」運動のきっかけだったとは思いますが、そこにただ目立ちたいだけの莫迦が便乗してきたことで一気に胡散臭さが増し、いつからか同情ではなく嘲笑の的に変質してしまいました。そしてそれに最後のとどめを刺したのが、複数の強制猥褻議員を擁する日本の野党という、世界の人々が見たら頭を抱えたくなるような、もはや単なるコントを「画期的な動き」として報じるのが今の我が国の報道権力の正体です。しかもよりによってセクハラをされることが十分に予想されるような状況を自ら作り出したのが大マスコミ様という、「登場人物、全員クズ。」の有様で、テレビしか情報源が無いような一般国民も「いい加減にしろ」と思うはずです。人を呪うかのような黒服姿でプラカードを(なぜか男性議員も)掲げ、最低官庁に押し掛ける姿を見て、「お前ら全員、今すぐ死ねよ」とか「だったらテレ朝にも行け」と思ったのは、果たして私だけでしょうか?

  2. 奈々子:

    元はと言えばハリウッドの大物プロデューサーに口に出すのも忌まわしいセクハラをされた女優やスタッフがMe Too と勇気を出して告発したアクションなのに、皆が皆若くて美しい女性達で、そのことを知っている者からあのセクハラ被害を受けてもいないオバサン達を見ると彼女達の苦悩への冒涜でしかありません。忌まわしいのはあのオバサン達です。

  3. やす:

    セクハラに苦しむ女性がいることは否定しませんが、逆にそれが政治利用されてしまうのは大問題でセクハラに対する認識を改める必要があると思います
    私はセクハラ問題を過剰に大きくしてきたのは、この期に乗じて便乗してきた女の皮を被った極左野党の女妖怪三鬼衆のような男性に愛されそうもない ましてセクハラとは無縁のような連中です
    つまりセクハラ問題とは女性同士の嫉妬心が生み出したものであり、男性に愛されずに腐った女達のせいで、そうでない女性達まで勘違いさせ、女性全体の女性性を腐らせているだけであることを多くの女性が気付いていないのではないでしょうか
    もちろん福田事務次官のような質の悪い男によって精神的に気付つけられている女性が多くいるのも事実でしょうが、男性は女性を性の対象として見ているということを女性側も十分理解することも必要だと思います
    ハッキリ言ってセクハラとは男性に愛されない女性が作り出した差別擁護であることを理解しないとますます少子化が進み、魅力ある女性の女性性をどんどん腐らせるだけです
    つまり極左野党の女妖怪三鬼衆は女性の敵であり、日本の敵でもあるわけで、一番女性を差別しているのはこの連中だということを世の女性達は理解するべきです
    セクハラは女性を弱い生き物であるという前提から成り立つものですが、女性はそんなに弱い生き物でしょうか
    トンでもありません 世の女性達は自分自身を勝手に卑下しているにすぎないということを理解すれば、男性の攻撃に負けることなんてないんですよ
    もちろん全ての女性がそうだとは言いませんし、ある意味男女の関係はセクハラから入ることだってあるはずです
    こんなことを言うと怒られそうですが、世の女性達には女性性をもっと大事にしてほしいと思います

  4. 心配性:

    「I am not ABE」でおなじみにの元官僚の男性の周辺の人々が、「安倍政権の圧力でセクハラが握り潰された」かのようなニュアンスの発言をしているようですが、そうではないでしょう。

    男性たちは、「女性記者を人身御供にしてでも貴重な情報を聞き出せ」という、メディアの‶悪しき伝統”こそが問題視されていると自覚すべきです。

    マスコミの“この程度のセクハラに逐一対処・報道してたらキリがない”という現実 元新聞記者のMeToo
    https://news.yahoo.co.jp/byline/nakanomadoka/20180419-00084189/
    >「テレビ局では、男性に取材しに行くときはシャツのボタンを1つ余計に外していけと言われるなんて当たり前のこと。実際にそのほうが男性は饒舌になるからいつもそうしてるし、何も悪いとは思わない。そんなことで話が聞けるなら安いもの」。

  5. toichi:

    安保法制審議の際、今回のMe Too騒ぎを主導している議員たちと同じような顔ぶれが「女性の壁」なるものを展開して、通行を妨害し、通ろうとして自分たちの身体に触れた者に「セクハラだ!」と因縁を吹っ掛けていたのを覚えていますよ、ええ。
    女性を武器に、というより女性の誇り、女性らしさを捨てて女性という立場を最大限悪用する。そんなクズ連中に女性の人権を語る資格はありませんね。

  6. 無知:

    いつの間に実名公開されてしまったの?

    一時期、電車の中の痴漢で、女性が痴漢だと大声をあげれば、他人の人生を終了させることができましたが、その時の反省が何もできていないと思って、あきれていました。映画もできましたよね–>「それでもボクはやってない」。
    麻生さんの言われる、「セカンドレイプが心配なので、匿名で良いから事情をお聞きしたい」という真っ当な要望を、柚木とかいう馬鹿が「できるわけない、信じることができるわけない」と一方的な断罪で「冤罪の可能性も考えず」に他人を処分することが正義であるかのように振る舞っています。(民間だと、名乗り出ないでも処分されるというのは本当でしょうか?)

    馬鹿馬鹿しくて放置していたら、いつの間に実名が公開されており、公然とセカンドレイプされているではないですか・・と思いきや、ハニトラか美人局かという被害者どころか加害者の疑いが濃い状況。上司はパワハラによりセクハラ容認のダブルハラスメント。

    野党が安倍政権(実は個人)批判に用いている材料は、まともな弾であったことがないと、なぜ自分たちで気が付かないのでしょうか。まあ、議員そのものが選良とは言えないような玉ばかりだからでしょうが。