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Notionが注目される:Evernote移行先として



オンラインメモサービス「Evernote」は4月27日12時30分(日本時間)、日本法人の閉鎖とその理由に関して明らかにした。

Evernote公式Xアカウントによれば、閉鎖は組織再編の一環。利用者への「実質的な影響はない」としている。

ただEvernoteの説明不足でユーザーは混乱、火消しに動いているが時すでに遅し?

既にEvernoteの移行先特集も組まれるくらいなので。

Evernoteの移行先として「Notion」を選ぶ声が見受けられる。



無料版もある「Notion」 [拡大画像]

因みに「Notion」無料版でもファイル数などの制限もなく利用可能。

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AI機能搭載:PC向けSoC「Snapdragon X Plus」発表!


Snapdragon X Plus

前回のエントリで「Snapdragon X Elite」について触れた続報。

Qualcommは4月24日(米国太平洋夏時間)、PC向けSoC「Snapdragon X Plus」を発表した。
搭載PCの登場は、2024年中盤を予定している。

Snapdragon X Plusは、先に発表された「Snapdragon X Elite」の下位モデルとして用意される。
AI機能の役割を果たすNPUはSKUの全てで同じものを搭載。

「Snapdragon X Elite」が3種類に分けられる。
「Snapdragon X Plus」は1種類のみの展開。

【Snapdragon XシリーズのSKU】

[拡大画像]

下位モデルとは言っても遜色ないレベルである。
記事によると下位モデルの「Snapdragon X Plus」でもApple M3のベンチを超えるらしい。

ベンチの一部だけだとは思うが、これまでの経緯からすると電力効率はかなりの物と考える。

あとは「Snapdragon X Plus」を搭載したPCの価格次第である。
性能と価格のバランス(特に価格)次第では折を見て購入する可能性が高い。

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「Snapdragon X Elite」に興味津々

欧州で止まらない「ハイブリッド」シフト:EV政策転換


Noushad Thekkayil/NurPhoto

ヨーロッパで、ハイブリッド車(HV)販売の勢いが増している。

欧州自動車工業会(ACEA)は4月18日に3月の乗用車における新車販売台数の統計を発表。
初めて前年割れとなる5.2%減の100万台となった一方で、販売割合を見るとHVが29%(前年同期は24.4%)にまで伸びていた。

EUの新車販売台数約280万台のうち28.9%がHV(同25.2%)と、ガソリン車の35.4%に迫っている状況。

2023年、EUではHVの販売の伸びが市場をけん引した。
その傾向は、2024年に入っても続いている状況。

EUでは、EVシフトの加速を目的に、2035年にHVも含めた二酸化炭素を排出する乗用車と小型商用車の販売が禁止される。
しかしながら現状ではBEVよりもHVの販売数の方が伸びている状況。

「価格的な側面は小さくない(HVの方が安い)」とした上で「消費者の感覚としてまだ時間的な猶予がある」と指摘。

そしてドイツでは28.9%減と大きく減少。ドイツのBEVの低迷は、2023年12月に補助金制度が終了した影響が大きい。

BEVに対する国からの補助金が無くなったらメーカーは赤字転落ですからね

これはどの国も同じです。

直近の欧州理事会では「グリーン政策を推し進めていくとはいえ、EUの産業の競争力の逆風になってはならない」という考え方も強まっている模様。

何も「ハイブリッド」シフトは欧州だけにとどまらない。
全世界で起こっている現実なのである。

勿論、BEVを完全否定するつもりはありません。
単にBEVの技術が世界で未熟過ぎて、時期尚早だったと言うだけ。

その点、トヨタはマルチ戦略をとっていて、当時は批判されたが、今では世界が「トヨタに謝らなければ」と言うコメントまで出てくる始末。

果たしてBEV一直線のホンダはどうするのでしょうか。
新車販売を開始して間もないガソリン専用車の「WRーV」が爆売れしている。

先進機能であるHONDA SENSINGも搭載したうえで価格も190万から、最上位グレードでも200万半ばと価格の易さと流行りのSUVスタイルだからである。

何故「WRーV」が成功したのか、それは記事にもなっていたが「WRーV」開発者の男女比が50:50で、何でも搭載したがる男性と現実的な女性の意見がまとめられた結果だと考える。

この今までの低迷がウソの様に「WRーV」が突出している。
この現状をホンダ上層部はどのように考えているのか。

BEV一本の姿勢をホンダが崩さないのであれば、長年のホンダ車乗り(タイプRも2車種乗り継ぎ経験あり)である私でも他社に流れる可能性大。

日本国内も悲惨の一途です。
財務省がため込んだ資金は「経済対策に利用しない」方針であり、経団連は単に増税したいだけ。

ガソリン補助金と二重課税の件のそうだが、日本もBEVへの補助金を考え直した方が良い。

環境を考慮したうえで、BEV、HV、ガソリン専用車のどれが一番貢献できるのかについては、敢えて書きません。
私のブログを見ていれば、自然と分かります。

最後に、考え方は人それぞれなので環境に配慮したうえで、自分に合うと思った車を選択してください。

過去のエントリで何度も書いてきたが、欧州を対象とした記事が出たので改めて取り上げた。

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