熊野神社 佐賀県唐津市相知町町切

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唐津市の神社

こちらの熊野神社はJR唐津線「岩屋駅」の南南東およそ900mの距離、佐賀県唐津市相知町町切地区に鎮座されます。

県道350号相知厳木線の「町切」交差点から西に入った集落の中央にある小丘の上、町切公民館の東側に位置しており、すっかり山と一体化したような雰囲気でうっかりすると見落としてしまいそうな古社です。

石垣が三段に分けて組まれた真ん中に石段参道が建立され、入口横の最初の石垣上には蹲踞の狛犬灯篭一対が奉納されており、苔生した石段を上がった先に流造の簡素な社殿が建立されており、その中に木造の本殿が納められています。

祭神や由緒沿革等は不明ですが、向拝の下で社殿を守護する一対の肥前狛犬の健気な姿に、得も言われぬ哀愁を感じます。

社頭。

石段参道左側に奉納された自然石の手水鉢。

参道入口の両脇には蹲踞の狛犬が乗る石灯篭が建立されています。

柱には「嘉永二己酉卯月吉鳥」の刻銘が入ります。

鳥居には「熊㙒神社」の神額が掛かります。

左の柱に「町切氏子中」、右の柱には「文政十三年庚寅二月吉辰」の刻銘が入ります。

石段参道途中に建立されている「相知四国第五十三番霊場札所(左)」と御仏堂。

石段参道を上り上がった先の境内に建立された、瓦葺き流造の社殿。

向拝下の様子。

社殿の向拝下には肥前狛犬一対が奉納されています。風雨に晒されながらも社殿を守り続ける健気な姿はいつもながらに感動します。

向拝があるせいか、屋外であっても目や耳、脚の彫りなどの風化の度合いは少ないようです。とは言え、やはり口を開けている阿形の顎の部分には欠損が見られます。

社殿の中に安置されている木像の本殿。本殿には鏡が置かれています。

社殿。

熊野神社から北西80mほどのところに祀られている天満宮と天照皇大神宮の石祠。

「昭和二年七月吉日 産子中」の刻銘が入ります。

「帰命尽十方無礙光如来」。

日露戦没記念碑。

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