お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 藤野付近から西への旧甲州街道は何度か走ったことがあり、先日も鶴川宿から野田尻宿まで走ったが、そういえば高尾から小原(おばら)宿まではどうなっているんだろう。間に小仏峠があるけど行けるのだろうか。地図を見ると、旧甲州街道はあるものの小仏周辺に道は見当たらない。ま、いっか。行ってみよう♪

 ということでまずは高尾側からアタック小仏峠!

 町田街道入口交差点から甲州街道(国道20号)に入り、高尾駅を過ぎJR中央本線のガードをくぐった先の西浅川交差点を右に入ると旧甲州街道。緩やかな上りを少し行くと、右手に見えたのが小仏関跡。峠はまだまだ先で、戦国時代にはもちろん武蔵国と甲斐国との要衝にある小仏峠に置かれ富士見関とも呼ばれていたが、武田、今川、織田など周辺の有力氏が滅ぶと麓に一度移され、その後北条氏の滅亡により徳川幕府の重要な関所として現在地に移されたという。


小仏関跡



駒木野宿


 この関所があったのが駒木野宿だが、周辺は住宅地であまり面影はない。西には講の名を記した「板まねき」が掲げられる旅籠茶屋の建物が今でも残っているとあったが、どこか分からずじまい。後で調べると、正面に圏央道が見える蛇滝口バス停のところにあった。ここは右手にあった「いのはな慰霊碑」の方が気になっていたので、左手はノーマークだった。戦時中、いのはなトンネル付近で米軍機による銃撃があり、その死没者を慰霊したというが、激坂を上るようだったのでやめておきましょうね。

 道は相変わらず緩やかに上って行く。右手にはJR中央本線、さらにその上には中央高速の高架が走っている。左手には南浅川が流れていたが、いつの間にか消えていた。やがて民家も段々と減ってきた。しばらくすると赤煉瓦アーチと呼ばれる中央本線のガードをくぐる。中央本線が今度はすぐ左手を走るようになるが、鉄路はやがてトンネルへと吸い込まれていき、道はトンネルの上を越えるかのように上昇していく。


緩やかに上っていく



左手は中央本線


 その後は勾配がやや急になり、少し進むと京王バスの小仏バス停に着いた。ここから小仏峠までは2.5キロとある。さてどこまで行けるんだろう。ワクワクしながら漕ぎ出し、7〜8%の坂を上っていく。峠の前はこれぐらいないとね、なんて思いながら進むが、1キロほどのところで駐車場が見え、ハイカーの方たちがたむろしている様子もあった。どうやら登山口らしい。しかし、車止めがある所から先の道はダート。悪路ではないのでグラベルなら行けそうだが、公園・林業関係者を除く車両通行止めの標識が行く手を阻む。ここから峠までは1.4キロほどだろうか。ここであえなくUターンとなった。麓から通行止めの標識までは5.3キロ、平均勾配は4.7%、最大勾配は9.6%。


小仏バス停付近



小仏バス停



ここでUターン


 さてと、東がだめなら西からということで、反対の小原側から攻めてみようじゃないか。

 西浅川交差点まで下って甲州街道に出て右折し、大垂水峠を目指す。7キロ、平均勾配3.7%の登坂。たぶん久しぶり。標高392メートルのピークに着き、石碑の前で写真を撮ろうとしたら、え? あれ? どこ行った? 見当たらないぞ。「大タルミ峠」と刻んであった、でっかい石碑が消えてる。どして? 頭の中は疑問符だらけのまま、少し先の大垂水橋で写真を撮ってとりあえずダウンヒル。


大垂水橋


 石碑が消えたことをSNSでアップすると、早速返信があり、20年12月に車が突っ込んで吹っ飛ばしたということが判明。貴重な情報に感謝! 実はその2カ月前に石碑と写真を取っており、どうやらこれが最後の雄姿となったようだ。その後、21年11月にも大垂水峠を通過しているのだが、この時はまったく気がつかず、この日がそれ以来3年ぶりの訪問だった。


20年10月撮影の大タルミ峠の石碑。この先が大垂水橋


 気持ち良く下った後は小原宿手前の「割烹旅館 五本松」の看板があるところを右へ入り、県道516号を「五本松」方面へ向かう。いきなりの急坂を上ってしばらくすると右手に旅館が見えてきた。なかなかいい雰囲気で、後で口コミなど調べて見ると料理の評判も良さそう。でも泊まるにはちょっと近すぎるかな(^_^;

 この先から勾配がきつくなった。山の中の坂を700メートルほど上り続けると、道は左へ大きくカーブ。その先に交通誘導員の方がポツンと立っているのが見えた。あれ? 行けないのかな。


下に見えるのは甲州街道



遙かに中央高速



割烹旅館 五本松



この道は栃谷沢坂林道なのかな?


 「小仏?」と聞かれたので「そうです」と答える。「その先からですが、行けないですよ」と二股に分かれた右手の細い道の先を指さす。工事で通行止め? いや、どうもそうではないらしい。「自転車で向こうから来る人もいるし、こっちから行く人もいますが、普通はだいたい帰ってきます」。ふむ、坂がきついのか? 「とにかくあの白い看板の所までいけば分かります」ということなので行ってみる。

 あ、階段だ。そして小仏峠までは1.8キロとある。こりゃ無理だね。あっさりUターンして戻り「行けないですね」と降参したことを告げる。聞くと、峠を越えてやって来る猛者は、当然ながら自転車を担いでいるという。なるほどね。東西どっちから行くにしろ担がなきゃダメなのね。ということでアタック小仏峠は残念ながら失敗に終わった。もう行くことはないかなぁ。行くにしても担ぐのは無理だから、駐車場や階段手前に自転車を置き、シューズを履き替えて上るとかだろうね。


右手の道が小仏峠へと続いている



階段が見えたので断念。小仏峠までは1.8キロ


 二股の左の道を行くと「1周できるよ」ということだったのでそのまま進む。中央高速の大規模な工事が行われていることで要所に誘導員の方がおり、その指示にしたがって下って行く。地図によると小仏峠への階段があった付近からのこの下りが旧甲州街道のようだ。下り切ったところで甲州街道にぶつかるのだが、そこは「美女谷入口」の看板がある所。いつも気になっていた道だが、これが旧甲州街道だったのか。その看板には「照手姫の里」という文字もあるが、これはまた別の道を行くらしい。なんか林道があるっぽいので今度はそっちへ行ってみようかな。


旧甲州街道を下る。遙か上に中央高速


 この後は相模湖東IC出口付近に旧甲州街道への分岐を発見したので行ってみた。急坂を上り、下る途中に階段を下りろという、年代物の道標を発見。短かったのでここは担いで進む。出たところにあったのが「甲州古道与瀬下」という道標。どうやらこの辺りは与瀬宿ということらしい。ただ、分岐からここまでは住宅街の中を通ってきただけなので、どうということはなかったけどね。


甲州古道は後方の急坂



この階段を下る



甲州古道与瀬下


 で、腹も減ってきたのでこの日の旧甲州街道の旅は終了。この先はまた日を改めて行ってみよう。この日の走行距離は101.6キロ、獲得標高は1068メートル。

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 3月26日に誕生した孫娘に会いに孫たちを連れて車で大阪へ。おめめもあいて、かわゆいです(^o^)




 ついでに、でもないけど(^_^;、USJで孫たちと遊び、お初の新世界も訪問。電車であちこちしたので、何となく大阪の地理が分かってきた。









 自宅から長女宅は500キロ弱。そのうち自転車で行ってみるかな、なんて(^_^;

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※桜木紫乃(1965年北海道釧路市生まれ。高校卒業後、裁判所でタイピストとして勤めたが、24歳で結婚して退職し専業主婦に。2児を出産直後に小説を書き始め、42歳になる年に『氷平線』で単行本デビュー。2002年「雪虫」で第82回オール讀物新人賞を受賞。「ホテルローヤル」で2013年直木賞受賞。趣味はストリップ鑑賞)



●最後の順子の言葉が清々しい

 年上の職人と駆け落ちし、東京の片隅で貧しい生活を送る順子。その彼女に吸い寄せられた高校の図書部の仲間、逃げられた職人の妻、順子の母親の苦悩を25年間に渡る連作で描く。「小説推理」掲載(12年3月号〜13年3月号)を単行本化。

 人からどう見られても、幸せかどうかは自分で決めるもの。最後の順子の自信にあふれた言葉が清々しい。純粋に思いを貫いた姿が美しい。6つの短編に順子の章はないが、主人公は彼女。彼女との関わりを通して6人の登場人物が自分を見つめていくという構成や書き方は、意表を突かれたようで非常に面白い。「ホテルローヤル」と同じで読み終わった途端、もう一度読み返したくなる。桜木紫乃さんはこれで3作目だが、外れがない。巧いなぁ。

 そして今回の性表現も秀逸。好きになっちゃったなぁ。

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<J1:横浜F・マリノス2-2湘南ベルマーレ>◇第8節◇4月13日◇日産スタジアム

 3日前のガンバ大阪戦で鮮烈なJデビューを飾った慶應大2年の塩貝健人が、中2日の湘南ベルマーレ戦にJ初先発を果たし、なんとJ初ゴールを決めた(^o^)


今日は湘南戦



アウエーゴール裏


 中2日で4日後にはACL準決勝の蔚山戦を控えた横浜は、アンカーに榊原彗悟を起用するなどメンバーを大幅に変更。序盤から劣勢となったが、前半21分、水沼宏太が粘ってエンドラインぎりぎりから折り返し、初先発に抜擢された塩貝が中央で右足で合わせて先制。見事な初ゴールにスタンドは一気に沸き上がった。さらに塩貝は31分、水沼のパスを受け、相手DF2人にはさまれながらも右足シュート。これは正面ではじき返され、こぼれ球を再び狙ったが枠を越え2点目はならず。しかし、このプレーを機に一気に流れは横浜へ。その後もドリブルをファウルで止められてバランスを崩したものの何とか持ちこたえ、そのまま突き進む突貫ドリブルを披露。笛を吹こうとした主審がそのまま流すほどの力強いプレーにますます期待は高まった。


前半21分、ゴールを決めた塩貝のプロフィルが大型ビジョンに映し出される



VARで塩貝のゴールが認められた


 しかし、41分に失点して前半は1-1で終了。豊富な運動量で前線から追い回した塩貝だったが、追加点を奪うことはできず2-1とリードした後半11分に退いた。それでも出場56分でチームトップのスプリント数18回は立派。次戦が楽しみだ。

 慶應大は翌日に関東大学2部リーグで立正大と対戦し2-2で引き分けた。メンバーを確認したが、さすがに塩貝はベンチ入りしていなかったね。

 試合は後半開始早々にこぼれ球をナム・テヒが蹴り込んで勝ち越し、21分には相手DF大岩一貴が退場して数的優位に立ち、このまま終われば塩貝もヒーローになれるはずだったが、35分にカウンターから福田翔生にうまく決められ、2-2のドローに終わり3連勝はならなかった。勝てる試合というか、勝たなきゃいけない試合だっただけに残念。でも、塩貝の初ゴールが見られたのでよしとしようか。


後半3分、一時は勝ち越しとなるゴールを決めたナム・テヒ



勝ち越して雄叫びを上げるキューウェル監督


 鶴見川は葉桜が目立ち始めていたが、大勢の花見客でそこそこの賑わいを見せていた。この日は今季初の休日のデーゲーム。明るいうちに帰宅できるのはありがたい。そのせいか、スピードが乗ったようで信号のタイミングも良く、日産スタジアムから自宅までは自己最速を記録した。別にどうーでもいいけど、STRAVAさんが教えてくれた(^_^;


鶴見川の桜並木


 しかし、中2日は選手も大変だが、こっちも大変なんだよ。

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 <その2から続きます>

 無補給18キロの箱根やまなみ林道は国道1号線にぶつかって終了。ここから箱根峠まで約7キロの登坂が始まる。平均勾配5.4%、最大は9.0%だ。


午後1時40分 箱根やまなみ林道の三島側終点付近


 国道1号線に出ると周囲が一気に開け、最初に目に飛び込んできたのが「ドラゴンキャッスル」。高さ18メートル、幅32メートルの巨大なジャングルジム。孫息子が大喜びしそうだな。

 その手前、箱根旧街道の石畳がある交差点を右へ入り、111キロ地点にあるPC3の「国指定史跡・日本百名城 山中城跡」方面へと上って行く。戦国時代末期の永禄年間(1560年代)に小田原に本城をおいた後北条氏が築城。しかし天正18年(1590年)、北条氏政が4万の豊臣軍の総攻撃を受け半日で落城した。非常に珍しい石を使わない土だけの山城らしいが、のんびり見学するヒマなんてない。到着したのは午後1時58分で、貯金は26分しかなく、上りはまだまだ続くのだ。


午後1時58分 山中城跡


 箱根峠へ上っていると、歩道を走る2人の若者のやや後方を走るタイミングがあった。ロードバイクだがフラットペダル。暑いからかヘルメットを脱いでいる。その2人をなかなか抜けない。近づいてはいるのだがね。彼らは元気そうな表情をしていたが、先行する一人が足を付くと、後方のもう一人も自転車から降りて歩き出した。辛かったんだろうね。気持ちはよ〜く分かる。でもね、こういう坂は焦らず急がず気持ちを切らさず、とにかく回し続ける事が大事なのよ。遅くてもいいから辛抱強く回し続けること。その方が歩くより速い。これがブルベ17年で学んだことかな。あ、明神峠とかチョー激坂は別ね(^_^;

 抜いてからは二度と彼らの姿を見ることはなかった。いい競争相手だったのに、残念。

 諦めずに上り続け、箱根峠に到着したのは午後2時35分。この時点でグロス平均時速が15キロを切り、借金生活に入った。


午後2時35分 箱根峠


 箱根峠からは豪快な下り。芦ノ湖のビュースポットでブレーキに手がかかったが、ここで挽回しないと間に合わない。ペダルを踏み込み、そのまま箱根関所方面へダウンヒルを続けた。

 関所から箱根神社までは車も多く、歩道にもスーツケースを持った観光客があふれんばかり。はやる気持ちを抑えつつ、慎重に進む。

 観光客の姿が消えたのは箱根神社を過ぎたあたりだったか。しかし、その先の龍宮殿から湖尻まではアップダウンが続く。ここは何度か走っているが、意外ときつくてあまり好きではない道だ。その後は湖尻へ向かっていったん下り、上り返した後は再び仙石原へ向かって下って行く。

 時間がないことが分かっていたので仙石原のセブンで慌ただしく補給し、金太郎ラインへ向かう。まだまだ上りは終わらない。

 午後3時49分に金太郎ラインの仙石原側の起点に到着。この時点で借金は返済したと思われるが、貯金はほぼないだろう。厳しい戦いが続く。
 

午後3時49分 金太郎ラインに入る


 仙石原側から金時トンネルまでは2.2キロと短いが、平均勾配7.3%、最大は11.1%と結構きつい。もう坂は十分だよ。いい加減にしてくれ。

 17分ほどかけて金時トンネルへたどり着き、ウインドブレーカーを羽織ってダウンヒル。142.7キロ地点のPC4「金太郎生家跡地」に到着したのは午後4時26分。貯金はたった8分しかないじゃないか。


午後4時7分 金時トンネル



午後4時26分 金太郎生家跡地



午後4時26分 金太郎の遊び石付近。時間がないのに写真撮ってるし…


 でね。まだまだ上りは続くのよ。このまま大雄山駅まで下り、残りは平坦ルートを帰らせてくれればいいものを、途中の矢倉沢付近からアップダウンしかない小田原南足柄広域農道を走らされるのだ。何度も走って勝手知ったる道だけど、足が終わったここでくるかよ。やっぱりアオバヒドイ。

 153.2キロ地点のPC5「道了尊仁王門」が午後4時54分で貯金18分、163.7キロ地点のPC6「わんぱくらんど」が午後5時43分で貯金13分。だが、わんぱくらんどでトイレ休憩したので貯金はほぼ消滅。パンクしたらアウトだ。


午後4時54分 PC5「道了尊仁王門」



午後5時43分 PC6「わんぱくらんど」


 たぶんここまで時間がかかったのは獲得標高3140メートルと上りが多いこともあるが、6つあるチェックポイントのうち5つがフォトチェックで、コンビニはたった1つしかないことだろう。というか、そもそもチェックポイントが多すぎる。200キロなら普通3つだよね。フォトチェックで5回止まり、補給のためにPC以外のコンビニにもストップしなくてはならない。おまけに自分の場合は、ほかでも写真を撮りまくっている。そりゃ時間かかるわな。

 さて、残り40キロは平坦な国道1号線。ナイトランとなって多少巡航速度は落ちたものの、追い風に乗って順調にゴールを目指す。何とか12時間台で完走できそうかな。そう思った矢先の田端二本松交差点付近でガーミンのマウントがぐらついてきた。暗いので増し締めに手間取っていると、立てかけていた自転車が突然、ガシャンと倒れた。でね。でっかいキズが2個所も…(T_T) 買って半年ぐらいなのに、あぁ、ショックでか過ぎ。しばらくぼう然と立ち尽くす。

 なんとか気を取り直し、誰もいない湘南台の桐原公園にゴール。時刻は午後8時13分。タイムオーバーまであと17分だった。このコースが200キロではなく204キロだったことにゴール寸前に気がついた。200キロのつもりで走っていたので、最後は間に合うかどうか、スリル満点(^_^; 200でこれほど楽しませてくれるとは、やっぱりアオバヒドイ。


午後8時13分 誰もいない桐原公園にゴール



午後8時13分 タイムは13時間13分


 結局、この日は自走往復も含め240キロ近く走った。明日も走る? 冗談じゃない。精も根も尽き果てたよ。本番はDNSだ。

 ところで約22億円をだまし取られた経験を持つ日本ハム新庄剛志監督が、ドジャース大谷翔平投手にこうエールを送ったそうだ。「人間だいたい3日で忘れるから。大丈夫、大丈夫」。でもね。自転車のキズは永久に残るので忘れることはないだろうね(T_T)

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年月日目的地コメント平均時速
(グロス)
距離
◆ツーリング◆
24/3/30箱根やまなみ林道【TREK DOMANE】「箱根200」エントリーも日にちを間違え勝手にブルベ。プロローグ その1 その2 その317.5km/h
(15.5km/h)
204.8km
24/3/22根府川【FUJI JARI】おかめ桜目指し、早川〜石垣山〜石橋山〜根府川の激坂を行く17.7km/h
(14.8km/h)
122.6km
24/3/14野田尻宿【TREK DOMANE】旧甲州街道を鶴川宿から野田尻宿まで。帰路は大野ダムから四方津へ下る18.2km/h
(15.3km/h)
115.1km
24/3/7松田山【TREK DOMANE】松田山で名残り桜。最大17%の激坂上れば葉桜の間から絶景18.3km/h
(15.3km/h)
112.4km
24/2/28三浦海岸【TREK DOMANE】ちょっと遅かったか。三浦海岸の河津桜は葉桜に18.6km/h
(15.4km/h)
114.4km
24/2/20藤野【FELT FR5】スタンプラリー第2弾は相模原の「古民家でおひな様」巡り17.7km/h
(13.5km/h)
100.0km
24/2/14弘法山【TREK DOMANE】「ぐるっと丹沢・大山×宮ヶ瀬スタンプラリー2024」を走る17.0km/h
(13.2km/h)
101.4km
24/2/9熱海【TREK DOMANE】散り始めた熱海桜を目指し、行ってこいの142キロ20.0km/h
(18.0km/h)
142.7km
24/1/31飯田牧場【FUJI JARI】妻との思い出の場所「日本一小さな牧場」が28年半の歴史に幕17.5km/h
(15.0km/h)
39.1km
24/1/24曽我梅林【Tyrell FCX】まだ3分咲き程度。ランチは大磯でもちもちの肉汁うどん18.2km/h
(15.0km/h)
105.6km
24/1/19乙女峠【Tyrell FCX】国道246号経由で御殿場からの乙女峠。小田原からは輪行練習18.1km/h
(15.9km/h)
99.3km
24/1/15志田峠【FUJI JARI】三増から砂利道の志田峠へ「戦国期最大の山岳戦」巡りライド15.4km/h
(14.3km/h)
70.4km
24/1/12三浦半島【Tyrell FCX】小径車でミウライチ。トータル130キロ超。ランチは特大アジフライ19.6km/h
(16.3km/h)
132.2km
24/1/9阿蘇神社【TREK DOMANE】久々の多摩サイ。羽村で自転車守を初ゲット。ランチは八王子ラーメン17.8km/h
(13.5km/h)
100.2km
24/1/4湘南平【Tyrell FCX】走り初め。久々の湘南平を亀の歩みで上る(^_^; 絶景のピークでは富士山ば〜ん17.8km/h
(15.3km/h)
80.5km
◆ブルベ◆
24/2/3岡山・呉200【Tyrell FCX】故郷岡山をスタートし、鞆の浦、向島の高見山からさざなみ海道を走る広島200にミニベロで挑戦。順調だったが、雨が早まり三原でDNF その1 その2 その319.0km/h
(16.8km/h)
132.1km

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<J1:横浜F・マリノス2-0ガンバ大阪>◇4月10日◇第3節◇日産スタジアム



鶴見川の桜は満開



日産スタジアムを望む



今日はガンバ大阪戦


 慶應大2年の塩貝健人がついにベールを脱いだ。

 世代別の日本代表にも選出された国学院久我山出身のFWは、大学1年時の24年1月に27年シーズンからの加入が発表され、JFA・Jリーグ特別指定選手に認定。この試合で初のベンチ入りし、1-0とリードした後半21分から投入されてJデビューを果たした。ヤン・マテウスに代わって右サイドに入ると、「最初のプレーでかまそうと思った」という言葉通り、いきなり相手DF黒川圭介に激しくチャージ。ファウルをとられて笛が鳴った後、黒川に何か言われたのか左手で突き飛ばす「かまし」で、期待の新人登場で沸き上がるスタンドをさらにヒートアップさせた。37分には宮市亮の左クロスを中央でフリーで受けたが、左足シュートはヒットせず。初ゴールは逃したが、スピード感あふれるプレーとスタンドもどよめいたヒールパスなどで強烈な印象を残した。

 チームは中2日だったが、実は塩貝も中2日だった。関東大学リーグ2部の慶大は7日に拓殖大と対戦。塩貝はフル出場し、なんとハットトリックを決めていた。頼もしいね。


ホームゴール裏



アウエーゴール裏



アンデルソン・ロペス先制



勝ったぞ


 横浜F・マリノスは前半からガンバ大阪の素早い寄せやデュエルの強さに苦労し、ミスも出て劣勢に立たされたが、後半8分に山根陸の鋭い切り返しからのクロスをアンデルソン・ロペスが巧みなトラップから左足で流し込んで均衡を破って主導権を握り、試合終了間際には交代出場の植中朝日の今季初ゴールでダメ押しした。

 宇佐美貴史は存在感あったね。やっぱ巧い。それにガンバのシュートにもっと正確性があったらどうなったか分からない試合だった。ともかくこれで4位に浮上し、首位町田ゼルビアとは3差。次も中2日で3連敗中の湘南ベルマーレ戦だが、気を抜かないでいこう。

 鶴見川の桜並木は満開。帰りのペダルは軽かったよ♪


鶴見川の夜桜


 この日の入場者数は1万5528人。ACLを勝ち進んだため、休日昼間開催から水曜ナイトゲームになったことで動員数が減ったのだろう。なんとなく複雑だね。

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 ようやく8日の月曜日にお花見ライド。雨がぱらつき、やみそうになった午後遅くに出発したので、つくし野から恩田川という近場を軽く35キロほど。





 曇り空でも満開の桜は美しい(^o^) でも、今日の大雨で散っちゃうのかねぇ…。

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 <その1から続きます>

 さて、いよいよ「BRM331あおば200km箱根」のハイライト、箱根やまなみ林道だ。このコースではここだけが未知の世界。楽しみだねぇ(^o^)


午後0時29分 箱根やまなみ林道に入る


 箱根やまなみ林道は愛称で、正式には「広域基幹林道北箱根山線」という。てっきり今回走る、県道337号(仙石原新田線)から国道1号までの18キロが全線だと思っていたが、帰宅後に調べると違っていて、地図上では乙女峠を御殿場へ下る途中が起点となっており、全線では三十数キロになるらしい。起点からしばらくの間ストリートビューがないので詳細は不明だが、ともかくこの林道が県道337号と交差し、三島まで続いているということになるらしい。


午後0時35分 樹木に囲まれた箱根やまなみ林道


 裾野側の標高が510メートルほど、三島側が450メートルほどなので下り基調だが、下り放しではなくアップダウンが連続し、緩いけど2度ほど長めの上りがあった。まさに林道という感じで樹木の間を進んで行くので展望は残念ながら開けない。富士山が見えたのは2度だけだった。路面は全区間舗装されており、荒れている個所はほぼなく快適な区間が多い。ただし、曲がりくねっており、カーブミラーがあるとはいえ見通しの悪いところもあるのでダウンヒルは気を遣う。また、スギの葉などが路面にこびりついていたり、枯れ枝が落ちている個所もあり苦労させられた。

 18キロ走る間で、出会ったのは車1台、ロードバイク1台。チャリンコ天国で気分よく走れて楽しいのだが、「また来る?」と聞かれると「う〜ん、一度走れば十分かな」と思ってしまう。道幅も広く舗装も綺麗なので、秘境というにはちょっとという感じ。何というか、達成感があまり感じられない。展望もないし、裾野と三島の市境以外はあまりかわりばえしないので退屈といえば退屈。御殿場からの全線を走ってみたい気はするけどね。また、いくつか支線のようなものが伸びており、立ち入り禁止ではない道もあったので、そっちへ行ってみてもいいかな。まあ、期待が大きかった分、ちょっと拍子抜けといった感じですな。


午後0時38分 林道小日陰線。調べても出てこない。どこへ行くんだろう



午後0時38分 林道で出会った唯一のローディー



午後0時42分 箱根やまなみ林道。舗装は綺麗でカーブミラーもある



午後0時45分 山口入口。どこへ行くんだろう?



午後0時45分 山口入口の反対側にあった林道和田線。どこへ行くんだろう?



午後0時47分 木々の間から富士山見えた



午後1時16分 三島市へ入る。沢があり、橋は「やまあいはし」



午後1時16分 三島と裾野の市境



午後1時22分 林道で唯一の富士山ば〜ん



午後1時39分 林道の終点手前



午後1時47分 箱根やまなみ林道の国道1号側入口


 箱根やまなみ林道の18キロを抜けるのにかかったのは1時間16分。グロス時速は14.2キロ。ちょっと写真ストップが多すぎたかな(^_^; やべ、急がなきゃ。(その3へ続きます)

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<J1:横浜0-0川崎F>◇4月4日◇第6節◇日産スタジアム

 雨の中で行われた神奈川ダービー。「キターーーーーー!」とガッツポーズしかけた両手が何度途中で止まったことだろう。アンロペ、上島、エウベル、松原、宮市、畠中。前半に次々と訪れる決定機はクロスバーに嫌われ、相手GKチョン・ソンリョンの好守に阻まれた。宮市なんてクロスバー叩いたあと、バウンドして次はポストと2度叩いたんだよ。放ったシュートは18本。うち枠内4本。何で入らないんだ。

 後半に入って膠着したが、28分に途中出場のマルシーニョが一発レッドで退場になってからは再びマリノスペース。しかし、どうしてもゴールが割れない。ロスタイムが11分もあってもネットを揺らすことができない。残念。

 「勝ち点3を取れなかったのは悔いが残る」というキューウェル監督の言葉がすべてを表している。ほんとに残念。でも久々に先発した畠中槙之輔、そして上島拓巳はよく守った。それが救い。


雨の日産スタジアム



ホームゴール裏



アウエーゴール裏



雨の日産スタジアム



選手入場



試合終了


 この日は崎陽軒シウマイ弁当70周年記念パッケージの4月1〜7日限定「お赤飯シウマイ弁当」(1050円)を奮発したが、食べ始めた途端にお箸が折れて四苦八苦。これが凶兆だったのかもしれないねぇ。


「お赤飯シウマイ弁当」



「お赤飯シウマイ弁当」


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 というわけで「勝手にブルベ」となった「BRM331あおば200km箱根」。開催日前日の30日午前7時に湘南台の桐原公園を誰にも見送られず、たったひとりでスタートした。この日の気温は下界で最高24度、元箱根では最高15度ぐらいの予報だったが、朝は少しひんやりしていたのでウインドブレーカーを羽織った。


午前6時55分 桐原公園

あおば200km箱根

あおば200km箱根

205.7 km, +3471 m. Bike ride in 藤沢, 神奈川

 


 まずはブルベ定番ルートで海老名、平塚を抜け、七国峠を経由して中井町へ。さらに大井町のアップダウンから松田町へと向かう。酒匂川を十文字橋で渡り、向かい風の中、川沿いを走り、宮地から山北という、これもいつもツーリングで走っているお馴染みの道を気持ち良く進む。グロス平均時速も20キロと順調。46キロ地点の山北駅でひと休みし、新樋口橋からはやはり定番の国道246号回避ルートへ。いつからか、安戸手前のトンネルが安戸側からの一方通行となり、樋口橋からは車両通行禁止となってしまった。そのためだろうか、新樋口橋手前を右折するのだが、その道が「わっかの坂」。トンネルを回避するなら仕方ないと上ったが、結局出たのはトンネルの手前。なんだ。ずっと歩道を押し歩きでもいいんじゃね。まったくアオバヒドイ。


午前9時21分 山北駅


 谷峨駅入口交差点から国道246号に入る。正面に見えるのは巨大な新東名の橋梁工事。河内川橋というそうだが、もう少しでくっつきそうだ。


午前9時44分 谷峨駅入口交差点から望む新東名の橋梁工事


 国道246号をしばらく走り、静岡県入りした先の生土交差点から鮎沢川沿いの県道へ入ると、正面には富士山ば〜ん! いいねぇ(^o^)


午前9時58分 富士山! 左手は鮎沢川


 そして急カーブする激坂から長い登坂が始まる。とりあえずのピーク、PC1の「TOKYO2020大会レガシーモミュメント」までは約10キロ。ガーミンのクライムプロによると、吉久保交差点までの約4キロが平均勾配3.8%でカテゴリー4。そこを右折してしばらく緩い上りがあった後、国道246号と交差する菅沼交差点の先からピークまでの5.2キロは、途中に平坦区間が少しあるため同じ平均勾配3.8%だが、カテゴリーは3となっている。確かに後半の方がきつかった。ほぼ真っ直ぐに上るしね。垣間見える富士山に元気づけられた感じかな。


午前10時21分 吉久保交差点手前



午前10時47分 御殿場市に入る


 69キロ地点のPC1「TOKYO2020大会レガシーモミュメント」に到着したのは午前10時52分。貯金は44分。といっても2024年1月にACPのBRM規定が改定され、「チェックポイントのオープン・クローズ時刻は走者が時間内に完走するためのガイドとなるものであり、時刻内通過が認定の条件ではない」ことになり、途中経過でのタイムオーバーはなくなったから関係ないのだが、気にはなるよね。


午前10時52分 PC1「TOKYO2020大会レガシーモミュメント」。左手奥にちょっとだけ富士山が頭をのぞかせている


 この道はそのまま直進すれば須走から籠坂峠と上りが続き、ピークからは山中湖へと下っていくのだが、今回のルートはここを左折して御殿場方面へ向かう。箱根やまなみ林道に入るまでは天国の下り(^o^) のはずだったが、まさかの向かい風びゅんびゅん。おまけに御殿場駅周辺は車の通行量も多くなかなか前へ進めず、87.9キロ地点のPC2ファミリーマート裾野岩波店到着は午前11時40分で貯金は1時間12分と、下りにもかかわらず思ったより挽回できていない。


午前11時40分 PC2ファミリーマート裾野岩波店到着


 イートインがあったので座って「ふんわり玉子の親子丼」を補給し、ちょっとまったりした後、岩波駅北を左折して湖尻峠方面へ向かう。実はこの道の先にあるのは芦ノ湖スカイラインと箱根スカイラインの有料道路。当然自転車は通れない。ここを通ることができれば芦ノ湖1周とかできるのにねぇ、残念(山道はあるみたいだけど)。


午前11時59分 湖尻峠へ向かう


 湖尻峠は4キロ先にあるようだが、箱根やまなみ林道はその1キロほど手前に入口がある。その3キロが平均勾配9.2%、最大勾配14%の激坂。いや、まいった。コースプロフィールを見て、何だかここだけ傾斜がすごいなと思っていたが、これほどとは(T_T) クライムプロのカテゴリーも当然「3」だ。いや、まいった。


午後0時1分 序盤から9%



午後0時19分 終盤は14%


 やっとのことで91.7キロ地点の箱根やまなみ林道に到着。ここから国道1号までは18キロ。無補給区間の始まりだ。


午後0時27分 右手が箱根やまなみ林道



午後0時29分 箱根やまなみ林道


 入口付近で写真を撮りまくったこともあり、PC2到着からここまでのたった3キロに休憩含めて50分近く費やしたことになった。間に合うのかい。(その2へ続きます)

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 やっちまったよ(T_T)

 箱根やまなみ林道が走りたくてVCR横浜あおば主催のブルベ「BRM331あおば200km箱根」にエントリー。しっかり準備して3月30日にスタート地点の湘南台の桐原公園に行った。

 しかし、誰もいない。まさか…。


誰もいない桐原公園


 慌てて確認すると、開催は翌日。つまり31日の日曜日だった。あ〜ぁ。

 いったんは帰りかけたが、スライド登板は何だか気が乗らない。走る気満々だったからねぇ。明日まで待てないよ。思い直して急いで再びスタート地点に戻り、予定通り午前7時に走り出した。「勝手にブルベ」なので認定はされないけど、ま、いっか。明日2本目を走ってもいいし(^_^;(その1へ続く)

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※西加奈子(1977年、イラン・テヘラン市生まれ。大阪育ち。2004年に「あおい」でデビュー。「通天閣」で織田作之助賞受賞。「ふくわらい」で河合隼雄物語賞受賞。ほかに「さくら」「きいろいゾウ」「円卓」「舞台」など)



●極上のエンターテインメント

 「僕はこの世界に、左足から登場した」。一瞬、何のことか分からないような一文から始まる。主人公の「僕」は、マイノリティ絶対主義で騒動を起こし続ける姉の影響で、自分から率先して中心になろうとせず自分の存在を消しながら生きていく。その「僕」の目を通じて家族たちや周囲の人々の生き様が淡々と綴られていく。デビュー10周年で描いた上下巻の大作。第152回直木賞受賞作で、2015年本屋大賞でも第2位を獲得した。

 想像を超えた驚くべき出来事が次々と起こり、飽きることなく読み進められた。独特の語り口、真面目そうな中にユーモアを含んだ表現に魅せられ、大阪弁もなんだかしっくりきた。登場人物もそれぞれが強烈過ぎる個性の持ち主で、特に姉は秀逸過ぎ。後半は「家族崩壊」「残酷な未来」とマイナス方向へ突き進むが、悲壮感はなく逆に面白みが増してきた。「本当に、こんなにうまくいった小説はない」と本人自らが言うように、極上のエンターテインメントに仕上がっていると思う。ただ、最終盤は少しくどく、分かりづらかったのは否めない。その部分がなければ物語は終わらなかったのだろうが、その前でやめてもよかった気がする。

 それにしても女性なのになんでこうも男の子の生態について詳しいのだろう。まるで自分のことのように思え、共感しまくった。インタビューでは「『キン肉マン』や『北斗の拳』、プロレスなど、いわゆる男の子のものがすごく好きだった」と言っているが…。

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 晴れで風もない穏やかな22日。23日のブルベ「達磨山200」は雨予報でDNSしたことだし、天気に誘われてあと2日で終了となる小田原・根府川の「おかめ桜まつり」へ行ってみた。国道135号から真鶴旧道というルートでは面白みがないので早川から丘陵地帯を走るコースを引いてみたが、予想通り激坂の連続だったよ(T_T)

 まずは秀吉が一夜で築城したといわれる石垣山一夜城へ向かって登坂。早川の麓からは1750メートルしかないが、勾配10%超の「ドーナツ坂」が延々と続く。沿道には「石垣山に参陣した武将たち」の説明板が8基あり、最初に出てくるのが堀秀政、次が宇喜多秀家。そしてピークまで残り920メートルの所にある徳川家康の説明板のところを左へと行く。そう、石垣山一夜城までは上らないのよね(^_^;


石垣山一夜城まで1750メート地点



3番目の徳川家康の説明板。ここを左


 ここからは平坦から下り基調となり、一気に周りが開け絶景が目に飛び込んできた。丹沢山系をバックにした小田原の町を眼下に、右手には大海原が広がる。空の青とのコントラストが美しく、水平線も鮮やかに見える。石橋のピーク付近からは真鶴半島、そして伊豆大島も望めた。いや〜、こんなビュースポットがあるなんて知らなかったよ。


眼下には小田原の町。右手は相模湾



中央奧は真鶴半島。左手はるかに伊豆大島


 だけどね。ときに17%とか前輪が浮きそうになる、とんでもない壁のような坂も何度か立ちはだかる。短いから何とかなるが、もう汗びっしょり。もうちょっと緩いと楽しく上れるんだけどな(^_^;

 一夜城への上り始めからコース案内の道標が要所で現れ、簡易トイレが設置されている所もあったのでもしかしたらハイキングコースなのかなと思っていた。帰宅後に調べると、早川駅から根府川駅までの丘陵地帯の約11キロを回る「早川・片浦ウォーキングトレイル」のコースだったようで、結果的に大部分をトレースした形になった。

 ピークを過ぎた後はいったん石橋水源地まで下り、また上って東海道新幹線と東海道線を越えるのだが、ここもビュースポット。左手に新幹線、右手に東海道本線のトンネルが一望できるのだ。すご!


こんな道を上ってきた



要所には道標



左手に新幹線、右手に東海道本線のトンネル


 その先を下ると源頼朝が平家方の大庭景親らに対して挙兵した石橋山古戦場で、先鋒の佐奈田与一義忠を祀った佐奈田霊社、佐奈田与一義忠が討ち死にした「ねじり畑」、佐奈田与一義忠の郎党の文三家康を祀った文三堂と続く。頼朝は敗北して箱根山中に逃れるのだが、一時身を隠したのが「しとどの窟(いわや)」。これは椿ラインの途中にあり、この近くを通っている白銀林道の湯河原側の起点でもある。


佐奈田霊社



石橋山古戦場



「ねじり畑」



文三堂


 この後は東海道線までいったん下り、トンネルを抜けて一瞬メイン通りに出た後、再び丘陵地帯へと戻る。砂利道があるかなとグラベルロードで来たが、道幅は細く状態が悪いところもあったが舗装が途切れることはなかった。


左手は東海道本線



牧谷川



道幅は細いが舗装は途切れず


 10%超の急坂を上り、少し下った後、やや緩やかな上りのピーク近くにあったのが星槎国際高校。おかめ桜まつりの散策マップによるとここにもあるようだったので来てみたが、すでに散ってしまったようだった。ちなみに早咲きのおかめ桜は、フジザクラと寒緋桜との交配種でイギリスで誕生。うつむき加減に濃いピンク色の花が咲くという。下を向いているのは元気がなかったわけじゃないのね(^_^;


星槎国際高校前



うつむき加減に咲くおかめ桜


 下り切って真鶴旧道へ出る。根府川駅の少し先のあたりだが、「おかめ桜まつり」ののぼりがはためく関所跡入口バス停付近も同じような感じ。この先のヒルトン小田原方面への分岐へ入り平均勾配10%、最大16%のドーナツ坂を上る。しかし、やっとたどりついた星ケ山も同様で「もう終わっちゃったかな」と落胆したものの、一番上の「きのこ苑お山のたいしょう」まで上るとまだ咲いていたよ(^o^) 良かった良かった。根府川駅付近や星ケ山付近にはお花見らしい人々もいたが、ここまで来た人はおらず、独り占めですな。


関所跡入口バス停



右の激坂を上っていく



「きのこ苑お山のたいしょう」前



「きのこ苑お山のたいしょう」付近のおかめ桜



「きのこ苑お山のたいしょう」付近のおかめ桜



「きのこ苑お山のたいしょう」付近のおかめ桜


 ランチには箱根板橋駅近くの定食屋さんでどんぶりからあふれ出るスタミナ麺を食べる予定にしていたが、まさかの定休日。またやっちまったよ(T_T) 仕方ないので小田原から帰る時にいつも気になっていた「小田原タンメン総本店」に初めて寄ってみた。反対車線ということでハードルが高かったのよ。ところが小田原タンメン(990円)を食べてみると、野菜たっぷりでボリューム満点。平打ち麺もいい感じで旨い。小田原らしく、たったひとつだけどのっかっていたのは籠清のかまぼこ。また来るかな。


ひろし、それはないだろう



小田原タンメン総本店



小田原タンメン(990円)


 この日の走行距離は122.6キロ。獲得標高は1068メートル。グロス時速は14.8キロ。激坂と絶景で時間がかかったようですな(^_^;

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 ポカポカ陽気だった14日に旧甲州街道を少し走ってみた。

 いつものように千木良から甲州街道(国道20号)に入り、そのまま国道を西へ進み、上野原市役所の先を右折して県道30号へと入る。下り切った所が鶴川宿で、ここから旧甲州街道が野田尻宿、犬目宿を経由して再び国道に合流する鳥沢宿付近まで続いている。


鶴川宿


 鶴川橋で鶴川を渡ると、道は一気に上る。その途中に旧甲州街道の分岐があり、道はさらに中央高速へ向かって上り続ける。結構きつい。上り切ると中央高速の「ヤマトポイント」と言われる場所。宇宙戦艦戦艦ヤマトに見える景色があるようだが、これを知ったのは帰宅後。しまった(^_^;


県道から離れ、旧甲州街道へ



中央高速の側道に出る


 中央高速を横切る橋を渡って反対側へ。上りはまだしばらく続いたが、勾配がやや落ち着いたところにあったのが「大椚(おおくぬぎ)一里塚跡」。江戸から19番19里になるそうだが、実際の一里塚はもう少し先にあるようで、この塚も平成19年に建立され案内版も新しい。目の前の道路の舗装も綺麗だし、歴史的な趣という点では、この先にあった「大椚宿発祥の地」の方が感じられた。


大椚一里塚跡



大椚宿発祥の地


 ゆるやかな上りは続き、左手に巨大な杉が見えてきた。「吾妻神社の大杉」というそうで、樹高20メートルで推定樹齢は約600年。由緒あるものかと思ったが、案内版にあったのは「神木、伝承等なし」。つれないねぇ。


吾妻神社の大杉



甲州街道の史跡案内図


 道は再び中央高速に近づき側道となる。ほぼピークとなる談合坂サービスエリア手前にあったのが「長峰砦跡」。戦国時代に武田信玄の家臣であった上野原の加藤丹後守が築き、甲斐国の東口を北条の侵略から守るためこの砦で監視したそうだ。なるほどねぇ。


談合坂SAまであと1キロ



長峰砦跡


 再び中央高速の北側へ渡ったところが野田尻宿。天保4年(1842年)には本陣1、脇本陣1、旅籠は大小合計で9の小さな宿場で、蔦屋、紺屋、中田屋、酒屋、鶴屋、万屋など昔の屋号が今でも残っているそうだ。明治19年(1886年)の大火で多くの家屋が焼失し古い建物は少ないが、それでも宿場町の雰囲気はたっぷり残っている。


野田尻宿へ



野田尻宿



野田尻宿


 ここで自宅から55キロほど。腹も減ってきたし、折り返しましょう。談合坂SAの先で県道507号へ入ってダウンヒル開始。車もおらず、適度な勾配とワインディングで、とても気持ちいい道だった。

 途中に「大野貯水池」という道標があったので寄ってみた。この日は風もなく暖かい。ちょっとの〜んびりしたい気分。近くには「のり弁専門店 さくら」というお弁当屋さんがあり、遠足気分でベンチで食べたら最高だろうなと思ったが、ランチ場所は予定があったので泣く泣く諦めた。


大野貯水池



大野貯水池



大野ダム


 下り切って出たところはちょうど四方津駅前。へ〜、ここに出るのか。しかし「四方津」は「よもつ」とずっと読んでいた。「しおつ」というのは最近知ったのよ(^_^;


下り切って国道20号へ


 さて、ランチはこの前まさかの「仕度中」だった「ふじの食堂ありんこ」で。どうも前回行ったのは火曜日で、あとで調べると火曜は夜だけの営業だったようだ。この日は木曜日。ちゃんと営業中だったよ(^_^; 名物の厚切りロースかつ定食(1500円)を食べようと思ったが、カツの臭いを嗅いでいたらなんとなく完食する自信がなくなったので、厚切りは厚切りだがカツ丼(1100円)の方を注文。じーさんの腹にはちょうど良い量で、おいしく完食できた。なぜか付いていた杏仁豆腐もいいね。


ふじの食堂ありんこ



厚切り肉のカツ丼 1100円


 帰りは国道20号ではなく、藤野のお山の中の「愛ちゃんキムチ」経由コースにしたので、獲得標高は1545メートル、走行距離は115キロ。

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