第12話 ライバル番組登場

 そんな甘えた事が許されるわけがなく、今日もミッドナイト・フライデーの放送日を迎えている。
(もう、ヌードにはなりたくない!)そう思いながらスタジオ入りすると「着替えて下さい!」スタッフの用意したバスガイドの制服を着込んでいく2人だ。

 そこに、見覚えのある顔の女性が入ってきたが、女性の頬から涙が流れている。
「はい、着替えて!」スタッフから渡された制服を受け取り、服を脱いでいくが(あれは井田美佳さんだわ!)驚く咲代と悦子だ。

 「恥ずかしがってどうする。スッポンポンになって度胸をつけろ!」プロデューサーの声がスタジオに響いていく。
「わかりました…」泣きながら下着を脱ぎ、生まれたままの姿になると「ヘアは剃れと言って置いたはずだ。仕方がない、ADやれ!」怒鳴る声が響いていく。

 「剃らないで下さい。お願いですからヘアだけは許して下さい!」乳房を揺らせながら股間を両手で隠すと「ヘアがテレビに流れたら俺が首になるんだ。首はお前だけでいい!」その言葉に美佳は大声で泣き出した。

 「ねえ、何があったの?」何も知らない悦子と咲代がスタッフに尋ねた。
「ああ、井田美佳ね。彼女『報道19』を降ろされたんだ、人気が出なくてね」
「それでここに?」
「そうだよ。これからは3人でストリップニュースをするんだ」その間にも美佳の絨毛がADによって剃られてピンクの割れ目が露になってきた。

 「美佳のオ○ンコが見えるぞ!」スタッフ達は美佳の淫裂を食い入るように見つめており(私も、ああされたんだ…)2人も同情の目で見ている。
美佳は全裸をスタッフに晒すと「挨拶はどうした。新入りはオッパイとオ○ンコを触らせるのがしきたりなんだぞ!」

 「できません。そんな事!」
「だったら、直ぐに首だ。お前はここしかないんだ!」プロデューサーの無情な声が響いて「井田美佳です。よろしくお願いします」両手を下げ、乳房と淫裂を晒す。
「いい心がけだ!」プロデューサーは両手で乳房を掴み、揉んでいくが美佳は涙を流しながら黙ったままだ。

 「ここもいい感じだな」乳房を掴んだ後、淫裂を触っていくが美佳の太股が震えている。
「よし、スタッフにも挨拶しろ」
「は、はい」こうして、美佳はADやスタッフ達に乳房と淫裂を触られ、渡された制服を着込んでいく。
勿論、あの短冊も身につけていた。

 そして、放送が始まった。
「こんばんわ、ミッドナイト・フライデーの時間となりました」いつものようにバスガイドの制服を着て話していく悦子と咲代だ。

 「今夜から、仲間が加わりました。井田美佳さんです」井田のアップが映ると「井田美佳です。今夜から頑張ります。まずはストリップニュースからです」顔をこわばらせながら美佳はニュースを読み上げて上着を脱いでいく。
同様に、悦子、咲代と交互に脱いで、3人は乳房を揺らして立っている。

 「内閣の支持率が史上最低の8%になりました」読み上げた美佳は体を震わせながらスカートのファスナーを下げた。
目が真っ赤で今にも泣き出しそうな美佳の下半身が露になっている。
淫裂を短冊で隠しているが、これが美佳がテレビで見せた初めてのヌードだ。
悦子と咲代も読み上げて、3人は股間を小さな布で隠した全裸になった。

 一旦、コマーシャルが入ると美佳が泣き出した。
「いや、もういや。できない、ヌードなんて!」泣く美佳に「甘えるな、裸がイヤなら辞表を書け!」プロデューサーの激しい言葉が飛んび「やりますヌードで…」涙を手で拭き、乳房を揺らせている。

 「もうすぐ始まりますから、顔を拭いて下さい」スタッフがタオルを美佳に渡し、美佳は顔を拭いて本番に備えていると「次は体験レポートです」指示が出て、悦子と咲代の顔が引き吊った。
(素っ裸のゴルフが流される…きっと性器が写っているはず…)強張る2人だ。

 「もうすぐ、コマーシャルが終わります。10秒前!」カメラの前に立つ悦子と咲代だ。
「キュー!」「私たちがゴルフに挑戦してきました、スッポンポンゴルフです」笑顔の2人で、あの時撮ったビデオが流された。
全裸のゴルフが終わるとミニドラマが放送され、犯されるシーンがリアルだった。 

 「いいね、これはいいよ。ここなら使えるよ」テレビを見て叫んだのはJHKのライバルであるNBSテレビ局社長の渡辺信也だ。
渡辺は深夜番組の新番組を考えていたが、いい考えが思いつかなかい。

 「内もお色気で勝負だ。とりあえず、裸になりそうな女子アナを捜せ。いなかったら無理にやらせろ!」渡辺の一言でNBSでも土曜日にヌード番組を始めるのが決まり、早速広告を流した。
それはJHKの役員にも知られて「ライバル出現か。とにかく、相手の番組を見てみないとな」役員達はNBSの新番組を見守ることにした。

 そして、NBSの新番組が土曜日の夜に放送が始まった。
「皆さんこんばんわ。ラブラブタイムが始まりました」普通の服を着た女子アナが笑顔で話している。

 そして「皆さんのリクエストストリップです。何を脱いで欲しいかここに電話して下さい」画面に電話番号が流されると、直ぐに電話が鳴って「はい、司会の新藤です。何から脱いで欲しいのですか?」「勿論、スカートからです」電話の声は若い男性のようだ。

 「最初はスカートです」腰に両手を掛けて脱いでいく。
そして、次々とリクエストされ「ぱ、パンティを脱いで!」興奮した声が聞こえる。
「わかりました」今にも泣き出しそうな顔でパンティに手を掛け「危ないから、ここは隠します」股間にスタッフが両脇からタオルで覆う。

 それが返って刺激的で(パンティを脱いでる…あそこがオ○ンコだ!)そんな思いを知ってか、パンティが足から抜かれていく。
「脱ぎました」パンティを置くと、急いで両手を股間にやった。
それと同時にタオルが取られ、下半身が丸だしになって股間を両手で覆っている。

 電話が鳴り続けて「両手をあげて!」遂にでた。
「ご、ご免なさい、それは放送できないの。ここを見せたら私、首になってしまうの」
「だったら、ブラジャーしかないよ」
「そうですよね。ブラジャーですか」司会は振り返り、背中をテレビに向けて尻が映った。

 「脱ぎます」背中に両手を回してホックを外し、ブラジャーを脱ぎ終え股間を押さえて振り向いた。
「もう脱ぐのがありません。リクエストストリップでした」乳房が恥ずかしさで震えている。
番組ではそのほかにも、ヌードのヨガ体操などを放送した。

  翌日「あちらは視聴者参加番組か、これは手強いぞ!」テレビを見たJHKの役員が叫んだ。
「そうだ、これは手強いぞ。内も視聴者参加で行かないとな」役員会で話されている。

 「どうでしょう。こちらは脱ぐ女子アナを視聴者に選んでもらうのは?」寺田が提案した。
「裸になるかな。何人くらい並べるんだ。裸になる女子アナを?」
「毎回、5人です。その中から2人を選びます。1回に脱いだ女子アナは抜けて次回は別な女子アナが入ります」

 「と、いうことは女子アナの全員が裸になるのか?」
「既婚者以外は皆が裸になってもらいます」
「無理だ、できないよ。そんなことは…」
「やれます。女子アナの弱みを握れば!」

 「どうやってだ?」
「隠しカメラです。それが裏ビデオに流れるかのように細工します」思わぬ提案がなされ「わかった。早速掛かりたまえ。時間がないから急ぐんだ!」決定した。
「早速掛かります」

 それから1週間が過ぎた。
JHKの役員室に一人の女子アナが呼ばれ「こんなビデオの売り込みがあったよ」役員がビデオを再生すると「いやー!」悲鳴が上がっていく。

 悲鳴をあげた女子アナの瞳には、パンティを下げて股間が丸だしの姿が映っていた。
それは自分の姿で、パックリ割れた淫裂から尿が吹き出している。
「消して。お願いですから」女子アナが泣き声で言うと「これを押さえるのに2千万掛かった。その償いをしてもらわないとな」社長が言う。

 「何をすればいいんですか?」泣きながら言うと「簡単だ。ミッドナイト・フライデーに出演してもらいたい」その言葉に「いや、ヌードはいやー!」泣き声が大きくなった。
「これを押さえるのはやめた。裏に流れても仕方ない。辞表を用意してくれ!」これでは一種の脅迫だ。
しかも、巧妙に行われた脅迫だ。

 「出演します、ミッドナイト・フライデーに…」女子アナは泣きながらそう言うしか道が残されていない。
「ありがとう。その代わり、このビデオは裏に流れないように責任を持って対処するよ」
「でも、ヘアを出すのだけは許して下さい。オッパイだけなら我慢します…」

 「それだけじゃだめなんだ。ヘアを剃って、ギリギリにならないと」その言葉に項垂れる女子アナに、社長はフォローを忘れてなかった。
「それに、ヌードになったらギャラもアップしてあげるよ」こうして、JHKの独身女子アナの全てがヌードになることを承知した。
しかも、自分から望んだものではなく策略によって。

 その女子アナが恐れていた金曜日になった。
「井上君に広瀬君。今日はミッドナイトフ・ライデーを頼むよ」芸能部長の寺田が指名すると「わかりました…」元気のない返事だ。
その声に(良かった、ヌードは逃れた。でも、必ずヌードにされる…)名指しを逃れた女子アナはホッとしている。

 指名された井上と広瀬が泣きそうな顔で放送が行われるミッドナイト・フライデーのスタジオに入ると「お、新人か。ここにはしきたりがあるんだ。まず、素っ裸になって挨拶するんだ!」告げられた。

 「そんなの、いやー!」顔を両手で押さえ泣き出す井上と広瀬だが「イヤなら、やめてもいいぞ。でも後の責任は取らないからな」芸能部長の寺田が顔を出して脅す。
「わかりました…」2人の女子アナは着ている服を次々と脱いで下着姿になった。

 それでも、体を震わせながらパンティを脱ぐと2人の股間には絨毛が生えてない。
事前に言われ、自分から剃ったからピンクの淫裂が丸見えになっている。
(恥ずかしい、性器を見られるなんて!)2人はブラジャーを脱いで生まれたままの姿になった。

 「そうだ。これがしきたりだ!」乳房と淫裂を触っていくプロデューサーに「よろしくお願いします」挨拶するが、目から流れた涙が頬を濡らしている。
その後2人は、スタッフに代わる代わる乳房と淫裂を撫でられた。

 やがて、「関係者以外は出て下さい」放映が迫ったのを告げ、ドアが締められ秒読みが始まり「5、4、3、2、1、キュー!」放送が始まった。

 「皆様、ミッドナイト・フライデーの時間が始まりました」悦子と咲代が話してから「今夜から皆様がお望みでストリップニュースをします。お電話を下さいね」電話番号がテレビに流され、それと同時に電話が一斉になっている。

 「あなたは誰がお望み?」視聴者から要望を聞くと、初出演の井上と広瀬が指名されて(いや、ヌードはいやー!)今にも泣き出しそうな顔だ。
「ご指名ありがとうございます。それではストリップニュースです」井上と広瀬はニュースを読み、服を脱いでいく。

 勿論、ブラジャーも脱いで、形こそ違うがまだ若い2人の乳房が初々しい。
恥ずかしさで2人の乳房は鳥肌が立ち、乳首も大きく膨らんで(恥ずかしい。オッパイとあそこが見られている!)目が真っ赤に充血している。
こうして2人は淫裂を短冊で隠すだけの姿をテレビに流された。

 ストリップニュースが終わった。
泣き崩れていく井上と広瀬は「いや、もういや。ヌードになりたくない!」スタジオの片隅で乳房と股間を押さえ、うずくまって泣いていた。
その一方、カメラの前で乳房を揺らせ、話をしている悦子達3人だ。