KALMIA-WORKS

Renewed in August 24,2017.

テスラ、1.5万人規模のリストラを発表!



テスラがグローバル全体で、10%以上の人員をカットするという決定が正式に通達された。

これはイーロン・マスクが全従業員あてに通達したメールに記載されていた、グローバル全体で大規模なリストラを行うという方針で明らかになった。

2023年末時点でのテスラの従業員総数というのは、グローバル全体で14万人ほどであったということから、今回の人員削減については、グローバル全体で少なくとも1.5万人以上の従業員がリストラ宣告を受けることを意味する。

テスラは2024年第一四半期における自動車販売台数において、前年同四半期と比較してマイナス成長となった。

EVに関しては中国が台頭してきているのは周知の事実。
その方法はともかくとして。。。

欧州市場も含めて、すでに主力車種であるモデル3とモデルYの販売台数はピークに達してしまっていることから、2024年は販売台数の大きな増加に期待することはできず、そのなかにおいて、テスラはサイバートラックしか新型車が存在していないことによって、その成長速度が大きく鈍化すると言われている。

メールひとつで1.5万人以上の従業員の首を切ることができるのがテスラをはじめとするアメリカ企業であり、この点は容赦ないと感じるものの、やはり重要なことは、このような大規模リストラを行うということは、やはりイーロンマスクとしても、2024年シーズンの見通しがそこまで明るくないことを示唆している。

テスラはエントリーモデルを今後は出さないとも明言しており、今後の動向次第では更なる縮小もあるのではと考える。

いまEVには逆風が吹いていて、欧州を含め「EVシフト」から「ハイブリッドシフト」へと回帰しているからだ。

※関連情報
イケイケだったテスラに何があった? イーロンマスクが1.5万人規模のリストラを発表!

EV失速で「世界ハイブリッドシフト」が始まった!

お問い合わせ